株式会社 文化財保存活用研究所 Blog

大分県を中心に文化財の保存修復をメイン事業として活動している「株式会社 文化財保存活用研究所」の企業ブログです。

文化を護る 未来へ繋ぐ 株式会社 文化財保存活用研究所

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端島

2013-08-31 13:00:00 | 日記

こんにちは

今年の夏もいろんなところに行くことができて満喫できました

明日で9月

夏の終わりを街中でも感じることができ、

行く夏を惜しむという少しアンニュイな気分にもなりがちな今日この頃です

 

そんな中、仕事で長崎市に行くことがありました

せっかく長崎市に行くということで

長年行きたかった場所に行ってきました

 

その場所は端島

通称「軍艦島」のほうが分かるでしょうか

63,000㎡の島に炭鉱の町ができ、多い時期には5,300人が暮らしていたという島

日本最古の鉄筋コンクリート製の高層集合住宅ができ、学校、病院、などが密集して建てられていて

当時の日本の産業を支えた炭鉱の町の名残がある島だということは

皆さんご存知だと思います

 

エネルギー転換政策によりこの島の炭鉱が閉鎖されると同時に住民たちは島を離れることになり

昭和49年に無人島になりました

 

私がこの島の存在を知ったのは小学1,2年生ぐらいのころ、

公共広告機構(現「AC」)のエネルギー問題啓発広告をテレビで見たのがきっかけでした

端島が無人島になってからもうすぐ10年になろうかとしているときの端島の様子が流れていました

事情を深く考えることもできない子供でしたが

そこから想像しうる過去の繁栄、にぎわいに思いを馳せ、今の廃頽的でも何か引き付けてやまない魅力を

感じ、端島に特別な感情を持つようになりました

 

あれから30年(きみまろか)

時は来た(橋本か)

端島上陸ツアーに参加しました

 

島まで30分のあいだ

係員さんの説明を聞きながら端島の歴史を学びました

 

そして

 

島の外周の一部を歩きながら

ガイドさんのお話を聞いて

端島はほんの小さな島を6回埋め立て工事をして広くしたということ

密集した建物同士に渡り廊下を設置して行き来がしやすいようにしていたということ

建物の屋上に農園を作っていたこと 

建物自体を防波堤代わりにしていたことなど etc etc

狭い土地を有効活用しており、知恵と工夫がなされていたことを知りました

左手が小中学校合同校舎 右手が病院 手前の建物が隔離病棟

 

 

世界遺産登録に向けて山口・九州の近代化産業遺産群の構成資産でもあり、

世界遺産登録に向けての活動も活発に行われているようです

長崎県は教会群も世界遺産登録への活動もしており

唯一鎖国時代に海外交流があった故の独特なエキゾチックな風土に加え

日本の近代化を支えたという骨太な歴史と

両方を兼ね備えたとても魅力的な県だと改めて思いました

 

30年越しに上陸できたという万感の思いもさることながら

テレビで初めてみたときの島の様子よりも劣化が大幅に進んでいるのを目の当たりにして

保存と活用に大きな壁が立ちはだかっているように感じました

帰りの船で上陸の際に見えなかった島の裏側をぐるっと回り

今年の暑い夏の日差しと潮風を直に受けている端島を見ながら

これからこの島はどこへ行くのだろうと

「軍艦島」の行方に期待と一抹の不安を覚え

これまでの30年間の端島に対する思いに加えて

これからの端島への思いはまたちょっと違ったものになりそうです

 

 

 

 

 

 


高原の風

2013-08-27 19:00:58 | 日記

 こんにちは、馬頭です。今週で8月も終わり、いよいよ今年の夏も終わってしまうのかと思うと少し憂鬱になってしまいます。でも、日中の暑さはまだまだ続くようなので、引き続き熱中症にはお気をつけください。

 大分県は海・川・山など自然を楽しむレジャースポットがたくさんある地域じゃないかなぁ~と日頃感じていました。でも、意外と現地に行ったことがないなと思い、また今年は仕事も重なって色々なスポットを訪れてみました。ということで、今回はまだまだ続く残暑を少しでもやわらげるために、ぜひ大分の「山」のスポットをご紹介したいと思います。

 まず初めにご紹介したいのが、竹田市久住町にある「あざみ台展望所」です。久住の山々や草原を見渡せる場所で、牛たちがのんびりしている様子も見ることができます。真夏の日中に行ったのですが高原の風が涼しいので、売店で販売しているソフトクリームを食べながらベンチに座って景色を眺めていると爽やかな気持ちになりました・・・。

 次にご紹介するのが、玖珠町にある「伐株山」の山頂です。実はこちらは地元の方に教えていただき、初めて知ったスポットだったのですが、行ってみるとビックリしました!!玖珠町を一望できる風景で、山頂の公園もアルプスにいるかのような気分が味わえる風景になっています。童話の町、玖珠町にぴったりなスポットでした。また、山頂といっても道路が整備されており山頂まで車で行くことことができるので、景色を眺めにふらっと気軽に行くことができますよ。

 まだまだ続く残暑の避暑と心の休養には是非おすすめのスポットです。大分の自然を楽しむことができるスポットはまだまだあるので、またご紹介したいと思います。是非ご期待ください。


栃木は蕎麦がアツい?

