株式会社 文化財保存活用研究所 Blog

大分県を中心に文化財の保存修復をメイン事業として活動している「株式会社 文化財保存活用研究所」の企業ブログです。

文化を護る 未来へ繋ぐ 株式会社 文化財保存活用研究所

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えっ!ウソ!知らなかった・・・

2011-04-25 09:00:00 | 大分県

ども、見た目年齢40歳のウメです

若干引きずってます

顔か 体系か 

顔だったらどうすることも出来んぞ

 

さてさて、今回の

 

国東市のほうを紹介したいと思います。

以前から国東市のほうに出かけては、「交通が不便だな」っと感じていたわたくし。

電車は杵築までだし、高速(有料道路)は空港手前までだし・・・。

「なんで国東のほうまで延ばさなかったのかな~」と考えていました。

 

はい、すいません。無知なだけでした。

実は、以前は杵築から国東まで鉄道が走っていたんですね。

生まれ故郷の安岐町に鉄道の駅があったなんて・・・。

26年間も知りませんでした。

この鉄道、大正11年から昭和41年まで走っていたそうです。

昭和41年(1966年)、私が生まれる10年以上前(だから知らなかったのか~)。

私の両親もまさか大分に来るなんて思ってもみなかった時代です(というより、まだ学生の頃か・・・。就職や結婚すらしてないや)。

今から45年前のことなんですね。

 

 

このことを知ったのは、国東市歴史体験学習館「弥生のムラ」で、4月29日から

企画展「国東鉄道ものがたり」

が始まるのがきっかけでした。

 

弥生のムラ開館10周年を記念して行われる今回の企画展、4月29日の初日には記念講演会も行われるそうです。

自分の生まれ育った地ですが、知らないことがまだまだたくさんあると感じさせられました。

企画展は7月18日まで行われています。また、5月22日には実際の国東鉄道の遺構見学会が予定されております。

古代のものより身近だが歴史を感る近現代の産業遺産、自分とゆかりのある地のこういった文化財を探すのも、新たな発見があって面白いものですね。

 

さて、「プラスわん」のほうですが、国東市は神社仏閣をはじめ、多くの文化財があるところです。

「わん」といわず、「ツー」も「スリー」も見るものがたくさんです。

というわけで、今回の「プラスわん」は別の資料館の企画展を紹介したいと思います。

 

以前私の生まれ故郷の文化財ということで紹介しました、三浦梅園の旧家。

そちらに隣接します「三浦梅園資料館」では、4月から連続企画「三浦梅園生涯展」を行っております。

大分を代表する哲人三浦梅園の生涯をたどる企画展になっております。

今年の11月までに四つの企画展が行われ、また講演会も行われるそうです。

残念ながら、1回目の講演会は終わってしまいましたが、企画展のほうは5月27日まで「第1回 若き日の三浦梅園」が行われています。

 

生まれ故郷をゴリ押しっという感じになってしまいましたが、

GWは国東市で歴史を感じてみてはいかがでしょうか。

 

国東市「弥生のムラ」⇒http://web.city.kunisaki.oita.jp/yayoinomura/taikengakushukan.jsp

三浦梅園資料館⇒http://www.city.kunisaki.oita.jp/baien/baienmuseum.html

 

場所に関してはHPで公開中⇒http://icucho.web.fc2.com/index.html


わたしの城下町~♪

2011-04-24 09:30:00 | 日記

こんにちは!

