(153)秘密兵器
四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
桜田優子(25) 170㎝。超グラマーな美人
北条愛(17)2年生。修一と同クラス。170㎝。
里香(17)2年生。修一と同クラス。165㎝。上品かつ清楚な美人でアニメ声。
真菜(18)3年生。180㎝の上品な美人。
石川翔(17) 2年生。修一と同クラス。170㎝で痩身、大富豪で黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。
中西組、組長(50)不気味な悪相
幹部B、C(共に40)悪相
その他、子分5名
N=ナレーション
「ガズッ」と椅子もろとも組長の頭頂部から股まで真っ二つに切り下した絵の大ゴマ。
優子達驚愕。
うっとりし、
石川「なんて見事な真っ向唐竹割り。椅子もろとも両断しちゃうなんて・・・」
B、C共に腰を抜かし、
「く、組長・・・うそでっしゃろ・・・?」
両断された身が左右に割れてドサッと二分割された組長に憤怒の形相で、
修一「おどれかーっ!くそ生意気に俺を呼び出しやがったんは」
修一、ふと刀が刃こぼれしてるのに気づく。
わずかに刃こぼれしてるのを見て、目が飛び出んばかりに驚愕し、
修一「ぎええええ、おれの伝家の宝刀が・・・」
半泣きし、
修一「は、刃こぼれしちょる・・・」
半泣きでしょんぼり刀を見つめ、
修一(今子のお爺ちゃんに頼んだら砥ぎ屋を紹介してくれるじゃろうか・・・?)
真菜らと共にあ然と組長を見て、
優子「人間の二枚おろしを初めて見た・・・」
他の子分らを憤怒の形相で睨み、
修一「こうなったら刃こぼれついでにおどれらも二枚におろしちゃる」
共に腰を抜かして驚愕し、
C 「げーっ」
B「ま、まて、じゃなかった、まって下さい」
刀を振り上げた修一の前に両手を広げて立ち塞がり、
優子「修ちゃん、ストップ!」
優子が修一を止めたのでほっとし、
B (や、やっぱり年喰うとるだけあってこの姉ちゃんは理性的じゃわ。助かった・・・)
優子「こいつらは私達で分け合うから修ちゃんは手出ししちゃだめ」
B (えっ、こんな美女らとヤラせてもらえるんか?・・・)
優子「里香ちゃんは外の2人をやったからもういいわね」
里香「はい」
B (えっ、外のやつら、こんな可愛い子とヤッたんか・・・?)
優子、愛、真菜が顔を寄せ合い、小声で、
優子「いい?せーので一斉にやっちゃうからね」
愛、真菜がまなじりを決して頷き、
「はいっ」と応える。
三人声を揃え、
「こいつらを殺っちゃえー!」とスカートをめくるとB1が一斉に飛び出す。
室内にいる5人の子分たちに三匹のB1が一斉に襲い掛かる。
「うっ」と刺された首を押さえながら5人が次々と一瞬で倒れる。
死体を満足げに眺め、
優子「悲鳴をあげる間すら与えないなんて・・・」
掌に戻ってきたB1の頭を愛しげに撫で、
優子「よくやった、君はマジで最強だね」
両手を腰に当てて(B1は肩に止まっている)即死した5人を見下し、
優子「それにしても呆気なさすぎー」
優子「せっかくみんなが集まったのに時間を持て余しちゃったわね」
石川「先生、無人島にぼくの別荘があるんですが、これから行きませんか?」
優子以外の女達が歓喜し「いくいくー」と跳びあがらんばかりに喜ぶ。
ぎゅううと石川の顔が乳房に埋まるほど抱きしめ、
優子「君みたいなオールマイティーな生徒をもって先生幸せ。もちろん行くわよ」
上空で並んだA5とアパッチ、屋敷を見おろし、
修一「後々のために証拠を隠滅しとかにゃのう」
石川「この機のミサイルじゃ威力がありすぎるから修ちゃんお願い」
修一「OK」「下方の屋敷をロックオン」と言うとメットが『了解』と応える。
「ピピピピ」音と共に、風防に屋敷をロックオンしたマークが映し出される。
後ろから修一の肩に顎を乗せて興味津津に覗き込み、
優子「いったい何が始まるの?」
車体前部に大口径のライフル弾位の超小型ミサイルの射出口が開口する。
修一「発射!」と命じるとミサイルが「シュポッ」と発射され、くねりながら屋敷に飛翔してゆく。
「シュパ」と命中音と同時に閃光がはしる。
