数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(1) 美しい新任教師

2016-02-07 17:18:53 | 漫画のシナリオ
(1) 美しい新任教師

四百字詰原稿用紙換算16枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。
注、学校での女生徒の服装は半袖カッターにミニスカート。男子は半袖カッターにズボン。

登場人物

北条愛(17)170㎝。2年生。主人公。
 長い髪を後ろで束ねた華奢な美少年だが、顔に優しさが滲み出た美少女そのものである。性同一性障害だが3話目から上品な美少女に変身する。

岩城修一(17)170㎝。2年生。
超匂いフェチ。情に厚く恐ろしく喧嘩が強いが二枚目ではない。

桜田優子(25) 170㎝。
2年2組の担任教師で超匂いフェチ。上品かつ妖艶で超グラマーな美人。

北倉エミ(17)165㎝。2年生。
ショートヘアーのキリッとした美人でクラスのリーダー的存在。

N=ナレーション

   高校の校舎の外観に修一のN
N『安西高校2年2組に女盛りが匂いたつような超美人教師が赴任してきた』

   同、教室

注、優子の服装は半袖ブラウスにミニタイトスカート

   教室の天井の絵に優子の声、
  「日中戦争とは昭和12年から20年まで大日本帝国と中華民国の間で行われた戦争でありーー」

   優子の艶めかしいふくらはぎのアップ。
              
   生徒の間を歩きながら本を読んでいる(無音)優子の後ろ姿にN
N『はぁ、はぁ・・・うぅ、たまんねえ・・・』

   ハイレグパンツの線が透けた尻のアップに、
N『パツパツに張りつめた艶かしい太腿からエロフェロモンをムンムン発散させてて・・・』

   スカートの下から股間を煽って描いた絵に、
N『スカートの中にこもった淫靡な匂いを想像したら発狂しそうになっちまう・・・』

   本を読む優子の美しい顔のアップに、
N『この人と一発ヤレたら俺は死んでもいい・・・』

   生徒達、優子の美貌にうっとり見惚れている。

   一番後ろの席で、うっとり優子を眺めて机の下で自慰をし、
修一「ううぅ・・・・」

   修一の一m前に来た優子が、
優子「じゃあ岩城くん、続きを読んでみて」

   欲情して勃起をシコリながら、
修一「う、うぅぅ、せっ、先生、もうちょっとスカートを上げてくだひゃい~」

  全員、修一を見てあ然とする。

   赤面して本で修一の頭をバシッと叩き、
優子「やっ、やめなさい。授業中になんて馬鹿なことを」

   修一、優子のスカートを「ガバッ」とまくって股間にむさぼりつく。

優子「キヤーッ」

   修一、押し倒した優子のパンツを股の下までずらす(陰毛が露わになる)。

優子「ひっ、やめてっ」

   全員あ然。

   修一、優子にのしかかってクイクイ腰を押しつける。

   修一の前の席の男Aが、
男A「やべっ、入る・・・」

   その様子を愛が悲しそうに見ている。

優子「は、放してっ、だれか助けてーーっ」と暴れるが、修一は優子にしがみついて必死に腰を突きたてる。

修一「うっ、出・・・」

  全員、凍りつく。

修一「うぐぅ」と呻いて太腿とパンツに精液を飛び散らせる。

   涙顔であ然としている優子の肩にカクッと顎を落とし、
修一「入口で果てたけど人生で最大の快感だった・・・」

   突然エミに教科書で頭をバシンッとひっぱたかれ、
修一「いでっ」

エミ「あんた、本当にバカじゃないの?信じらんないわ」

修一「いっでーっ、お前、本気で叩いてくれたよな?」

  再度「バシーーン」とひっぱたき、
エミ「死ねっ。私を視界に入れないで。身体が腐る」

   床に伏した優子を抱き起こし、
エミ「先生、大丈夫ですか?・・・」

優子「ううぅ、太腿とパンツにまで飛び散って気持ち悪い・・・」

エミ「私の生理用のショーツでよかったら身体が腐るまえに履き替えてください」

   エミに詰め寄り、
修一「あのなあ、さっきから人を・・・」