日目を迎えました。

「性格は男ですね」とよく言われる地蔵です。 

右脳と左脳をつなぐ脳梁という部分が女性の場合太く、男性はその逆だという説を聞いたことがあるんですが、おそらく私の場合細めなのでしょうか。

ドラマ「BOSS2」も始まり無性に天海祐希さんに憧れる今日この頃。

では早速、「おすすめスポット、紹介するから(キリッ)」

今日は竹田市街地です。

竹田市は竹田市、久住町、荻町、直入町が合併して構成されている市で、高原あり、温泉有り、名水あり、歴史との共存ありといろいろな表情を持っている市です。

そのうち旧竹田市は「荒城の月」で有名な滝廉太郎が晩年を竹田で過ごしましたし、画家で詩文でも名作を生んだ田能村竹田、豊後のスーパースター首藤健次郎も排出しました。

城下町として栄えたこの街は見所が満載!市街地を散策すればいたるところに観光スポットがあります。

竹田市街なか観光プロジェクトhttp://www.taketa-cci.or.jp/machinaka/map/

滝廉太郎や田能村竹田の旧宅を記念館として見学できるし、岡藩の客室として使われていた建物が茶房になっていて名庭を見ながらお茶を楽しめます。

童謡「犬のおまわりさん」を作詞した童謡作家の佐藤義美さんが晩年を過ごしたこともちなんで、

4月29日(金)第23回さとうよしみ童謡祭が開かれます。

佐藤義美記念館周辺が会場となって、さとうよしみ合唱団による童謡披露や、大分県立芸術短期大学生の手話による童謡紹介、市民グループの影絵や読み聞かせなどが行われる予定です。

10時から12時まで開催するのでちびっこ達に童謡をしんでもらって、お昼をはさんだら午後は城下町の散策と行きましょう。

そこで今回のプラスワン

切支丹洞窟礼拝堂(キリシタン洞窟礼拝堂)

戦国時代末期の岡城主志賀親次は熱心なキリシタンだったので城下町竹田地区には多くのキリシタンがおりました。

豊臣秀吉の時代に入るとキリスト教禁教令がしかれ、江戸に入るとますますキリスト教弾圧が高まり、岡藩でも厳しい取り締まりが行われました。

それでも多くのキリシタンはここ洞窟礼拝堂でひそやかに祈りをささげていたのでした。

礼拝堂の隣には司祭が住居としていた洞窟もあって、たくさんの神父もここにかくまわれていたようです。

ここの礼拝堂のつくりが西洋の洞窟礼拝堂を彷彿とさせるもので、一見の価値ありです

大分県に住んでいながら竹田市といえば久住へドライブといったイメージしかなかったんですが、県内の文化財を回っていると

竹田市街地の城下町として栄えた歴史を上手く活用して街おこしがされていることに気がつきました。

国際化を目指すあまりに海外のことばかり目を向け過ぎて自分の国の文化をおろそかにしていた事を反省し、

自分の国の歴史や伝統文化をより深く知り、誇りを持つことから本当の国際化が進められるのではないかと、竹田の街を見て感じます。

なーんて堅いこと言いましたが、とにかく歴史の街をおいしいものでも食べながら歩いて楽しんでください!

丸福の唐揚げ、おいしいですよ。おススメです 

前に紹介した宇佐市の唐揚げに特徴的なニンニク醤油味と違ってこちらは鶏肉のおいしさを引き立たせる塩味!

こちらもテイクアウトOK。あーよだれが出てきた。

きょうのわんこおさらい

第23回さとうよしみ童謡祭 http://www.taketan.jp/calendar/?action=view&unit=detail&id=520

キリシタン洞窟礼拝堂 と 丸福の地図は http://icucho.web.fc2.com/←会社ホームページのブログ企画の特設ページへGO!


新緑の季節を感じてみては?

2011-04-23 09:36:47 | 日記

こんにちは。馬頭です。ゴールデンウィークおでかけ情報ブログ企画「ぷらすわんキャンペーン」3日目の今日は、豊後大野市で新緑の季節を感じてもらう「おでかけ」をご紹介したいと思います。

 

大分県南西部に所在する豊後大野市は山や河川などの自然が豊富で、キャンプ場や自然公園などが各所に点在しています。そんな自然が豊かな豊後大野で、ドライヴやツーリングなんてどうでしょうか?春の風と新緑の匂いを感じながら自然の中を走り抜けると日頃の疲れもとれてリラックスできることは間違いなしです!!

 

ドライヴやツーリングの最近の楽しみといえば「道の駅」でちょっと一息という人も多いんじゃないでしょうか?

