シェアハウスがブームです。
昨晩のTVでは、空き家活用対策として取材していました。
ただ、、、どうもしっくりきません。
脱法シェアハウスは論外ですが、一般的な、部屋は個室でリビングやダイニング
が共用とかのものも、どんなものかなぁ・・と思うのです。
空き家対策?
そもそも、人口が減ったり、まちが寂れたり、高齢化したりして
需要が減った結果、空き家になっているので、
そこに小分けにして需要を作り出す・・・
で、そのシェアハウスに住んでいる人っていつまで住んでるんでしょうか?
シェアハウスに住む人の動機として、コミュニティがあることがありますが、
結構閉じられたコミュニティですね。
そもそもシェアハウスがなければコミュニティに加われないのでしょうか?
日本人ってすぐにブームにのりますが、シェアハウスもブームなんじゃないかと思います。
で、ブームがさったあとは、・・・
シェアハウスによって、シェアハウスでなくてもできることが浸食されて、
空き家や、人口減やが助長されそうな気がします。
そして、いちばん怖いのは・・・
ハウスではないですが、とても安い賃料でシェアオフィスに入居したベテランビジネスマン
の人が言っていました。
「やっぱりだめだね。家賃が安いとぬるま湯で仕事も小さくなっちゃった・・・」
日本の都会の家賃や不動産は高いですが、
頑張って、広い部屋に引っ越したいとか、マイホームを持ちたいとか、
もっと言えば、成功して豪邸に住みたいとか・・・
不動産はそういう『夢』や『目標』の具現物でもあるはずですが、
それを気持ちのいいコミュニティに置き換えてしまって、活力がなくなってしまうような気がするのです。
シェアハウスに入居される方へ
入居期間を、〇〇歳まで、とかしっかり決めましょう。そして家賃が安い分は
貯金するとか投資するとかして夢や目標に近づきましょう。
で、最初に決めた〇〇歳が来たら、シェアハウスは出ましょう。
そういう人が通って行ったシェアハウスは生き残るでしょうけれど、
「家賃が安くコミュニティがある」だけでずーっと住んでいる人たちのシェアハウスは
やっぱりだめですね。