エミ「ストーップ。息がかかる。それ以上近寄らないでっ」と修一を制止したとき「キーンコーンカーンコーン」とチャイムが鳴る。

修一「まっ、いいか」ときびすを返し「今日も食堂でまずい定食でもかっ喰らうか」と出て行きかける。

   ハンカチに包んだ三段重ねの弁当を持ち、出口に向かう修一に恥ずかしそうに、
愛 「修一くん、お弁当を作ってきたんだけど、よかったら一緒に食べない? 」

修一「おっ、お前気がきくな。んじゃ天気がいいし屋上でピクニックとしゃれるか」

エミ「ちょっと愛くん、そんなヤツといっちゃダメ。犯されちゃうよ」

   修一、無表情でエミに歩み寄る。

    片方の掌を広げて遮り、
エミ「スッ、ストーップ。それ以上近寄るな、妊娠する」

エミ「どっちの手でこすった? 」

修一「(思わず右手を出し)こ、こっち」

   エミ、その手に消毒液をスプレーする。

修一「(呆れ)お前、いままで殴られた事がないだろ?」

エミ「当たり前じゃない」

   直後、頬をバシッと殴られてドサッと倒れる。
  
   全員あ然。

修一「愛、いくぞ」

   愛、頬を押さえたエミを見てとまどう。

優子「(修一を睨み)なんて事をするの、女に手をあげるなんて最低よ」

   膝をついてエミを抱き起こし、     
優子「北倉さん大丈夫?」

   おろおろする愛に、
修一「愛、来ないのなら俺一人で食堂で食うぞ」

愛 「う、うん・・・」と困惑しながら、弁当を持って修一の後を追う。

   エミ、ぼう然と頬に手を当てている。


   快晴の屋上の絵。

   ハンカチの上に広げた三つの可愛くて豪華な弁当のアップ。

修一「すげえ!これ全部お前が作ったのか?」

愛 「うん。おみそ汁もあるんだよ」

   横座りをした愛が嬉しそうにポットの味噌汁を注ぐ。

   胡坐をかいて座り、マジマジ愛を眺め、
修一(おみそ汁か・・・)

   美味そうに弁当をほおばり、
修一「うん、メチャうまっ」

  愛、嬉しそうに修一を眺める。

修一「お前、女に生まれりゃ良かったのに」

修一「身体もやたら女っぽいし、ひょっとしたら性同一性障害ってやつかもな」

   愛、驚く。

愛 「(頬を染め)本当いうとね・・・」
       
愛 「女の子が欲しかった両親は小学校まで僕に女の子の格好をさせてたんだよ」

修一「お前を見てたらそのせいだけじゃなさそうだけどな」

修一「本当は女なのに、間違ってチンポコをつけて出てきちまったんだよ」

愛 「(憂い顔で)僕もそんな気がする・・・」

修一「(ドキンとし)こら、そんな憂い顔をすな。マジ女に見えてくるじゃないか」

愛 「だれにも言わないって約束してくれる? 」

修一「おおっと、ものすごい秘密を打ち明けられそうでドキドキするわ」

愛 「(頬を染め)じつは、中二ぐらいから胸が膨らんできちゃって・・・」

修一「ブラをしてたりな」

愛 「(すまして)してる」

   ブッとご飯を飛ばし、
修一「ホントに?お前が買いに行ったのか?」

愛 「ううん、ママが買ってきてくれたの」

修一「おやじさん、ブッたまげてたろ?」

愛 「すぐに慣れた。今は帰ったら普通に女の子の格好をしてる。その方が落ちつくの」

愛 「(不安げに)ねえ、変だと思う?」

修一「ぜんぜん。女の格好をしたお前を見てみたいわ」

   気色を浮かべ、
愛 「ほんとにっ?今日家に寄ってく?」

修一「うーん、今日はダメだけど、この次はぜったい見にいく」

愛 「来る時は早めに言ってね。お部屋を片づけなきゃなんないから」

修一「(愛に見惚れ)ふっ、お前、ほんとに可愛いわ」

   顔を赤くして俯いた愛を見て、
修一「パクっと食っちまうぞ」

愛 「(頬を染め)食べて・・・」

   修一、ドキッと驚く。

修一「(うろたえ)ごちそうさん。時間がきたら起こしてくれ」と横になる。

   愛、修一の頭に膝でにじり寄る。

   修一の頭を持ち上げて膝枕をする。

   修一の寝顔をうっとり見つめる。

修一「(目を閉じたまま)お前、いい匂いがするな・・・」

愛 (シャネルの5番・・・)と頬を染めて呟く。

愛 (僕が女子だったら今すぐ告白するんだけど・・・)

