八十路徒然なるままに

今ひとときは心も浮き立つものは、春の景色にこそあめれ。徒然草より

花に三春の約あり

2024年03月24日 14時13分48秒 | Weblog

画像は、開花前のクンシラン。「年々歳歳花相似たり」とか、かれこれ20年ほど前に、亡ばあちゃんの娘から、頂いたもの。元気だった時は、水やりをして、愛でていた。昨年から、花が終わって実が二個ついている。茎もまだ青々として、実は、赤く色がついている。これは、初めてのこと。一昨年、夏にばあちゃんが没して、翌年の花が終わった春から、実が付いているのは、なんか不思議のこと。茎が枯れて、実だけになったら、どうしょうかでいる。実が付くのは、今までもあって、茎が枯れて、残った実を、鉢に埋め込んでいた。花ことば図鑑をめくると、クンシランは、19日の誕生日で、花ことばは、「貴い」、「望みを得る」とある。ちなみに、一月一日は、「マツ」とある。昨日まで、寒かった。今日は昨日より暖かいが、寒暖の繰り返しは早い。さくらの開花は、ちょっと先になるようだ。「花に嵐」とか。表題の「花に三春の約あり」は、「花は春になると約束をしてあったかのように必ず咲くということ」と、読んだ。「三春」は、春の三か月のことで、陰暦の一月、二月、三月のことと、読んだ。無風流の「花より団子」がいいし、「花の下より鼻の下」もいい。「花は桜木、人は武士」は、願望。「人は桜の散りぎわに似て,死にぎわの潔い武士がいちばんだということ」。我が身は、果たしてどうなるのだろうと。またまた、湿っぽいことで、すみもせん。

 

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