7.21 アサンジ容疑者は大使館でスパイ活動=エクアドル大統領
エクアドルのモレノ大統領は、内部告発サイト「ウィキリークス」創設者、ジュリアン・アサンジ容疑者が在ロンドンエクアドル大使館でスパイ活動を行っていた証拠があると述べた。
モレノ大統領はエクアドル・グアヤキルでポンペオ米国務長官と記者会見を開き、
「アサンジ(容疑者)がいた部屋がスパイ活動のセンターとなり、そこからサイバー攻撃で友好国の防衛、経済、政治の様々な要素を監視し、発見することが可能だったという全ての証拠がある」と述べた。
4月11日、エクアドル大使館はアサンジ被告の身柄を英国政権に引き渡した。
6月10日、米法務省が英国に対し、アサンジ被告の身柄引き渡しを公式に要請していたことが明らかになった。
米国はアサンジ被告に対し、18項目に及ぶ犯罪を犯したとして追起訴を行った。
米法務省はアサンジ被告には懲役175年の判決が言い渡される恐れがあるとしている。
身柄引き渡しに関する米国での審理は年明け、2020年2月24日に行われる。