きょうは「決戦の日」だが、昨晩遅く、私は最善を尽くすべく、先手を取って「顛末書」を書くことにした。
これは今年の1月にも書いたから、当PCに原稿が残っている。今回はそれに加筆・訂正をするだけだから楽だ。例えていえば、過去に当ブログに発表した記事を「将棋ペン倶楽部」用にリライトするようなものだ。
それに加え、私は2009年から毎日ブログを、いや文章を書いてきた自負がある。顛末の報告など、朝飯前であった。
問題はプリンタだが、いつもはこういうときに限ってインクが詰まったり、少なくなったりして印刷ができないのだが、今回はスムーズにできた。
あとはゆっくり寝るだけだが、眠りが浅いうえ、尿意で中途半端な時間に目が覚めてしまった。ここから寝たら起きるときがつらい。というか、これからの決戦を考えたら、恐ろしくて恐ろしくて、寝ることさえ忘れてしまった。
ついに朝が来た。私は気持ち悪くなり、オエッ!! とやる。しかし何も出ない。可能なら休みたいが、きょう私が休んだら、代わりがいない。私のやっている仕事は、当日の休みができない。棋士のように、不戦敗では済まないのだ。
目的地への最寄り駅に着いた。なんだか左手のしびれが大きくなってきた。人間、極度に緊張すると、体の一部がおかしくなるらしい。
制服に着替え、管制に行く。この先に手ごわい上司がいるのだ。私は息遣いが荒くなり、体のあっちこっちがしびれていた。
部屋に入り、上司のもとへ出向く。
「最悪のご報告があります」
1月のときは、ネームプレートの紛失で、かなりねちねち言われた。それが今回は丸ごとの紛失である。もはや雷が落ちるのは確実で、今後の異動もあり得る。最悪、馘も覚悟していた。
ところが私が説明を続けても、上司は割と話を冷静に聞いてくれている。
結局、その場はその報告で終わってしまった。相当な覚悟を持って臨んだ私は、拍子抜けである。
ただ、この場は収まったかもしれないが、きょう一日、何が起こるか分からない。私は上司の一挙手一投足に敏感になっていたが、夕方に上司から、朝の顛末書に赤字を入れて返してもらえた。
これは1月にも行ったことで、これを私が書き直し、上司の上司に提出するのだ。
そして、替えのセキュリティカードも支給してもらえた。
案ずるより産むが易し。きょうまでビビリまくっていた自分が何だったのだろうと思った。ただこれも、私が顛末書を先手で出したから、スムーズに事が運んだのだ。
そして私は、この上司に大きな借りを作ったような気がした。私は、スキあらばこの環境から脱出したいと望んでいたが、それは当分できなくなった気がした。
それはすなわち、今後も自分の満足いく休暇を取れなくなることを意味する。でも、仕方ないのか、それは。
顛末書の再提出は27日。ともあれ、決戦の一日が終わった。
これは今年の1月にも書いたから、当PCに原稿が残っている。今回はそれに加筆・訂正をするだけだから楽だ。例えていえば、過去に当ブログに発表した記事を「将棋ペン倶楽部」用にリライトするようなものだ。
それに加え、私は2009年から毎日ブログを、いや文章を書いてきた自負がある。顛末の報告など、朝飯前であった。
問題はプリンタだが、いつもはこういうときに限ってインクが詰まったり、少なくなったりして印刷ができないのだが、今回はスムーズにできた。
あとはゆっくり寝るだけだが、眠りが浅いうえ、尿意で中途半端な時間に目が覚めてしまった。ここから寝たら起きるときがつらい。というか、これからの決戦を考えたら、恐ろしくて恐ろしくて、寝ることさえ忘れてしまった。
ついに朝が来た。私は気持ち悪くなり、オエッ!! とやる。しかし何も出ない。可能なら休みたいが、きょう私が休んだら、代わりがいない。私のやっている仕事は、当日の休みができない。棋士のように、不戦敗では済まないのだ。
目的地への最寄り駅に着いた。なんだか左手のしびれが大きくなってきた。人間、極度に緊張すると、体の一部がおかしくなるらしい。
制服に着替え、管制に行く。この先に手ごわい上司がいるのだ。私は息遣いが荒くなり、体のあっちこっちがしびれていた。
部屋に入り、上司のもとへ出向く。
「最悪のご報告があります」
1月のときは、ネームプレートの紛失で、かなりねちねち言われた。それが今回は丸ごとの紛失である。もはや雷が落ちるのは確実で、今後の異動もあり得る。最悪、馘も覚悟していた。
ところが私が説明を続けても、上司は割と話を冷静に聞いてくれている。
結局、その場はその報告で終わってしまった。相当な覚悟を持って臨んだ私は、拍子抜けである。
ただ、この場は収まったかもしれないが、きょう一日、何が起こるか分からない。私は上司の一挙手一投足に敏感になっていたが、夕方に上司から、朝の顛末書に赤字を入れて返してもらえた。
これは1月にも行ったことで、これを私が書き直し、上司の上司に提出するのだ。
そして、替えのセキュリティカードも支給してもらえた。
案ずるより産むが易し。きょうまでビビリまくっていた自分が何だったのだろうと思った。ただこれも、私が顛末書を先手で出したから、スムーズに事が運んだのだ。
そして私は、この上司に大きな借りを作ったような気がした。私は、スキあらばこの環境から脱出したいと望んでいたが、それは当分できなくなった気がした。
それはすなわち、今後も自分の満足いく休暇を取れなくなることを意味する。でも、仕方ないのか、それは。
顛末書の再提出は27日。ともあれ、決戦の一日が終わった。
関係ないことですが、以前に、一公さんが「気になる日本語」をあげていらっしゃいましたが、私は「エモい」が、どうにも馴染めなくて、、、。(「エモーショナル」ってことらしいのですが)一公さん、平気ですか?
一公さんのこの半年の働きぶりが評価されてるんじゃないでしょうか
だから上司もネチネチ言わない
嫌々仕事してる割には大したものですよ この評価は
ありがとうございます。でもまだ分かりません。
今日は休みだったのですが、11時41分まで寝ていました。アホですね。
「エモい」ですか……。まあ、日本語は英語も入るから、いろいろな造語ができますよね。私は使いません。
>ダイエーの鬼さん
いやいや、私の評価なんて大したことはありません。
でもこんな底辺の仕事でも、辞めたらさみしくなるんだろうな、と思います。
働き口があるだけ、よしと考えなければいけません。