どほう がかい。新明解より。「土が崩れ、かわらがばらばらに砕けるように、ものごとが崩れ、手の付けようがないたとえ」とある。大津波の被害も、このようだし、まして、原発の現場も、がれきだらけのようだ。走行しながら、海岸通りをみるも、気の毒でしょうがない。最近になって、原発から20キロ圏内から、避難をしている知人に会う。介護の必要な母親は、埼玉県に。その人の妻は、娘の仕事場が、岐阜県の方に移動となり別居、知り合いは、それまでの町民との連絡とか、手続きとかの、仕事で、このいわき市に住んでいるという。家族がばらばらになってしまったと、悲しんでいた。住んでいた家も、梅雨から夏の間、家に風を入れることも出来ないので、住めなくなるのかと、嘆いている。原発の安全神話が、崩れ、悲惨な状況が、想定外の高さの津波で、生じた。今、原発は最悪の状況の一歩手前なのかもしれない。どうしょうもないことに、ならないように、願っている。