文化を護る 未来へ繋ぐ 株式会社 文化財保存活用研究所
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こんにちは。ウメです。
いよいよ4月になりました。新年度とともに色々と「はじまりの時」であり、新しい出会いが多いときだと思います。
私の知人のお子さんも、一日に入園式が行われたそうです。
別の知人のお子さんは来週あたりに、中学校の入学式が行われるみたいです。
そのようなお話を聞いてると、春ってなんかすてきな時期だなと思う今日この頃、そんな私は花粉症では有りません。
私自身も何かをはじめられたら良いなと思います。
今回の文化財紹介は、豊後大野市にあります菅尾磨崖仏です。
以前のブログで豊後大野地区について地蔵さんが紹介しましたので、私も乗っかろうとおもいます。
菅尾磨崖仏は史跡・重要文化財として国の指定を受けております。
阿蘇山の噴火でできた凝灰岩壁に五体の仏像が彫られており、
向かって右から千手観音、薬師如来、阿弥陀如来、十一面観音、多聞天となっております。
平安時代の後期のものと考えられており、多聞天以外の4体は方形の台座の上に座る形で彫られております。
地域の方からは古くから岩権現と呼ばれており、紀州熊野権現を勧請したという説もあるそうです。
石仏の高さとしては、1.70~1.90mほどあります。
急な坂道or石段を上った先に現れる磨崖仏は、覆屋の雰囲気も交わり、とても神聖な物に感じることができました。
菅尾磨崖仏のそばには駐車場(トイレも)が設置されているので、春のドライブがてらに見学してみてはいかがでしょか。
また、その駐車場には周辺の文化財を紹介している看板も有りましたので、そちらの写真ものせておきます。