八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

不慳貪

2017年11月25日 15時08分44秒 | Weblog

今月の法話は、不慳貪―ふけんどん。一口には、「欲張らないこ」と、「つっけんどんにしない」という。日常生活をするのには、欲がつきものだ。慳の意味は、「惜しむ」、「けちけちする」、「しみつたれ」という。施すことも、大切なことでもある。もうひとつの、「つっけんどんにしない」は、相手に対して、暖かい心で接することという。まずは、自分自身が、大切にで、それが土台となる。難しい言葉だが、「不慳貪」の三文字が、常日頃のことと、解した。画像は、晩秋の冷たい小雨が降り始めた。見た目は、もうちょつと薄暗らかった。十一月は、木枯らしの季節、時雨や、小春日和で、お天気が変化する。落葉の木々もあり、うら淋しい季節になった。

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