2013-08-24 23:51:18 | 日記

どうも、ウメです。お盆が終わって1週間が経ち、今週の大分市は久しぶりに雨が降りました。

私は以前のブログでも書いていたように、お盆期間中は栃木県の実家の方に帰り、家族そろって福島県いわき市の祖父母のお墓参りへ行きました。その際にふらっと家の周りを歩いていたのですが、今だに立ち入り禁止の海水浴場や上部が取り壊された展望台、廃材の山など、ふとしたところに震災の跡が残っておりました。その中でも普段の生活を続け、震災の影響を見せない、感じさせない親戚の人たちに、人としての強さや優しさを感じました。

 

さて、お盆で栃木県に帰った際に家族で食事をしに行ったのですが、最近、栃木県の日光市にある旧今市市の地区で御蕎麦が有名になっております。実家に帰った際に家族みんなで食べに行くのが恒例行事のようになっておりまして、今回は「小代 行川庵」というお店に行ってきました。

こちらのお店は今市市の名誉市民第1号になった加藤武男氏という方の邸宅だったところだそうです。「古き良き日本家屋の中でおいしい御蕎麦を食べる」なんとも風情があるなと勝手に思っておりました。

東照宮等がある地域からは若干離れているのですが、もし栃木に行く機会がありましたら、餃子だけでなく、御蕎麦おいしいので、是非食べてみてください。ちなみに今回紹介したお店とは別に、「湧水庵」というお店も有名なようで、今回実は最初にそちらに行ったのですが、100人待ちという状態でした。こちらのお店もかなり人が多かったのですが、1時間待ちで入れるというお話だったので、今回はこちらのお店に行きました。「何気に餃子以上に御蕎麦の方が熱いのか?」と思ったお盆のとある一日でした。

 

P.S

テレビなどでも紹介され有名になっている日光の天然氷を使用したかき氷、うまかったです。ただ、食べられるお店を数件調べておかないと、とんでもない待ち時間になってしまう可能性がありますので、お気を付けください。

ではでは。


お盆でしたが

2013-08-17 09:00:00 | 日記

こんにちは

皆さんいかがお過ごしでしょうか

引き続き九州大分市はノーレイン、ソーホットな毎日ですが

お盆休みのあった今週は夏を満喫させてもらいました

帰省先で親戚一同とプールに行くも泳ぐのそこそこで

昼食後には雑誌を顔にかぶせてがっつりお昼寝という

夏のレジャーだからこそできることをやってみました

その他バーベキューや花火、スイカの贅沢割りなどを楽しんでもきっちりお墓参りは忘れず

心のけじめとしてのお墓参りはいいもんです

 

子供も中学生となり

親子で楽しむことがあとどれだけなのかと思うと

今年もなんやかんやで楽しんで

親孝行もできて

ありがたい夏を過ごさせてもらって感謝の気持ちがこみ上げてきます

自分たちの親が少しずつ年を重ねていくのが切なくなりますが

その分日頃集まれない家族が顔を合わせるお盆をできるだけ楽しいものにしなくちゃいけないなぁと

この歳になって今更思います

帰省先のスーパーで

帰ってくる子供や孫たちのために買い出しに来るおじいちゃんおばあちゃんも

ケース買いしたジュースなんかを抱えて

なんか「しゃきっ」として歩いていました

お孫さんのためにぬいぐるみを買っているおじいちゃんもいました

それを見たうちの子供がぽつりといいました

「おまごちゃん、喜んでくれるといいな」

 

おじいちゃんが少し照れくさそうに

キャラクターもののぬいぐるみを持って並ぶ光景はお正月、ゴールデンウィーク、お盆、クリスマスの時の

ある意味風物詩ともいえる様子です 

重ね重ねですが、この年になると

何気ない光景にも思いを勝手に馳せて胸熱になります

「おじいちゃん、これじゃなーい」

なんて言わないであげてね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


残暑見舞い申し上げます

2013-08-13 17:44:20 | 日記

 こんにちは、馬頭です。立秋をむかえて暦の上では秋だというのに、暑い日々が続きますね。皆さん、熱中症にはくれぐれもお気を付けてください。

 さてさて、今回は以前から予告してしておりました、「第1回しんけん大分学検定」のホームページが公開されましたので、ご紹介したいと思います。

 11月3日の文化の日におこなわれます、大分の歴史や文化、産業、食、自然など体験型の問題などを含めた105問が出題される大分のご当地検定の「しんけん大分学検定」ですが、この度弊社の方で公式ホームページの作成を担当させていただきました。ホームページには、検定の実施要項や申し込み方法のご案内などのほかに、この検定の趣旨である大分の魅力を多くの方に知ってい頂きたいということもあって、「バーチャル模擬試験」というページにて、大分各地の絶景をご紹介させていただいております。

 パノラマ画像を使用した360°見渡せるバーチャル映像内にマルバツ形式の模擬問題の看板を設置しました。模擬問題を回答していくことで、大分の絶景が広がります。問題と景色は2週間おきに更新され、11月までに大分の有名・穴場、いろいろな場所を紹介したいと思っています。お盆休みがとれない方でも、パソコンの中で、大分旅行を楽しめるので、是非ご覧ください。

「しんけん大分学検定」 公式ホームページはこちら・・・http://www.oitagakukentei.com

 

大分の絶景を楽しみながら、模擬試験で本試験へ向けてのシミュレーションが行えます。 成績上位者には豪華な賞品も準備されていますので、ふるってご参加ください。