タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

♪枯葉散る~ 夕暮れは~♪

2014-09-11 | その他

歌が好きな人であれば誰でも知っているであろう、ご存知五輪真弓、1870~80年代に

青年期にあった人達は、彼女の大ファンがかなり多いはずである。

今更ではあるが、最近、私は「五輪真弓」に立ち返って、歌を聴き直しているところだ。

聴けば聴くほど、あらためて彼女の歌の上手さには、舌を巻いている次第だ。

彼女はギターやピアノの名手でもあり、日本のシンガーソングライターの草分け的存在で、

多くの楽曲を自からの手で生み出し、また多くの歌手に曲を提供してもいる。

彼女は「私は昭和中期の歌謡曲を聴いて育ち、日本の叙情的な良さの影響を受けています」

と語っている様に、彼女の歌は豊かな声質と歌唱と共に、内外から高い評価を受けてき

ている。

80年代後半から、結婚、出産、育児活動のために活動をセーブしてきたが、2000年代に

入り、再び活動を活発化させてきている。

御歳63になった今も、ベテラン歌手にありがちな変に技巧で誤魔化すことなく、以前に増し

て、豊かな声量・声質・歌唱力で、叙情的にまるく歌い上げる姿には、ただただ驚くばかり

ある。

近年、再び五輪真弓の古典的で普遍的な作風が、高い評価を受けているのは、当然と言

えば当然の話ではないでしょうか。

五輪真弓の、数ある楽曲の中でも一番好きな曲は、やはり『恋人よ』だろうか・・・・・・・・・

恋人よ  (五輪真弓)

   枯葉散る夕暮れは

来る日の寒さをものがたり

雨に壊れたベンチには

愛をささやく歌もない

恋人よ そばにいて

こごえる私のそばにいてよ

そしてひとこと この別れ話が

冗談だよと 笑ってほしい

砂利路を駆け足で

マラソン人が行き過ぎる

まるで忘却のぞむように

止まる私を 誘っている

恋人よ さようなら

季節はめぐってくるけど

あの日の二人 宵の流れ星

光っては消える 無情の夢よ

恋人よ そばにいて

こごえる私のそばにいてよ

そしてひとこと この別れ話が

冗談だよと 笑ってほしい

~今日も良い一日であります様に~