人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

10年後の未来図かも!

2015年05月21日 | 社内・社員さん・スタッフ向け
「ハゲタカ」シリーズの著者 真山仁さんの講演会がありましたので行ってきました。
テレビドラマにもなった企業買収の小説で面白く読ませていただいたので
岐阜県の中小企業よろず相談事業の一環としての講演会です。
なかなか為になる話が聞けました。


今もガラケーと呼ばれる携帯電話を使っていますが
日本製の携帯は高機能が売りでしたが 
全世界では話せる・安いという本来の機能に特化したノキアの携帯が世界を席捲していました。
ところがその後 スマホが主流になるにつれ高機能なガラケーは日本市場で生き残りましたが
ノキアはスマホに取って代わられて主役の座を滑り落ちてしまいました。
これはスティーブジョブスという天才が 
「スマホとは電話機能がついた手軽なコンピューター」という価値を前面に打ち出して
携帯電話という土俵とは違った新しい土俵を作り出して勝負にでたことから
ノキアの凋落が始まったといえるそうです。
「ものづくり」と得意な人とものを売ることの感性の違いで
ジョブスさんは「ものうり」が得意なカリスマだった。

まさに盛者必衰です。
こういった話が随所に聞けて勉強になった、と思います。



10年後世の中ががどうなっているか、それは解かりませんが
確実なのは 私は65歳になっていて 
もし今のまま会社が存続しているなら 
確実に平均年齢は10ポイント高くなって
60台が2人 50台が2人 40台が1人 30代が4人と
老齢化が進行します。

でも今のままということはありえません、
事業構造の転換を目論み 
会社を成長させる道を歩き始めました。
若手社員を多数雇用して社員の平均年齢は今より下がって
より活力ある会社に変貌しているかもしれません。


そこで会社の舵取りを預かる経営の未来図ですが
タイヤ屋を規模その他を現状維持したまま
イマージン車美容室の中に取り込み
「タイヤラボ」と名乗って洗車コーティング専門店の一部門とする考えです。

なかなか面白いと思いませんか
キーパープロショップ岐阜店グループという
洗車コーティング専門店のローカルチェーンを創りあげて
その中の「タイヤラボ」というネーミングで収まってしまおう。
このあたりもパクリです キーパーラボさんを手本にして
キーパープロショップにタイヤラボという
独自固有の強味を埋め込んでしまう考えです。

なぜか? それはタイヤ部門の拡大伸張を放棄したからです。
この考えは禁じ手のようですが 焦りから解放されます、
他社様と競争しない 独自の思想です。
ただ成長する部門(車美容業)がちゃんと成長し
確実に次世代が引き継ぎ出来る その仕組みを整えるという条件が付きます。
簡単いえば親が始めた商売は親の代で終わらせるけれど
その子供たちが夢をもって主役で働ける商売に構造を転換するわけです。


「世の中は 捨てる神あれば拾う神あり」
タイヤ屋で創業した自分が それを無理やり引き継がせようとする欲を捨てたら
ちゃんと若者が主役となる商売を教えてもらう事が出来たわけです。

タイヤ屋をやめるという考えではありません 
スモールタイヤ商売という強味を生かすため
自らが生き残る土俵を別の分野(車美容業)の中に作り
タイヤラボ(研究)という一部門化してしまう。


とても未来が楽しく面白く感じませんか
若者を活かして自らも生きていく 
老人の役割りが果たせる思想になっていくと思います。
若者に負担を押し付けるのでなく 
老人?が自活しながら若者が成長していく仕組みです。





コメント
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