冷たい風のような火

メモ書きですが、それにしても何で公開の場で書くんでしょうね。

Jazz現代の名盤 その20

2011-05-15 17:41:07 | 息抜き
毛色の異なるギターアルバムを3つ続けたいと思います。
今回がその最終回。まあ、いずれもJazzって言えないかもしれないんですけど許してください。

Peter Dicksonというギタリスト。これはEast Westという作品でこの人の代表作ですが、アルバムよりも実はこの人を紹介したいと思います。

アマゾンでもCDを売っていないということで、マイナーな人だというのは分かると思います。
この人を知ったのは路上。そう、有楽町の駅前(イトシアができる前)でライブ演奏していたのです。
当時つき合っていた人と待ち合わせていたのですが、私の常でかなり早く待ち合わせ場所についてしまいました。
そしてその人はその人の常でなかなか来なかったのですが、その間十分にこのギタリストの演奏を堪能。
ジプシーのギターのような音色を基調に、超絶技巧の早引きで圧倒的な存在感。
黒山の人だかりとまではいきませんが、それでも多くの人が路上ライブに釘付けになっていました。
実は、その後新宿駅西口でも遭遇したことがあります。いずれも私が香港に行く前の話なので、4年ほど前の話。。今では出没していないのかもしれませんが。
とにかく圧倒的な技巧に感動し、その場で売っていた2枚のCDを購入。
だいたいこういう感じで買ったCDというのはライブの時ほどは感動しないのですが、確かに感動はそこまでなくてもソリッドなパフォーマンスとメロディのよさは十分に聴く価値あり。
ありがたい出会いでした。

ホームページを見ると、なんとインドのバンガロール出身とのこと。
フラメンコギターの巨匠、パコ・デ・ルシアに影響を受けてスパニッシュギターを始めたようで、それがジプシー的なメロディにつながっているのでしょう。
私はもう一枚、Alone with Youというアルバムを持っていますが、こっちの方は落ち着いたメロディでやさしい感じのアルバムに仕上がっています。
新たな境地を開拓したい向きにはぜひ。

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冷たい風のような火を燃やすものたち