一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

魔が差した

2018-07-27 00:17:47 | プライベート
私の就職活動が1年になろうとしていることは先日述べたが、今でも後悔しているのは、3月にあった某社の面接である。その顛末はこのブログにも書いたが、あの時私が斜に構えず、もっと先方にゴマをする振る舞いをしていたら、内定が出たかもしれないのだ。危機感が足りなかった。

もうひとつ失敗したことがあって、それはゴールデンウィーク明けの5月9日(水)のこと、2社ほど申し込みたいところが出た。
1社は先日の話に出た、胡蝶蘭を販売している会社。もう1社は、クリーニング素材を販売している会社だった。ここは自宅から1駅という至便さ。しかも求人は3名で、求人票には「シニア再就職を応援します。異業種からの転職も歓迎します」と、まさに私のためのようなコメントが踊っていた。
しかもここは書類選考を飛ばし、いきなり面接から入る。私クラスの求人は、書類選考が高いハードルになっていて、ここで篩い落とされることがほとんどだ。そこを面接で、直々にアピールできるのは大きい。また資格の類も、運転免許証以外必要なかった。
ただ惜しむらくは、給料がかなり低く、賞与もなかった。シニアを応援しているという割には、足元を見ている気もしたのだ。
とはいえいつもの私なら、何も考えずに両方申し込む。だがこの時はなぜか保留し、夜にオヤジに相談した。実はこのタイムラグが、重大な運命の分かれ道になったかもしれないのだ。
オヤジは、胡蝶蘭の会社を先に申し込んで、ダメだったらクリーニング素材の会社を申し込めば…と言った。私はそれに従うことにした。
翌10日(木)、私は職安に再び出向き、胡蝶蘭の会社だけ申し込んだ。
11日(金)に書類一式を送付したが、この合否を待っていたら時が経ってしまう。
私は14日(月)に職安に行き、クリーニング素材会社を調べた。ところが、その会社がリストから消えており、愕然とした。もう求人は締めてしまったのか!?
16日(水)に別会社の申し込みをした時、私は係の人に聞いてみた。すると、短期間で多くの申込があった場合、採用の如何に関わらず、募集を打ち切ってしまう企業もある、とのことだった。
確かに求人票の文言は、私たちクラスの中年がこぞって申し込みそうである。掲載日は5月1日だったが、連休明けに申し込みが殺到したのだろう。
しかし……と思う。上にも書いたが。あの会社は、所在地が隣の駅だった。これ、通勤時間としては、ほとんどないに等しい。私が係の人にそのことを愚痴ると、「なんで申し込まなかったんですか!」と嘆息された。
むろん面接を受けたところで、内定をもらえた可能性は低い。多くの求人があったんだから、なおさらである。
だがチャレンジして失敗すれば、後悔も小さくて済む。今回私は、その場に臨まなかった。それが悔しかった。
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