豊後大野市には道の駅も多く、「道の駅おおの」・「道の駅みえ」・「道の駅きよかわ」・「里の駅あさじ」・「道の駅 原尻の滝」があります。ドライヴの目的で「道の駅巡り」なんてのもいいかもしれませんね。今回はその道の駅の中で「道の駅 原尻の滝」をご紹介したいと思います。

「道の駅 原尻の滝」の一番の見所はなんといっても「東洋のナイアガラ」と称される「原尻の滝」が目の前にみられるということです。幅120m、高さ20mの雄大な滝の周りを歩けば水しぶきが心地好くマイナスイオンを肌で感じることができます。

 

 

 

 

また、「道の駅 原尻の滝」では大分名物の「とり天」や「やせうま」も食べられる他、「道の駅 原尻の滝」特製のソフトクリームもあり、暖かくなった日差しのなりソフトクリームを片手に滝見物もいいかもしれませんね。

※「道の駅 原尻の滝」特製のチューリップソフトです。中にはチューリップの球根が混ぜてあるらしいです。 

 

さて、ここで今回の企画の「キモ」である「ぷらすわん」です。「道の駅 原尻の滝」の車で5分ほどのところには「緒方宮迫石仏」という国指定史跡があります。

緒方宮迫石仏は緒方宮迫東石仏と緒方宮迫西石仏の2つの窟があり、緒方東石仏は大日如来、不動明王、持国天が並び左右に仁王が刻まれる磨崖仏で平安時代後期のものとされています。

そこから500mほどはなれた所にある緒方宮迫西石仏には、釈迦如来を中心に阿弥陀如来と薬師如来が並んでいます。こちらも平安時代後期の作品とされていますが、現在でも神々しい姿を見ることができます。

 

雄大な自然をドライヴする途中で、自然ととけこんだ歴史の遺産の見学というのも少し違った「自然」を感じられるのではないでしょうか?

 

今回は、豊後大野市「道の駅 原尻の滝」と「緒方宮迫石仏」をご紹介しました。休日のおでかけの「ぷらすわん」のご参考にしていただければ幸いです。

 

 道の駅 原尻の滝のホームページ⇒http://www.qsr.mlit.go.jp/n-michi/michi_no_eki/kobetu/harajiri/harajiri.html

豊後大野市観光協会のホームページ⇒http://www.bungo-ono.jp/kanko/

※所在地などの確認は(株)文化財保存活用研究所のホームページでもできますのでご利用ください⇒http://icucho.web.fc2.com/index.html

 


被災地復興支援イベント in 大分県由布市

2011-04-22 10:00:00 | 大分県

ども、先日20歳の子に40歳に見えるといわれたウメです

 昔からよく言われるため、多少は慣れているのですが、喜ぶべきか悲しむべきか毎回複雑な気持ちです

言った後に必死にフォローを入れるのはやめて

 

さて、昨日から始まりました

二日目の私が紹介しますのは、由布市です。

現在の由布市は湯布院、庄内、狭間の三町が合併し、市となった所です。

言わずと知れた大分県を代表する観光地、湯布院。

自然に囲まれた中での温泉につかれば、日々の疲れも癒してくれること間違いなしです。

実際、今回のGWで湯布院へ行くという方は、県内外問わず多いのではないでしょうか。

また、ギャラリー等が多くあるのも湯布院の魅力。

街中を走る馬車やクラシックバスで移動し、ギャラリーや温泉を巡る。なんと非日常的な空間でしょうか。

この非日常的な空間がきっと身の心もリフレッシュしてくれる

私の汚れきった身の心も洗い流してもらってきます

あわよくば見た目年齢も若くできたら・・・

 

さて、今回のプラスワンですが、題名にも書きましたように、

先月に起こった東日本大震災復興支援イベントが、GW中に由布市庄内のほうで行われます。

題して「第2回全国神楽大会」です。

県内外から、14団体が出演され、神楽が披露されるそうです。

 庄内神楽は全国的にも有名なもので、その神楽の町庄内の総合運動公園神楽殿で、5月3日に行われます。

入場料が必要ですが、今回のイベントの収益金は被災地に送られるそうです。

震災後イベント自粛が相次ぎ、「過度の自粛は経済も回らなくなる負のスパイラル」、とあちらこちらで騒がれている今日この頃。

被災地への復興支援に協力しつつ、GWという年数回の長期休暇をイベントで楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

