株式会社 文化財保存活用研究所 Blog

大分県を中心に文化財の保存修復をメイン事業として活動している「株式会社 文化財保存活用研究所」の企業ブログです。

文化を護る 未来へ繋ぐ 株式会社 文化財保存活用研究所

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でっかい秋見つけた

2014-09-28 10:58:09 | 日記
こんにちは
キンモクセイの香りがここ良い季節です

思い立って北海道へ行ってきました

正確には「大分の北海道」
どこまでも草原が広がっているエリア
九重町長者原から竹田市久住までのルートを巡ってきました

先月作業に入っていた豊後高田市をはじめとした国東半島エリアでは行く道行く道
石塔やお寺、磨崖仏の看板が目に飛び込んできますが
今回のルートは広大な高原に放牧の風景が見られたり
ラムサール条約で保護されている湿原あり
カウボーイ気分が味わえる乗馬体験やスキー場までも
まさに大分の北海道
大分県はこうもエリアによって雰囲気が異なる
秋なのに「飽きない」大分県

今回のメインはラムサール条約で保護されているタデ原湿原です

久住山を主峰として硫黄山や三俣山などといったいくつもの山が連なりその総称「九重山」のふもとにあるタデ原湿原は
国内最大級らしく
多様な地質の中で植生している山野草の宝庫でもあるそう
春から秋は季節ごとの植物を楽しみ冬は真っ白く雪に覆われた姿を見せ
登山者や観光客の癒しの場所でもあります
その自然を保護するために
野焼きや外来植物駆除活動家を行ったり
自然研究道とされている散策道は木道となっています


秋風に吹かれて揺れているすすきや
素朴で可憐な山野草




特にこの時期の目玉ヒゴタイの紫色がとてもきれいでした

一方で湿原の背景に硫黄山や三俣山があり
ダイナミックな景観は自然の懐の大きさを物語っていました



散策がすんだら
九重山を越えて竹田市久住へ牧の戸峠から久住に向かう山道を下ると
同じ高原でも少し様子が変わります





久住地ビール村で呑みたい気持ちを抑えて
ウーロン茶とオニオンリングでひと休み
地ビール村との隣にある久住高原コテージと併設されているオートキャンプ場では
週末の宿泊客が楽しそうでした
高原の星降る夜もまた格別なんでしょう

放牧されている牛も秋風に吹かれて気持ちよさそうでした

そして知る人は知っている
まんじゅうハウスで炭酸まんじゅうとゆでもちをゲット
ここは甘いものが得意ではない私でも外さない久住土産の定番です
お土産といえば
さすがに熊本県の県境とあって
お土産売り場はくまもんグッズが多かったですが
ふなっしーご当地バージョンもちゃんとありました
ご当地ふなっしー靴下とクリアファイルをゲットして
更に満足度アップ

気の向くままのドライブ、いい気分転換になりました

上空からの眺め

2014-09-25 19:29:35 | 日記

 こんにちは、馬頭です。秋分の日も過ぎて、日が暮れる時間が早くなりましたね。秋の夜長が好きな方もいらっしゃるかと思いますが、私は夏の夕方の雰囲気が大好きなので、少し寂しい気持ちになります。

 さて、先日待ちに待った弊社の新機材、無人航空機マルチコプターが完成いたしました。

 

 遺跡の空撮写真や文化財の上空からの調査を目的として採用したマルチコプターですが、文化財に限らず上空からの映像を撮影したいという方がいれば、ご対応いたします。

 操作確認もかねて、テスト飛行をおこなってみたのですが、従来のラジコンヘリに比べ上昇・下降がスムーズで上空でも安定し、狭い場所でも飛行できることが特徴となります。2・3mの低空飛行から上空200mまで上昇することができ、静止画・動画どちらでも撮影をおこなえますので、気になる方はお気軽にお問合せください。

 テスト飛行の際の映像はコチラ→https://www.youtube.com/watch?v=35zbA9YAdag&feature=youtu.be

 テスト飛行も兼ねて大分の上空からの景色を撮影できればなと考えていますので、こうご期待ください。

 

 


