法螺貝を吹きながら、勇壮な山伏僧が、斧、法弓、法剣などの作法を行い、大護摩に点火し、諸願成就を祈願。その後、修験者が、世の中のあらゆる苦しみを、克服するという火伏せの法を修し、修験者に続いて、一般信徒が、火渡りの行を行います。山岳仏教に相応しい大業荘厳、雄大華麗な行事で、真言最極の秘法であります。ー閼伽井嶽常福寺からの案内よりー
護摩壇には、柴と護摩木を積み上げて、点火した。燃え上がる前の状景は、壮観だつた。風向きで、煙が向かってくると、目に浸みた。残暑で暑いうえに、熱風が熱つかった。これのあと、火柱が高くあがり、修験者の読経が、響きわたり、祭りのクライマックスになった。
今月初めに行われた、閼伽井嶽薬師常福寺の、護摩木のたきあげ。護摩木には、信徒や参詣者が、家内安全や、無病息災などの、願い事を書き、火に投じる。燃えたあとの炭になった護摩木をならべ、灰をひろげて、道にする。修験者や、壇信徒、参拝者が、その上を、素足で歩く「火渡り」の行が行われた。
昨晩のテレビの画面。「緊急地震速報」には、ちょっと身構えた。秋田県での地震は、珍しいのかも。震源地域では、豪雨で水害にもあったようだ。余震も数回あったようだ。この地震のあと、北海道でも、地震があった。このブログを書いている時、どどっどどっとどっと、ちょっと揺れた。数日前は、太陽で、爆発が、観測されたと報じている。「天変地異」の前触れでないことを、願っている。近隣国では、ICBMとか、核実験とかが、報じられて、人為的な変局が無いことも、願っている。今年は、自然災害が多いように思える。