冷たい風のような火

メモ書きですが、それにしても何で公開の場で書くんでしょうね。

夏が旬の食べ物

2013-08-02 20:00:54 | グルメ
就職してから海外で暮らした期間が比較的長いので、日本に住んでいる時には余計に旬の食べ物に敏感になっているような気がする。
海外だと、サンクス・ギビングとかクリスマスみたいな行事に絡んだ料理に旬があるように思うけど、食材はあんまりかも。
そもそも肉食が多いせいかね。魚や果物の方が季節感があるよ。

で、鰻の絶滅危惧もあって注目された土用の丑の日だが、鰻は夏は旨くないと思う。
脂が乗るのは初冬で、明らかに旬は冬。築地の鰻屋さんもそう言っていた。だから混雑しがちな夏には食べない。冬には贔屓のお店に行く。

夏の食材といえば、私にとっては白桃がチャンピオンだ。
最高の食べ方は、銀座のバーでベリーニ(シャンパンと桃のカクテル)を飲むことだと思う。
日本の白桃は果物の世界チャンピオンと言ってもいいかもしれない。自分的には一部のブドウがこれに肉薄すると思うが。

魚は鮎が夏のチャンピオンかと思うが、鮨の光り物(アジ、イワシ)とか、白身のスズキは捨て難い。カマスやカジキマグロも夏だと思う。京都で食べた鱧も、食べた回数が少なくて逆に印象が強いのかもしれないが、旨い夏の魚だと思う。

野菜は季節感がなくなって久しいと思うけど、キュウリもナスもトマトもピーマンも夏のもの。昔を懐かしむならトウモロコシが食べたいかもしれない。香味野菜ではシソもバジルも夏のものだ。ベランダでゴーヤーと一緒に育てているが。

実は、こういう季節感、今後の農業・漁業で競争力を持つためには大事な気がする。
ビルの中で温度や水分、養分を管理してレタス作るのも1つの道だが、本当に旨い自然なものを旬な時期に提供することで付加価値を高め、外貨獲得手段にすることは全くもって可能だと思う。
漁業とか、悪しき大漁旗文化にのっとって乱獲で資源を枯渇させてないで、量よりも質で勝負すべきと思う。

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