人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

「売れぬなら 売れるまで待とう スモールタイヤ商売」・・イマージン!

2015年05月30日 | タイヤビジネス
くちなしの花が咲き誇って
甘ったるい匂いが漂ってきます。
キレイな白い花ですが すぐに黄ばみだし花持ちはよくありません。
また くちなしからとる染料は「たくあん」を黄色に染めます。




                                                   

戦国武将の織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の性格を現す
表現として「ホトトギス」を題材にしたものが有名です。

「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」・・・・・信長公
「鳴かぬなら 鳴かせて見せよう ホトトギス」・・・秀吉公
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」・・・・家康公

時代の変化にさらされるのは世の常です、
右肩上がりの時代には 
タイヤ業界も毎年タイヤ単価も上がり
販売本数も右肩上がるという上がりのエスカレーターに乗った時代で
タイヤ商売も比較的楽チンな経営が出来ました。

それが総人口が減少に転換し少子化高齢化の時代が始まって
タイヤ業界も周辺業種も巻き込んだ大競争が始まり
販売単価も下がるは本数も減少するという
下りのエスカレータに乗せられた時代になり
タイヤ商売も逆風にさらされて経営もシビアな環境に突入しました。

前述のように ホトトギスが鳴かなくなったわけです。
するとある意味で競争が強まり 
限られたパイの取り合いにおいて業界内の変化が顕著になってきました。
                                
「売れぬなら 止めてしまえ タイヤ販売」
将来の見込みが立たないので 後継者が育たず廃業する所も増えています。
                                
「売れぬなら 売って見せよう タイヤ販売」
なんとか需要を喚起しようとして チラシ宣伝を強化したり
M&Aで拡大策をとりより積極的な活動をしています、
多くの場合 大手量販店やメーカーの直営店にみられるとともに
自動車ディラーさんもタイヤの預かりといったユーザーの囲い込み策で
追随してますます競争激化しています。
一番の激戦を辞さぬというやり手たちの土俵です、
というか資本の論理に忠実であって 
売れなければ生き残れないという
競争の中であらゆる智恵を絞っていく人たちです。

個人向けだけでなく 業者さんを対象とするとか 本数を売ることに突破口を切り開こうとします。

より安価なアジアンタイヤの商売も「価格優先主義」の表れです。
                                

「売れぬなら 売れるまで待とう スモールタイヤ販売」
これは 競争という考えをちょっと脇において
「価格」も価値の一部という考え方を大切にし 無理せず市場のペースに沿った商売を心掛けます。
鮎つりを参考にすると 鮎の闘争本能が薄れる昼間に
技を駆使して釣ろうとするのでなく
朝晩のハミ時にチョと出かけてたくさん釣リ
昼間は別な本業をしている、こういう考え方です。
この考え方はとても効率的です 
釣れる時に的を外さずて釣りまくり
釣れない日中は違う事をするのですから。
家康公だけでなく郡上の鮎釣師も同じです。


他との競争という考え方をせずに 
自然に沿ってあるがままにタイヤ商売をするとなると
タイヤが売れる時が来るまで待ちながら。
余裕を持つことが「スモールタイヤ商売」という考え方を導き出した元です。

郡上の鮎釣師が行動の師範です。
森羅万象全てがいろいろと教えてくれます、
ありがたいことです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする