八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

弔電

2020年07月28日 19時45分40秒 | Weblog

在宅介護中のばあちゃんの、姪ごに弔意をした。入棺から通夜。葬儀、告別式、火葬、その後、埋葬と、長い時間だった。九十六歳だった。新コロナウイルスで、三蜜を避けるために、内々での葬儀だった。弔電の文例は、数多くあり、飾り台紙も、数多いくある。三通を送ったので、弔意の文も、それぞれに、使い分けた。書き出しのは、一通目は、「ご母堂様の逝去の報にーー」と、「いつまでもお元気でーー」と、「ご逝去の報せに、ただただ、驚いてーー」と、差し出す方の、弔意が伝わるようだ。弔電を使うのは、今年は、二回目だ。故人は、元気なころは、「叔母、叔母」と、手土産を携えて、タクシーで、来ていた。先の戦争中と、戦後のころ、疎開をして来たころ、この姪御の所で、数年家を借りていたようだ。当のばあちゃんは、末っ子なので、甥や姪さん達は、ことのほか、懐かしかったのむだろう。今は、ばあちゃんに関しては、甥が二人、姪が一人が、長生きで、元気と聞いている。ばあちゃんのには、この姪御の死去は、話をしていない。ばあちゃんにとっては、一番思い出深い姪御と思うので、もし、死去を理解すれば、悲しむだろうと、思う。

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