由布市観光情報⇒http://www.yufuin.gr.jp/

第2回全国神楽大会⇒http://www.city.yufu.oita.jp/news/news110419.html

 

イベントの行われる場所の地図⇒文化財保存活用研究所HP http://icucho.web.fc2.com/index.html


ブログ企画「ぷらすわんキャンペーン」 始まった~!

2011-04-21 13:51:25 | 日記

こんにちは!

すこし前からこのブログで告知しておりましたように、

行楽シーズンのこの時期、「どこに出かけようか」お悩みの方に必見!

文化財保存活用研究所のブログから行楽地とその周辺のお勧め史跡や博物館など文化財に関連した場所を2週間連続してお届けする

今日からスタートしたいと思います 

スタッフの独断でお送りし、なお且つ会社が大分のため大分県内でお勧めしますので、お口に合いますかどうか・・・

ただ、県外からご覧になっていただいてる方にも少しでも文化財に親しんでもらえれるように書いていきますのでどうぞよろしくお願いします!

華々しくトップを飾るのはR35世代代表地蔵です

桜は散ってしまいましたが、次に見ごろの花といえば何だと思います? ・・・・・・・正解は藤の花!

紫色で藤棚から垂れ下がる藤の花は上品そのもの。大分県宇佐市にある千財農園では4月末から5月上旬まで見ごろのようですよ。

さまざまな種類の藤の花が240本 くぐり甲斐がありそうです。 

千財農園:宇佐市四日市小菊町 TEL:0978-33-2388 

 

宇佐は大分人じゃなくても大好き、唐揚げお店がたくさんある町です。ニンニク醤油に漬け込んだ鶏肉がとってもジューシー

おにぎりだけ持って行って宇佐で唐揚げをテイクアウト。お空の下ならそれだけでグルメなランチです。

 

どこで食べようかしらと迷ったら、宇佐市総合運動場へGO

大分県立歴史博物館の隣の敷地にある宇佐市総合運動場には遊具が充実したちびっこ広場やジョギングコース、そしてこんなものが↓

 

そう、ここが今回のプラスワンです。広場の先に古代ふれあい広場があるのです。

子「おとうさーん、なにこれ。」       

父「これはね、大昔の人たちが住んでいた家だよ、当時は自分で狩りをしてきたものを自分で火をおこして調理して食べていたんだ」

子「火をおこす?」

父「・・・・・・・こんな感じで・・・・(ゴシゴシ)」

古代ふれあい広場の先を行くと風土記の丘という広い敷地があって古墳が点在しています↓

子「あれはなーに?」

 

父「当時の偉い人のお墓だよ。」

子「小さな山みたいだね」

父「前が四角い形で後ろが丸い形だから前方後円墳って種類の古墳なんだ。」

子「お父さんって物知りだね

なーんて会話が。お父さん株上がります。

そこで盛りあがって風土記の丘の敷地内にある県立歴史博物館まで歩いて行って展示物を見れたらもうサイコー。

普段は教科書やテレビでしか見ないものを実際に見て感じるほうが記憶に残ります。

うちの子達も今年から歴史の授業が始まるので、教科書だけでなく実際のものを見て「感じ」て「考え」てもらいたいものです。

 今日のプラスワンは宇佐市でした!

おさらい

1.千財農園

2.大分県立歴史博物館 宇佐風土記の丘 http://kyouiku.oita-ed.jp/rekisihakubutukan-b/

3.宇佐市総合運動場

上記の地図はGWおでかけ情報ブログ企画特設ページに表示してます

Let'sクリック→文化財保存活用研究所H.P http://icucho.web.fc2.com/index.html

 おまけ・宇佐市観光協会 http://www.usa-kanko.jp/