不動産賃貸の広告チラシ、最近某大手仲介会社の備考欄にある注意書きが書いてあります。
「賃料に原状回復費用は含みません」
解説本とか、あるいはもめたりした場合裁判とか、
「賃料に、一般的な原状回復費用は含まれるのが相当」とかいう見解がでたりして、
それに懲りた貸主さんが、こうした注意書きをだしているのでしょう。
広告を出す場合どうしても貸主さん(供給者)のニーズに基づいて作成されがちです。
でも、考えるまでもなく、広告は借主(需要者)にとって魅力的なものでなくてはなりません。
借主さんとしては、どちらがいいんでしょう?
①賃料に原状回復費を含だ賃料。
②賃料に原状回復費を含まない賃料。
①では、原状回復が不要だった場合、原状回復分は変換されるのでしょうか?
②では、従来通り原状回復がどれくらいか不安ですね。
正解は「原状回復は必要ありません!」として、「リーズナブルな賃料」
がいいんですけどね。。。
ごく稀に、そんな大家さんいるんですけど、やっぱりその人のお部屋は、
年数経過しても、あまり空きがでませんね。