健康が一番

2014-09-20 23:30:36 | 日記

どうも、ウメです。

大分市の昨日は、雨の影響で日中も温度が上がらず、

平均気温が20℃を下回る状況でした。

朝晩も涼しさを通り越して、肌寒いと感じる日が多くなり、

秋の訪れを実感しております。

そんな中、現在の私は抜歯後の痛みと戦っております。

と言いますのも、先日、親不知を抜いてきまして、

現在は抜いて出来た、大きな穴がふさがるのを待つ日々でございます。

歯の神経の痛みは「激痛」というわけではないのですが、

じわじわ痛み続ける感じで、何かに集中していれば、忘れられるのですが、

ふと思い出したように、痛みと違和感を感じると、しばらくは引きずってしまいます。

こういう時に感じるのは、日々の健康のありがたみでして、

単純ですが、おいしいものを黙々と食べることのできた日々が、なんて幸せだったんだろうと感じます。

現在、痛みがひどい時は痛み止めを飲んで抑える事ができるのですが、

飲み薬が多くなると、アレルギー反応が出てしまう危険性もあるようで、

痛み止めを飲むことも出来ないという可能性もあるようです。

私の叔母が現在そのような状態でして、

手術後の入院時に飲み薬で蕁麻疹が出てしまい、

それが原因で、痛み止めの薬を飲むことができないという状況とのことです。

会話では元気だと伝えてくれるのですが、

動くとこができない状況を聞くと、

元が人以上に動き回っていた方なだけに、

そのつらさを痛感してしまいます。

薬で痛みを抑えられる自分の現状は、まだまだ恵まれているので、

早く元気な状況に戻れるように、頑張りたいと思います。

やっぱり「健康が一番」ですね。

 


働くお母さんと家族

2014-09-13 09:38:05 | 日記

こんにちは

先日女性が起業している会社ということで取材を受けました

既婚・子持ちでの起業とあって働く女性を積極的に支援するという政策に

幸か不幸かマッチングしていることは多少自覚しながら過ごしていたので

日頃思っていることの丈を素直に放出出来ました

 

家庭と仕事の両立はやはり何をおいても家族の理解・協力が一番で

家事の中で空いてしまう穴があれば家族の中で出来る人が埋める

という考えで我が家はやっていってます

 

子供が小さい時はサポートメンバーが実質主人しかいないですが

少しづつ子供たちにも出来ることを仕込んできました

なので、今では仕事が終わったらすぐ夕食の準備だけに専念できるようになっています

 

主人と私は凸と凹なので私が気が付かないところや苦手なところを

彼が気づいてやってくれる お互い補い合える

良いパートナーです

 

あんまりいいことばかり書いていると嘘くさいので

 

一方でけんかは家族同士で多発傾向にあります

特に思春期の女の子と母親はいつも一触即発です

思ったことを何のフィルターもかけず言い合うので激しいです

言い過ぎや誤解も沢山

時には家族なんか!と荒れ狂うときも

和解すればまた猫撫で声でじゃれ合うんですが

 

家庭ではけんかとじゃれ合いと協力を繰り返しながら

外で仕事をしている

といった感じでしょうか

 

私にとって夫婦は戦友の要素もあると思っていましたが

家族全体で戦友のような仲間のような

 

働くお母さんだけが応援されるだけでなく、

もちろんお父さんも、学校で日々いろんなことにチャレンジ、頑張っている子供たちも

遠くでそれを見守ってくれている祖父母も

お互いが協力し、エールを送り合える

そんな関係に心から感謝しています

 

今日も朝から子供に嫌味の一つ二つ言ってしましましたが

嫌味で返され、ある意味平和な一日が始まっています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


宇佐市平和資料館

2014-09-11 19:43:16 | 日記

 こんにちは、馬頭です。「今年は夏がなかった・・・。」とあらゆる場所で聞くように、本当に今年は夏を感じませんでしたが、今週は日中晴れ間が続き、少しの間でも夏らしい日になるかと思ったら、夕方からは涼しい風が吹き、夜には少し肌寒さすら感じます。やっぱりもう秋なのですね・・・。

 さて、先日大分県宇佐市にあります「宇佐市平和資料館」にお邪魔しました。

 宇佐市は戦前に宇佐海軍航空隊の拠点となった宇佐基地があった場所で、戦時中空襲や人間爆弾「桜花」を搭載した特攻部隊「神雷部隊」にて出撃し、多くの方々が命を落とされました。宇佐市には、今も戦争遺産として、戦闘機を空襲から隠すためにつくられた「掩体壕」や機銃弾の痕が残る「宇佐海軍航空隊落下傘整備場」などが残されています。

 宇佐平和資料館では、宇佐海軍にまつわるものや特攻隊にて出撃された故人の遺品などが展示されています。また、昨年映画化され話題となった現在、NHK大河ドラマで黒田官兵衛役にて活躍中の岡田准一さんが主演された「永遠の0」の撮影で、実際に使用された零戦の模型も展示されています。

 その中でも私が衝撃を受けたのが、アメリカ軍が撮影した宇佐基地を空襲した際の映像です。この空襲により多くの方々が亡くなったと思うと胸が苦しくなります。戦争を知らない私たちのような世代は、この先二度と戦争をおこさないためにもこのような現実に触れ、考える機会を持つべきだと感じました。

宇佐市平和資料館の詳しい内容はコチラ→http://www.city.usa.oita.jp/soshiki/43/10964.html