屋敷が霧散し、広範囲に地面が5センチえぐれ一片の残骸すら残ってない。
あ然とそれを見下し、
優子「すごい・・・」
愛と真菜もぼう然としてA5から見おろす。
優子「ねえこのバイクが5、6台あったら、何かと日本にいちゃもんをつけて来る国なんか亡ぼせるんじゃないの?」
修一「(頷き)俺もそう思うて毎日頭の中でシュミレーションしちょるんよ」
行き交う船舶もなく見渡す限り水平線しか見えない海上50mの上空をA5とアパッチが並んで飛行している。
海上を見下し、
優子「もう随分飛んでるけど別荘ってどこにあるのかしら?・・・」
優子、海上を二隻のボロ漁船が航行してるのに気づく。
優子「ねえ見える?あのボロ船、日本の漁船とは思えないけど、密航船じゃないの?」
A5に乗った女達が下方を見下し、
真菜「え、どこどこ?」
修一「下方の船をズーム」というとメットの耳部から「了解」と応答。
アパッチの底部に取り付けられた小型高性能カメラが漁船に向かって動く。
アパッチの風防に映し出された漁船の先端部にハングル文字が書かれている絵のアップに修一の声「ほおう、やっぱりのう・・・」
修一「こおやって密航したクソ共が日本人を装って残虐な犯罪を犯しよるんよのう」
アパッチに気づいたツリ目の乗組員達がアパッチを指さし叫びあってるのがスクリーンに映る。
修一「おどれらを日本に一歩たりとも上陸させてたまるか!」
修一「下方の二隻のボロ船をロックオン」と言うとメットが『了解』と応え、「ピピピピ」音と共に、風防にボロ船をロックオンしたマークが映し出される。
修一「発射!」と命じると二発のミサイルが「シュポッ」と発射される。
ミサイルがくねりながらボロ船に飛翔してゆく絵に修一の声「あの世にいきさらせ」
「シュパ」と命中音と同時に閃光が走る。
ボロ船が霧散し、一片の残骸すら残ってない。
それを見下し、
優子「あんな綺麗に霧散しちゃったら魚のエサにもなんないわね」
そのとき「ピピピピ」とアラームが鳴り響き「敵にロックオンされました」と修一と優子のメットの耳部に音声が流れ、優子が驚く。
焦って何も見えぬ後方を見回し、
優子「えっ、ロックオンってなに?どういう事?」
真っ黒に塗装した2機のミグ29が風防に映ってるのを見て平然と、
修一「ミグ29か、ボロ船に護衛機がおったようじゃのう」(とゆう事はスパイ船やったゆう事か・・・)
A5のコクピットから「ピピピピ」とアラームが鳴り響いたので女達が驚いて上空や後方を見回し、
里香「えーっ、戦闘機にロックオンされちゃったってこと?」
石川「(微笑み)みたいだね。こんな経験はめったにできないでしょ?」
石川「あいつらを撃墜する前にミサイルが横をかすめるのを見たくない?」
すがるような目で、
真菜「絶対に撃墜されない自信があるからそう言ってるのよね、そうよね?」
石川「(微笑み)まあ見てて下さい、僕がみんなを危険な目に合わせる訳がないでしょ」
戦く優子のメットの耳部に石川の声、
「先生、あっという間に通り過ぎちゃうから動画を取ったらどうですか?」
焦ってスマホを取り出し、
優子「そ、そうよね、ミサイルで狙われるなんて滅多に経験できないものね・・・」
遥か彼方に見えるアパッチとA5を追尾する二機のミグを後方から描いた絵。
A5が停止し、追尾機に相対するようにゆっくり方向転換する絵に石川の声、
「修ちゃん、敵機の正面に向かって方向転換するよ」
空中に停止したまま方向転換し、
修一「了解」
二機のミグからミサイルが発射される。
スマホを構えた女達が驚愕し、
里香「きゃあああ、マジで打ってきたーっ!」
横に並んでるアパッチを見て、
石川「修ちゃん、アクセルの横に赤いボタンがあるのを確認して」
赤いボタンを見て、
修一「はい、赤いボタンを確認しました。どうぞ」
石川「僕がスイッチオンと言ったら同時にそのボタンを押してね」
石川「強力な電磁波が照射されてミサイルの電子回路を誤作動させちゃう装置なの」
修一「了解しましたー」
向かって来るミサイルに対面したアパッチとA5を背後から大ゴマで描いた絵に修一の呟き、
(そんな武器を搭載しちょるとは、言われんにゃ永遠に知らんままじゃったぞ・・・)
