㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

JMC 地場産マネージメントクラブ、有志によるMG マネージメントゲーム開催

2013年11月14日 | 日記

地場産業センター(現在の南信州飯田産業センター)内において開催されている、地場産マネージメントクラブ(通称JMC)メンバーの有志で、マネージメントゲームを体験学習しようと言うことになり、当社豊丘工場内事務所棟において昨夜は開催、講師として私も参加して来ました。



このゲームは製造メーカーとして企業経営をゲーム上で実体験出来るタイプの物で、十数年前にJMCクラブで購入した物なのである。
購入から数年間は自分達でも体験学習を散々しましたし、このゲーム自体をよそに貸し出して来ていたと言うものです。



あまり使わなく成って10年位が過ぎたでしょうか、その間新しいメンバーたちも加わったりで体験したことの無いと言うメンバーがだいぶ増えた事もあって、再度開催して新メンバー達を中心にMGセミナーが出来ないかと話が登って来ていたものです。



そもそも購入時点で、たまたまメンバーの中で体験したことの有るのが私だけだったこともあり、購入時からセミナー講師として参加して来ているのですが、初めて経験してから20年がたって講師として参加して、その後また10年がたって再度講師をやると行ってもなかなか満足に覚えているばかりとは行かないものなんです。
説明を読みながら何とかかんとかつとめている程度の物ではあるんですが…



1期をゲームで50分間、その後帳票記入して決算まで組んで約2時間。これを5期こなすようにと言うものだと思うんです。
これがなかなかスムーズに進まないんです、記帳もれが有ったり、転記ミスが有ったり、計算間違いが有ったり、とにかく帳簿なので正確に処理できていれば必ず貸借はあうはずなんです。
それが必ず1~2名位は合わないんですねぇー…
その合わない人を合わせてからでないと次に進められないからここでどれだけ時間が余計に掛かるかが決まるわけです。



ゲームの基本は5期を通して企業経営をしていくと言うもので、本来は丸2日間で通して行うのが本来のやり方なんです。
ところがなかなか2日間空けて参加できるメンバーはそうそういないものでして、我々は3回に分けて開催しているものです。



初回は説明を受けながら1期目のゲームと帳票類の記帳から決算までを行うのですが、これがマジ貸借が合わないんです。
本来なら3時間有れば初回は終われるものなんですがだいたい5時間位掛かるんです。
夕方から始めるので1日目はここまでで終了する事に成ります。



2日目は2期目のゲームと帳票類の記帳から決算まで、更に3期目のゲームと帳票類の記帳から決算までを4時間で片付けようと言うものです。
これを前回行いまして、経験者が数人立ち会ってサポートしてくれたおかげで何とか予定通り進めることが出来たわけです。



そして3回目の開催が昨夜と言うことに成っていた訳なんです。
昨夜は4期目のゲームと帳票類の記帳から決算までと5期目のゲームと帳票類の記帳から決算まで、更には反省会と意見交換会と言うことで長丁場が予想されていました。
そしたら更に悪いことに経験者の参加者が減ってしまい、サポート役が1名だけと成ってしまったんです。
そんなことも有って、昨夜は5時間半も掛かってしまい、会社を後にした時間が日付が変わってからと言うことに成ってしまいました。
そして車に行ってビックリ、霜がしっかり降りて真っ白に凍り付いて居たんです。
外気温は既に0度に成っており、凍みるなぁ~って感じで暖気運転してガラスの霜を溶かさないと運転できずって状態だったんです。



長丁場のマネージメントゲームを通して参加メンバーは、物の流れと費用の絡み、更にはお金の流れとキャッシュフロー、帳簿の仕組みから損益分岐点を理解でき、今日からは自社の帳簿を覗いてみようかって気持ちに成ったのでは無いでしょうか。
決算書の見方のセミナーに行くよりはるかに分かりやすくみになるセミナーに成ったのではないかと感じています。つたない私が講師をすることでわからない不安さが有ったのも事実かと思いますが、その分自分で理解してやらんきゃって気持ちが出たのでは…



ボランティアで場所と講師を受けてやったわけですが、寝不足だけは結構ボディーブローの様に効いて居るもので辛い後味と成っしまいました。