横浜 スリーアイ blog

横浜・みなとみらい線と根岸線の賃貸不動産・まちづくり・マネー情報。

賃貸物件もユニクロ型を目指す

2014年10月16日 | ぴっくあっぷ

大空室時代を迎えつつあります。

大家さんとしても少しでも差別化しなくてはと危機感を抱くのは当然でしょう。

それをターゲットに、大手建設会社から、地元工務店まで『リノベーション』ブームな感があります。

大家さんが趣味でやるならば、致し方ない面もありますが、

勘違いしやすいのは、「これだけ費用をかけたのだから、家賃も少し高めにしてもいいだろう」

「これだけ費用をかけたのだから、早く決まるだろう」

という点です。

今の流行りに合わせて、旧来の部屋をリフォームしたというのは、あくまで

今の新築物件と「築年数を除いて」同じ土俵に乗ったに過ぎません。

新しく部屋を探す人は、リフォーム前を知りませんので、ビフォーアフターのような変化を感じません。

大家さんが、悩んで考え、大金を使ったリフォームも、入居者には「当然」なのです。



ユニクロは、代名詞ともいえるフリースが20周年、年間850万の売上を記録したこともあるそうです。

「ユニかぶり」といわれるぐらいに同じものを着ている人に出会う確率も高いのですが、

最近はちょっとアレンジしたり、それをうまく着こなすのがおしゃれだそうです。

ある資産家の娘さん、いつもショーウインドウをそのまま買ったような服ですが、

高そうとは感じても、おしゃれとは感じません(^^;)


住まいも同じだと思います。

リフォームは奇をてったり、流行を追うのではなく、機能重視。

大切なのはソフトです。

大金をかけてリフォームした部屋、思い入れがあればあるほど大家さんとしては原状回復もうるさく

言いたくなってしまうものです。

それよりは、定番のリフォームで、「クロスは原状回復なしですので、自由にアレンジしていいですよ」

ぐらいのことを提案したほうが、入居者とっても快適だと思いませんか?


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