冷たい風のような火

メモ書きですが、それにしても何で公開の場で書くんでしょうね。

台湾(台北)おすすめ

2011-05-21 10:02:37 | 旅行
台湾(台北)旅行をする中でもいろいろと考えることはあったのですが、気分があまり乗らないので難しいことはとりあえず後回しにして、ガイドブックなどにあまり出ていないと思われる面白いもの(いわゆるお勧め)などを列挙しておこうと思います。

1. 士林夜市の原上海生煎包
焼き饅頭というか、餃子や韮饅頭のような点心なのですが、日本の韮饅頭くらいの大きさのものです。
この手の屋台は結構出ています。点心が好きな私はいくつかの店で食べましたが、ここのものは絶品。
肉のジューシーさがぴか一。しかも一個たったのTWD10(30円弱)。
場所は士林夜市の中心である美食広場からかなり離れています。
私は真面目に観光して夜市をくまなく歩き回っているときにこの屋台の行列に出くわし、直感的に美味しい店なのではないかと思って購入。ラッキーでした。
住所は大南路7-1号。今どきネット上で夜市の地図はすぐ手に入ると思いますので、場所をチェックして行ってみてください。


2. 永康街のホットチョコレート
故宮博物院の展示物に魅入られながら5時間も館内を歩き回り、その後も市内を観光して歩き尽くめだったある日、ちょっといい感じのカフェを見つけたので入ってみました。
場所は小龍包の有名な永康街高記の近くの路地。
この界隈はそれなりに洗練されたエリアのようですが、この店で出すホットチョコレートは美味しい。
私はどうせなら一番値段の高いもの(それでもTWD200=600円弱)のタンザニア産のダークチョコのココアを頼みました。
芳醇な香りで甘さ控えめ。ポットに入って出てくるので結構量もあって、ゆっくり休むことができました。
女性は好きなんじゃないですかね。


3. 故宮のチベット美術
写真は禁じられているのでありませんが、とても美しい経典が展示されていました。
故宮というと、青銅器時代の素晴らしいコレクションや、翡翠や玉の彫刻、特に清朝の最盛期における超絶技巧の磁器や象牙・犀角などの彫り物、そして中国絵画が頭に浮かびます。
しかし、チベットの極彩色と独特の文字が組み合わさった経典の美しさはあまり語られていないのではないでしょうか。
これは必見。保存状態が極めて良好で、本当に息を呑む美しさ。
私はチベットやネパール、ブータンなどの高地には行ったことがないのですが、例えばインドやカンボジア、タイなどの寺院でも元々は極彩色に彩られた壁画があります。しかし、それらの色は年月とともに劣化を免れていません。
そうした劣化のない状態での色彩の美しさ、仏の細かな描写には驚嘆します。

その他にも楽しいものはいっぱいありましたし、町で目にする古い建物の外観はとても美しくて何枚も写真に収めました。日本の統治時代のものでしょうね。有名な迪化街だけでなく、いろいろな場所に美しい建物があります。B級グルメもよかったし、雨に煙る九份も趣がありました(確かに千と千尋の神隠しのイメージ)。市内中心部のEslite Book Storeは、本だけでなくセンスのよいものを多く扱っており、雰囲気もよろしい。
これらはガイドブックに詳しくあると思いますので、そちらをご参照ください。

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冷たい風のような火を燃やすものたち