人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

およそ10年後 タイヤ専門店イマージン解散式?

2023年02月17日 | 経営

今月23日は天皇誕生日で 

今生陛下は63歳になられます。

次の日24日は 私の誕生日で畏れ多くも天皇様と同年なのです。

 

今までは 年を取ることをあまり意識したことはありません、

身体的にも健康で来れたからでしょうが

会社の経営にたずさわる中で 

世代交代・事業承継が身近に浮上してきて

「ああ この問題に真剣に向き合わないといけないな」と 思うようになりました。

 

「いつまでも元気に働けばよい」と思うだけでは片手落ちです、

一緒に働いてくれる社員さんも高齢化する中で  

「ぼんやりでもいいからキチンと会社の未来を創造する時期に来たのだ」と思うようになったのです。

 

今から12年前 タイヤ商売の先行きの不透明感に対して

キーパー専門店へ進出することを 

第2創業と呼んで 祖業のタイヤ小売りから主力をこちらに移すことを目論みました。

それから12年です。

キーパー専門店の立役者高山部長も いつしか35歳になっていて

彼に運営権限を委ねる段階から卒業させ 

経営を委ねる時節に入ったのを感じています。

 

それも大事な進路ですが 

祖業のタイヤをどうするか? こちらの見込みを立てなければなりません。

「二番手線戦略・専門店戦法・ベテラン社員アナログ対応力」が

タイヤ専門店イマージンの考え方の基礎です。

その中で ベテラン社員対応力は 三人揃って一人前の思想です。

この三人のトリオが続く限り 

タイヤ専門店イマージンは運営可能でしょうが

一人でも欠けると成り立たない 余人をもって代えがたいのです。

ならば10年後に照準を当てて 

三人一緒に引退式をもって幕を閉じる

それまでは頑張って行こうの方針で一致していこうとまとまったのです。

 

10年後 今井73歳 武藤70歳 上村61歳 平均年齢68歳で・・・・・・・。

まともな計画です、タイヤ専門店イマージンは私ら1代限りで終了します。

アナログ商売の後継者育成は難しい問題で 

それなら始めから引退までを目標にするのを選択すれば悩まないでもいいのです。

 

それで会社はどうする?と言う質問に対しては

第2創業のキーパー専門店へ

経営も運営も委ねることが出来れば 

全部のステークホルダーさん

例えば 社員さん地主さん銀行さん取引先さんへ 

何らご心配をおかけすることもないうえに

タイヤ屋オヤジ3人衆以外は 

10年後もまだ若く脂がのってくる年代になるので

強き良きリーダーの下で団結し 

事業的にも成長期に入っていけると読みます。

 

スローな成長 ロングな雇用 スマイルなサービス業に育っていくイメージが湧きます。

名付けてSエスLエルSエス運営です。

タイヤ屋が「誕生期」として新しい苗を植えて育み 

新しい経営者が「成長期」として大地に根を張って成長させる 

イマージン初代タイヤ・二代目キーパーに変革する長いプロジェクトです。

キーパーにご縁を持ったのが2004年

キーパー専門店にご縁を頂いたのは2011年

そして2023年の決断は

タイヤのご縁は2033年で45年で一応の幕引きをする予言です。

 

何となく人生は終わりが来るのは知っているけどまだ先の事と思っていたのを

人生はまだ終わらなくても 老兵は去っていかねばならないので

社員として協力してくれる人や

事業承継に携わる関係者にも 

最後の時間を設定し そこから逆算して「今」すべきことを為してこうと思います。

 

老兵は去ることで 素晴らしい二代目が育つと確信するのです。

 

 

昨年から 岐阜県事業継承センター様のご指導で

継承にネックなることが多い 

いわゆる経営者の個人保証に関する問題を

国の制度によって借入金の一本化と 個人保証を外しさらに借入金利の低減が実行できました。

これによって10年後に 借入金0円の道筋に乗ることが出来ました。

引き継ぐ会社に借入金が多いと 次期経営者も二の足を踏むケースが多いそうですが

その懸念も解消できそうです。

 

 

未来は不確定です 

誰かが健康を損ねてしまったりして計画通り進まないことも勘案して

プランBの準備も チャンとしておかないとないりません。

その行動も水面下では行って アドバイスや動向を伺うことも。

社内構想と違って 相手様があることになるのでこちらは守秘義務を守ります。

 

老兵は去らねばありません

それが自分で作った会社だとしても 

公器であると認識して 後継者にキチンと渡して任務を全うする。

 

最後の10年 タイヤ専門店を運営しながら

会社の引継ぎを 

みんなに喜ばれながら全う出来れば 

これ以上の幸せはないと思います。

 

お客様にも喜ばれて 従業員さんにも喜ばれて 関係者にも喜ばれる幸せ!

10年後 その未来をイメージしています。

老兵は去ります。

その間は 一所懸命頑張ります!

 

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