株式会社 文化財保存活用研究所 Blog

大分県を中心に文化財の保存修復をメイン事業として活動している「株式会社 文化財保存活用研究所」の企業ブログです。

文化を護る 未来へ繋ぐ 株式会社 文化財保存活用研究所

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地球からのメッセージ

2017-09-26 02:26:28 | 日記

どうも、ウメです。

先週に日本列島を襲った台風は大分県にもかなりの被害を残しており、

特に被害が大きかった県南では対応とそれに対する人手の足りなさが、

未だ深刻な問題となっているようです。

私どもの会社の工房も川の目の前にあるのですが、

当日は今までに見たことがないほどの増水をしておりました。

こちらは翌日の水が引いた後の様子ですが、川がほとんど見えないのが通状の風景です。

それが台風時には

あと少しで水が道路まで上がってくるような状況でした。

大分市内でも道路が冠水し、通行止になる箇所が多々でる状況。

ここまでの雨は近年では記録がないほどだったため、

改めて自然の力の恐ろしさを感じました。

こういった自然災害後の支援活動は

国境や人種、宗教といった壁全てを取り払い、

人と人が手を取り合い助け合える貴重な機会だと私は感じます。

ここ数年の地震や大雨、台風の被害と自然災害がふと目立つように感じるのは、

地球からのメッセージかと感じる今日この頃であります。

 


備えあれば、憂いなし

2017-09-18 10:29:01 | 日記
こんにちは、馬頭です。先週末は台風が上陸し、大分県でも川が氾濫するなど大きな被害となりました。自然災害の脅威を目の当たりにすると人の無力さを改めて痛感します。できることは少ないですが、備えあれば、憂いなしという言葉からも何事にも準備しておくことが大切です。

今回の台風でも、スマートフォンに災害情報や避難勧告などエリアメールが届きました。現在の状況を把握することで早めに避難などの行動にうつすことができます。災害が予測される場合はモバイル端末と予備バッテリーの充電をしておくことを心掛けましょう。また、自分が今いる場所の避難場所を事前に把握しておくことも大切です。

これから台風シーズンとなります。みなさんも「備えあれば、憂いなし」をキーワードに準備を整えておきましょう。

夏の終わりに

2017-09-12 15:01:38 | 日記
こんにちは😃
Tontonです。
朝晩、涼しくなりましたね〜

夏の始めの頃、ちょっとショックな事がありました。磨崖仏の観察で、初めて石仏の落ちた破片を見つけ回収したのです。それは1cm位でしたが見つけた時はとても哀しく残念な気持ちになりました
形あるものはいつか無くなるものと知ってはいても、、、

出来ることなら、少しでも永く残って欲しいと願っています。

何にでも好みって有りますよね〜。十人十色っていいますし。人の考え方も!
私個人的には壊れてしまったら、もう二度と同じ物には会えなくなりますし、貴重で素晴らしいものは、後の人たちにも見て欲しいって思っていますが壊れる儚さ!それが良いんだよって方もいるんですよね〜。皆さんはどう思いますか?
難しいところですよね

ところで過ごしやすくなりましたね。行楽にもってこいの季節です。見てみたい行きたいちょっと出掛ければ、感動したり癒されたりそんな素敵なものや場所が沢山あります。

私も秋の気配に誘われて小国の鍋ヶ滝へ、友達と癒されに行って来ました。マイナスイオンを沢山浴びて、気持ちが良かったです。



改めて熊本地震について考えさせられました

2017-09-11 19:53:03 | 日記

どうも、ウメです。

9月も半ばに差し掛かり、だいぶ涼しい気候になってきました。

秋を感じさせるものも身の回りに溢れ出しております。

十五夜を意識させる商品やハロウィン商品などなど…。

時間の流れにしっかりついていかないと、ふとした時に、

取り残されている自分を感じます。

まだまだ若くいたいんですが…。

 

さて、先日某ネットニュースのトップに熊本の断層の記事が出ておりました。

「日奈久断層」という断層の研究発表で、約3000年に一度、大地震が起こっているという記事でした。

自分たちも益城の布田川断層の記録などで現地を見ているだけに、

地震の怖さとともに、こういった歴史的な記録の重要性も今回の熊本地震では考えさせられました。

 

さて、先日、仕事の関係で熊本県の御船町に行く機会がありましたので、

昨年度に工事をしました今城大塚古墳の現状を見てきました。

昨年度の工事後からは大きな変化がなくてホッとした状況ですが、

今後もどういったことが起こるかはわからないので、

モニタリングをしていければと思います。

 


四日市遺跡(玖珠町)の現場説明会がありました

2017-09-04 20:57:30 | 日記
こんにちは、馬頭です。朝方は、少し寒くなって、すっかり秋の雰囲気ですね。日中はセミの声も聴こえなくなったと思ったら、夕方はひぐらしの声が聴こえてきて、夏の終わりの切なさを感じます。

さて、先週の土曜日は玖珠町の四日市遺跡の現場説明会がありました。夏前から作業のお手伝いをさせていただいており、今回で第16次の調査となる遺跡です。

四日市遺跡全体では、旧石器時代から中世まで遺構が確認されており、今回の調査では、弥生時代中期から古墳時代初頭の住居跡、貯蔵穴、陥穴などの遺構や小児用甕棺、高杯、石包丁などの遺物が発見されました。



遺跡の頂上からは玖珠町を象徴する伐株山を望むことができ、昔の人々もこんな景色を眺めていたのかなと感じました。