東京千代田区の『九段会館』が立替られるそうです。
昭和7年建築で老朽化し、先の東日本大震災では、天井が崩落して犠牲者がでてしまいまい
廃業していたそうです。
外観の城郭風は残し、上に構想複合ビルを建設するとのこと!
この形式、横浜にもいくつかあるのですが、本当にやめてほしい・・・
残しているようで、魂を抜いた再建築手法は、袴の上にジャケットを羽織っているようで、気持ち悪い。
残すなら残す(可能な限りの再厳修理でいいと思います)、壊すなら壊す方が、
建物も、設計した人も喜ぶと思うのですが・・。
そもそもポストコロナで都心のオフィス需要は減少するはずなのに。
100年前の建物を200年後も半分残して・・とやるのでしょうか?
100年後に評価される建物を、今造ることを考えられないのだろうか。