   愛、目を開いた修一と目が合いポッと赤面する。

修一「なに赤くなってんだ?」

愛 「(恥じらい)うぅん、別に・・・」

修一「胸を触ってもいいか?」

愛 「(少し驚き)え・・・」

愛 「・・・ちょっとだけなら」と頬を染めてシャツのボタンを外す。

   修一、ブラを見てツバを飲む。

   修一が両手でブラを下にずらしたら洋ナシのようにツンと上を向いた乳房がゆさっとこぼれ出る。

修一「・・・すっげえ」と乳房を握られて愛 が「うぅ・・・」と小さく喘ぐ。

   乳房を優しく揉みながら胸に鼻を埋め、
修一「なんていい匂いなんだ・・・」

   乳首を舐められビクンと震え、
愛 (あぁぁ・・・)と切なげに喘ぐ。

修一「ミルクのような匂いが・・・切なくなるような匂いに変わってきた・・・」

   愛、修一の股間が勃起してるのを見て頬を染める。

   修一が唇を近づけると愛が目を閉じる。

   キスしたまま修一のズボンの上から勃起に触れ、
愛 (すごい、カチンカチン・・・)

   修一、キスしたまま愛を押し倒す。

   修一に闇雲に腰を突き立てられ、
愛 (はぁ、はぁ、愛が女なら・・・させてあげられなくて御免ね・・・)と目尻を濡らす。

愛 「(切なげに)そろそろ戻らないと・・・」

修一「(胸を喘がせ)そ、そうだな・・・」

   修一が名残惜しげに愛の耳たぶを軽く噛むと愛は電流に打たれたような衝撃を受ける。


   同、教室

   教室の天井の絵にエミの声、
  「えー、今年の学園祭はーー」

   黒板の前に立ち、
エミ「ジャーン、男子による女装コンテストを行う事になりました」

   生徒が口々に、
男子「オーーッ、そりゃ面白そうだ」

女子「だれが出るのかしら?」

女子「そりゃ愛君に決まってるじゃん」

エミ「でっ、うちのクラスからは誰を推薦するか聞くまでもありませんがー」

女子「もち、愛君を推薦しまーす」

男子「おうっ、愛なら優勝間違いなしだぜ」

男子 「一回でいいから愛の女装を見たかったんだ」

   愛、恥ずかしそうに頬を染めて俯く。
 
   頬杖をついて愛を眺め、
修一(あのままイってたらどうなってたんだろ・・・)

   愛の膨らんだ胸のアップに修一のN『マジで女に思えて来たわ・・・』

エミ「はいっ、では2組の代表は北条愛くんに決定しましたー」

一同「異議なーーし」


   夜、優子宅マンションの外観。

注、住居は新築の十階建て1Kマンションの五階の角部屋。玄関を入って右にトイレ、その隣に洗面所兼風呂があり、左側はIHキッチン。扉の向うは十五畳のリビングで幅一間のクローゼットがあり、テレビ、二人用テーブル、机(ポーズ・サウンドリンクミニとPCが置いてある)、ベッドがあるのみで整然と片付いている。

   同、室内

   リビング天井のシーリングライトの絵。

   ノースリーブにミニの優子が机に座って本を読んでいる。

   ノースリーブの縁からブラの線が見える絵に、
  「・・・」

   怒りの籠った顔でバタンと本を閉じ、
優子(ダメッ!あのエロガキのせいで全然頭に入んないっ)

   頬杖をついて宙を見つめて呟く、
  (こんな時は・・・)

   立ちあがってスカートをまくり下着を露わにする。

   椅子に掛けパンツの縁から指を入れ、
優子(一回イってスッキリしないと・・・)

   ぐちゅ、ぐちゅ音を立てていじる。

   濡れた指をうっとり嗅いで、
優子(ああ、なんていやらしい匂い・・・)

   尚もうっとりして自慰してるとチャイムが鳴る。

   室内の扉の方を見て、
優子(こんな時間にだれかしら・・・?)

   スカートの裾を直しながら玄関にゆく後ろ姿。

   覗き穴を覗くとTシャツとズボン姿の修一がぼーっと立っている。

   驚いて覗き穴から目を離し、
優子(ひっ、なんでアイツが・・・)
    
優子「(ドアの内側から)なんの用なの?用事なら明日学校で聞くから帰りなさい」

   困り果てた顔で、
修一「分からない所があって明日の予習が出来ないんです」

優子(見え透いた事を。予習ってガラじゃないでしょうに)

優子「ダメッ。何と言おうとダメッ。帰りなさいっ」

修一「(切なげな顔で)本当は謝りたくて来たんだ」「俺、先生の魅力にまいちゃって・・・馬鹿な事して御免なさい」

優子(・・・こいつ、Gスポットを突いてくれるじゃない。わざわざ謝りに来たんだから、お茶位なら・・・)

   内側からガチャッと鍵の開く音がし、
修一(しめた)とニンマリする。

     つづく

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ごあいさつ     | トップ | 愛がイク(2) 香水 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

漫画のシナリオ」カテゴリの最新記事