つづく
四百字詰原稿用紙換算11枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
桜田優子(25) 170㎝。超グラマーな美人
北条愛(17)2年生。修一と同クラス。170㎝。
里香(17)2年生。修一と同クラス。165㎝。上品かつ清楚な美人でアニメ声。
真菜(18)3年生。180㎝の上品な美人。
石川翔(17) 2年生。修一と同クラス。170㎝で痩身、大富豪で黒縁メガネをかけた品のいいイケメン。
中西組、組長(50)不気味な悪相
幹部B、C(共に40)悪相
その他、子分5名
N=ナレーション
「ガズッ」と椅子もろとも組長の頭頂部から股まで真っ二つに切り下した絵の大ゴマ。
優子達驚愕。
うっとりし、
石川「なんて見事な真っ向唐竹割り。椅子もろとも両断しちゃうなんて・・・」
B、C共に腰を抜かし、
「く、組長・・・うそでっしゃろ・・・?」
両断された身が左右に割れてドサッと二分割された組長に憤怒の形相で、
修一「おどれかーっ!くそ生意気に俺を呼び出しやがったんは」
修一、ふと刀が刃こぼれしてるのに気づく。
わずかに刃こぼれしてるのを見て、目が飛び出んばかりに驚愕し、
修一「ぎええええ、おれの伝家の宝刀が・・・」
半泣きし、
修一「は、刃こぼれしちょる・・・」
半泣きでしょんぼり刀を見つめ、
修一(今子のお爺ちゃんに頼んだら砥ぎ屋を紹介してくれるじゃろうか・・・?)
真菜らと共にあ然と組長を見て、
優子「人間の二枚おろしを初めて見た・・・」
他の子分らを憤怒の形相で睨み、
修一「こうなったら刃こぼれついでにおどれらも二枚におろしちゃる」
共に腰を抜かして驚愕し、
C 「げーっ」
B「ま、まて、じゃなかった、まって下さい」
刀を振り上げた修一の前に両手を広げて立ち塞がり、
優子「修ちゃん、ストップ!」
優子が修一を止めたのでほっとし、
B (や、やっぱり年喰うとるだけあってこの姉ちゃんは理性的じゃわ。助かった・・・)
優子「こいつらは私達で分け合うから修ちゃんは手出ししちゃだめ」
B (えっ、こんな美女らとヤラせてもらえるんか?・・・)
優子「里香ちゃんは外の2人をやったからもういいわね」
里香「はい」
B (えっ、外のやつら、こんな可愛い子とヤッたんか・・・?)
優子、愛、真菜が顔を寄せ合い、小声で、
優子「いい?せーので一斉にやっちゃうからね」
愛、真菜がまなじりを決して頷き、
「はいっ」と応える。
三人声を揃え、
「こいつらを殺っちゃえー!」とスカートをめくるとB1が一斉に飛び出す。
室内にいる5人の子分たちに三匹のB1が一斉に襲い掛かる。
「うっ」と刺された首を押さえながら5人が次々と一瞬で倒れる。
死体を満足げに眺め、
優子「悲鳴をあげる間すら与えないなんて・・・」
掌に戻ってきたB1の頭を愛しげに撫で、
優子「よくやった、君はマジで最強だね」
両手を腰に当てて(B1は肩に止まっている)即死した5人を見下し、
優子「それにしても呆気なさすぎー」
優子「せっかくみんなが集まったのに時間を持て余しちゃったわね」
石川「先生、無人島にぼくの別荘があるんですが、これから行きませんか?」
優子以外の女達が歓喜し「いくいくー」と跳びあがらんばかりに喜ぶ。
ぎゅううと石川の顔が乳房に埋まるほど抱きしめ、
優子「君みたいなオールマイティーな生徒をもって先生幸せ。もちろん行くわよ」
上空で並んだA5とアパッチ、屋敷を見おろし、
修一「後々のために証拠を隠滅しとかにゃのう」
石川「この機のミサイルじゃ威力がありすぎるから修ちゃんお願い」
修一「OK」「下方の屋敷をロックオン」と言うとメットが『了解』と応える。
「ピピピピ」音と共に、風防に屋敷をロックオンしたマークが映し出される。
後ろから修一の肩に顎を乗せて興味津津に覗き込み、
優子「いったい何が始まるの?」
車体前部に大口径のライフル弾位の超小型ミサイルの射出口が開口する。
修一「発射!」と命じるとミサイルが「シュポッ」と発射され、くねりながら屋敷に飛翔してゆく。
「シュパ」と命中音と同時に閃光がはしる。
