ユダヤ人達は神殿で犠牲を捧げ続けた。
それは天の神に対する侮辱であり嫌悪を起こさせるものだった。
彼の一人子が、永遠に全ての犠牲を廃止するため、一度きり犠牲となったのだ(※)。
だがユダヤ人達はそれを行い続けた。(※へブル人9章11-15節、10章1節)
主は紀元後70年にその犠牲の儀式を止めさせた。
イエスと預言者ダニエルはこのことが起こると預言した(※)。
タイタスという名の一人のローマの将軍が、エルサレムを荒廃させ、神殿を破壊したのだ。
(※マタイ24章1-2節、ダニエル9章26節)
この虐殺から生き延びたユダヤ人は、安全な他の国へと離散した。
その時以来、神は彼らが動物の犠牲を捧げることがないよう、神殿を再建させないようにされた。
教会は大きくなっていき、サタンは福音に対する全面戦争を宣言した。
異端審問が勃発し、国中のクリスチャンは散らされ、世界へと信仰は広がっていった。既にサタンは初期の教会に忍びこんでいた(※Ⅰヨハネ2章18節、使徒15章1節、ガリラヤ1章6-10節)。
紀元後337年、悪魔はその偉大なる偽のクリスチャンの教会を、コンスタンチヌス大帝の治世下のローマに設置した。
メモ:コンスタンチヌスは決してクリスチャンではなかった。彼は死に際まで秘かに太陽神を拝んでいた。
サタンはローマカトリック組織を利用し、異端審問を行い、本当の信者とキリストの教えを一掃しようとした。
真の教会は死から逃れるため、山の中に隠れていた。
審問官達:「神の名においてこれらの悪魔達を殺せ!」
ユダヤ人がしていたように、エルサレムの神殿で動物の犠牲を捧げる代わりに、サタンは“ミサ”と呼ばれる、新しくて不敬な、より危険な犠牲の形を定めて置いた。
ローマカトリック信者は、世界単位で1日に20万回以上何度も繰り返して、正にキリストの体を犠牲として捧げているのだと主張する。
何と冒涜的なことだろう・・・彼らはミサをするたびに、キリストを天から引きずり降ろしていると言っているのだ。
これは多くのプロテスタントが信じるよう促されている主の聖餐ではない・・・それはサタンの恐ろしい模倣なのだ。
このサタン的な発明は紀元後394年に公式のものになった。エルサレムではなく、ローマの巨大なカトリックの神殿において。
ティム:「リベラ博士、もしサタンがユダによって弟子の間に忍び込み、それから初代教会の中に忍びこんで行ったとしたら・・・何世紀も後の今日、潜入はどれ位ひどくなっているのでしょうか?」
リベラ:「君にそのことを話したら、きっと気分が悪くなるだろう!」
リベラ:「聖書は私達に、こっそりと忍びこんでいる偽の使徒(※1)や潜伏者(※2)、また狼(※3)に気をつけよと警告してくれている。しかし説教者達がこの問題について説教しなくなってきているので・・・」
「クリスチャン達はそのことは今日に当てはまらないとして見ているのだ。何故そうしなければならないのか?全ての人間は全ての人間を愛さなくてもよいのか?特にこの20世紀においては?・・・それでクリスチャン達は心地よい眠りに陥ってしまっているのだ。」
(※1 Ⅱペテロ2章1節、※2 ユダ4章、※3 使徒20章29節)
しかしサタンは眠っていたわけではない。彼の人々は静かに何年もの間教会に忍び込んできた。
メーソン、魔女、ホモセクシャル等々。全てクリスチャンのふりをしていた。
それから教皇は彼の兵士を、その働きを止めるようプロテスタントの教会に送りこんだ。
彼らはイエズス会、カトリックユースアクション、レギオンオフメリーに属しており、また普通の人と変わらない服装をしている司祭と尼僧のスパイである。
彼らは講壇から説き、私達にローマカトリック制度はクリスチャンの教会だと教えている。そのせいでほとんど全てのプロテスタント信者が、それを本当のこととして信じるまでになっている!」
リベラ:「ローマ教皇がアメリカ合衆国に力と栄誉をもって来訪することができたり、偉大な伝道者として賛辞をもって迎えられたりするのも、この偉大な福音の敵が、バプテスト派の大統領によって、8億ものローマカトリック信者の精神的なリーダーでありトップとしての全名誉を与えられて、ホワイトハウスに迎えられたりする時・・・」
リベラ:「また、この大統領が教皇がアメリカを祝福してくれるよう促している時に・・・
人はこのゲームがほとんど終っていることに気づくのだ。彼が訪問することについて、唯一はっきりと反対する声は無神論者から出たのだ。私達の(クリスチャンの)信仰の偉大な守り手は沈黙していたのだ。」
偉大な“信仰の守り手”の何人かはバチカンへ行き、教皇と対話するために会いに行こうとしていたこと、さらに彼の祝福を受けようとさえしていたことは驚くべきことだ。
何と恥ずべきことだろう!彼らの宗派の創設者が、彼らが福音から逸れて遠く離れて行ってしまったことを知ったのなら、激怒したことだろう。
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