タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

~稔るほどこうべを垂れる稲穂かな~

2012-09-02 | その他

田んぼ道を散歩していると、早生(早植え)の稲が黄金色に稔り、頭を垂

れてもうすぐ刈り入れの時期を迎えます。

一方、隣の田んぼでは遅植え(昔は普通植え)の稲穂に、まだ花が咲い

ている最で、身も軽く微風に揺れています。

稲の刈り入れは、稔りの秋の象徴だったものですが、最近では8月下旬

から9月半ば頃までに、刈り入れる農家が増えてきている様です。

今のところ台風の直撃を受けることなく順調に来ている様ですが、今日

立春から数え「二百十日・にひゃくとうか」目、例年この時期に台風

が集中し、折角咲いた稲の花粉を散らしてしまい稔りが悪くなることから、

随分お百姓さんを泣かせてきたものです。

そのために全国各地で、「風を鎮める」儀式や祭事をして、農業や生活の

安全、平和に対す祈りが捧げられたもので、富山市・八尾町のかの有名

「風の盆」もその一つです。

私達が学生の頃には、重い稲束を背負い稲ハデまで運んだものです。

若さ故に手加減と云うものを忘れ、一度にたくさん背負い込み、縄目が肩

に食込んで痛かったことを思い出しました。

今は機械化されて、その場で脱穀まで処理されてしまい、便利な時代に

なりました。

      ~今日も充実した一日であります様に~