屋敷が霧散し、広範囲に地面が5センチえぐれ一片の残骸すら残ってない。
あ然とそれを見下し、
優子「すごい・・・」
愛と真菜もぼう然としてA5から見おろす。
優子「ねえこのバイクが5、6台あったら、何かと日本にいちゃもんをつけて来る国なんか亡ぼせるんじゃないの?」
修一「(頷き)俺もそう思うて毎日頭の中でシュミレーションしちょるんよ」
行き交う船舶もなく見渡す限り水平線しか見えない海上50mの上空をA5とアパッチが並んで飛行している。
海上を見下し、
優子「もう随分飛んでるけど別荘ってどこにあるのかしら?・・・」
優子、海上を二隻のボロ漁船が航行してるのに気づく。
優子「ねえ見える?あのボロ船、日本の漁船とは思えないけど、密航船じゃないの?」
A5に乗った女達が下方を見下し、
真菜「え、どこどこ?」
修一「下方の船をズーム」というとメットの耳部から「了解」と応答。
アパッチの底部に取り付けられた小型高性能カメラが漁船に向かって動く。
アパッチの風防に映し出された漁船の先端部にハングル文字が書かれている絵のアップに修一の声「ほおう、やっぱりのう・・・」
修一「こおやって密航したクソ共が日本人を装って残虐な犯罪を犯しよるんよのう」
アパッチに気づいたツリ目の乗組員達がアパッチを指さし叫びあってるのがスクリーンに映る。
修一「おどれらを日本に一歩たりとも上陸させてたまるか!」
修一「下方の二隻のボロ船をロックオン」と言うとメットが『了解』と応え、「ピピピピ」音と共に、風防にボロ船をロックオンしたマークが映し出される。
修一「発射!」と命じると二発のミサイルが「シュポッ」と発射される。
ミサイルがくねりながらボロ船に飛翔してゆく絵に修一の声「あの世にいきさらせ」
「シュパ」と命中音と同時に閃光が走る。
ボロ船が霧散し、一片の残骸すら残ってない。
それを見下し、
優子「あんな綺麗に霧散しちゃったら魚のエサにもなんないわね」
そのとき「ピピピピ」とアラームが鳴り響き「敵にロックオンされました」と修一と優子のメットの耳部に音声が流れ、優子が驚く。
焦って何も見えぬ後方を見回し、
優子「えっ、ロックオンってなに?どういう事?」
真っ黒に塗装した2機のミグ29が風防に映ってるのを見て平然と、
修一「ミグ29か、ボロ船に護衛機がおったようじゃのう」(とゆう事はスパイ船やったゆう事か・・・)
A5のコクピットから「ピピピピ」とアラームが鳴り響いたので女達が驚いて上空や後方を見回し、
里香「えーっ、戦闘機にロックオンされちゃったってこと?」
石川「(微笑み)みたいだね。こんな経験はめったにできないでしょ?」
石川「あいつらを撃墜する前にミサイルが横をかすめるのを見たくない?」
すがるような目で、
真菜「絶対に撃墜されない自信があるからそう言ってるのよね、そうよね?」
石川「(微笑み)まあ見てて下さい、僕がみんなを危険な目に合わせる訳がないでしょ」
戦く優子のメットの耳部に石川の声、
「先生、あっという間に通り過ぎちゃうから動画を取ったらどうですか?」
焦ってスマホを取り出し、
優子「そ、そうよね、ミサイルで狙われるなんて滅多に経験できないものね・・・」
遥か彼方に見えるアパッチとA5を追尾する二機のミグを後方から描いた絵。
A5が停止し、追尾機に相対するようにゆっくり方向転換する絵に石川の声、
「修ちゃん、敵機の正面に向かって方向転換するよ」
空中に停止したまま方向転換し、
修一「了解」
二機のミグからミサイルが発射される。
スマホを構えた女達が驚愕し、
里香「きゃあああ、マジで打ってきたーっ!」
横に並んでるアパッチを見て、
石川「修ちゃん、アクセルの横に赤いボタンがあるのを確認して」
赤いボタンを見て、
修一「はい、赤いボタンを確認しました。どうぞ」
石川「僕がスイッチオンと言ったら同時にそのボタンを押してね」
石川「強力な電磁波が照射されてミサイルの電子回路を誤作動させちゃう装置なの」
修一「了解しましたー」
向かって来るミサイルに対面したアパッチとA5を背後から大ゴマで描いた絵に修一の呟き、
(そんな武器を搭載しちょるとは、言われんにゃ永遠に知らんままじゃったぞ・・・)
つづく