人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

夏タイヤへ履き替え1号と新品スタッドレス装着 タイヤ専門店イマージン!

2023年02月05日 | タイヤビジネス

立春を過ぎて暖かい日曜日の今日

スタッドレスを外して夏タイヤへの履き替え第1号の仕事が舞い込みました。

2台のうち1台を夏タイヤへということで 

万が一の場合はもう1台を使うとのことです。

 

来週 南岸低気圧が進んで

「雪」の可能性を天気予報が言っていましたと

とりあえずお節介な一言を申し上げました。

 

 

その30分後 

前年秋に

手持ちの古いスタッドレスを装着したけど

新品スタッドレスに交換してください。と お客さんがご来店くださいました。

 

 

全く正反対の意向ですが 毎年この時期には起こります。

「まだ装着しないと」「もう外してもいいやろ」のせめぎ合いです。

株式投資の世界では「まだはもうなり もうはまだなり」と言うそうです。


ネット抜粋

意味

相場の歴史の中で語られてきた教訓や戒めとなる言葉を、簡潔にあらわしたものを相場格言といい、

この言葉も相場格言の一つです。 

市場参加者の多くがもうそろそろ底だろうと思ったときは、

まだ下値があるのではないか、反対にまだ下がりそうだと思っているときにはもう底なのかも知れない

という考えです。

 


 

人によって 思いが違う典型的な事例です。

 

タイヤ屋としては 

「まだ早いよね」と言われれば 3月になってから本格化します。と言い

「もういいよね」と言われれば まだ早いと思うけど お客様がよろしければ。と言います。

 

なんだか二枚舌のようですが 

天候降雪の事は分からないので

お客様の意向に沿うしかありません。

 

見方が違うことこそ 弱者が大切にすべきことです。

「大型量販店の方が タイヤは安い」と思っておられるお客様は多いのです。

一方では

「大型量販店が安いのはプライベートタイヤのみで メジャーメーカータイヤは高い」と

分析されているお客様も多いのです。

 

量販店信者客様(A)と 量販店不信者客様(B)と分けてみると

我々の店にお越しのお客様で 

Aのお客様が もし来店された時の対応は如何にすべきでしょう?

Bのお客様なら どういった対応がいいのでしょうか?

 

こんなことを思い巡らすのが商売人根性です

十人十色のお客様の思いがある中で

タイヤ専門店へ足を運んでくださるのは 

「タイヤ」を交換しなければならない時期が来ているのですから

「お客様をよくお聴きして最適な提案をして購入していただきたい」のです。

 

思い込みや独善を排除し 

「お客様の思いを知る」ことが重要です。

孫子は「相手を知り己を知れば 百戦危うからず」と記されています。

 

お客様の思いは多様ですので 

まずはお聴きする姿勢で相対し 

己の会話や技量が

独りよがりでないように謙虚さを持って接し

自信をもってお勧めを提案をすれば 

理解納得購入してくださるお客様は増えていくでしょう。

 

「夏タイヤへの交換はまだ早い」なんて言ってしまえば 

「お前に言われんでもわかっとる」と気分を損なわれるのは必定です。

そんなへまをしながら 

お客様の背景を知り

信頼を得ていくのが

タイヤ小売り商売の面白さです。

 

またまだ未熟であることを肝に銘じ 

謙虚さを失しなわず お客様にお聴きすることが会話の糸口です。

タイヤ小売店は会話が命です!

コメント
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