週末は、自宅マンションの管理組合の総会でした。
日本人はともするとこうした場で意見を言ったり、役員になることを避けたがります。
理由は「よくわからないから」「建物については素人だから」
とてももったいなく、恐ろしくさえあります。
わからなならば、わかるまで説明を求めたほうがいいですし、
素人の素朴な疑問は重要で、マンションはそうした問題を解決するために
高いお金を払って「委託管理」していたりします。
それに応えられない管理会社は失格です。
昨日は、ある規約の変更が議案になっていました。
あまり意味のなさそうな変更なので、おとなしくしていても
よかったのですが、あえて「はんたーい!」とやってみました。
規約変更の目的は管理組合が輪番制で継続的判断がしにくく
かつ専門的知識がないので、専門委員を常設するという趣旨。
まさに「よくわからない」「素人だから」の理論です。
繰り返しますが、そのために管理会社をやとってるんです。
専門的知識と継続的判断はボランタリーではできません。
変えるべきは規約じゃなくて管理会社と所有者の意識なんですね。。。
これ、マンションの管理だけでなく、国民-政治家-官僚にも似ています。