株式会社 文化財保存活用研究所 Blog

大分県を中心に文化財の保存修復をメイン事業として活動している「株式会社 文化財保存活用研究所」の企業ブログです。

文化を護る 未来へ繋ぐ 株式会社 文化財保存活用研究所

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わたしの城下町~♪

2011-04-24 09:30:00 | 日記

こんにちは!

日目を迎えました。

「性格は男ですね」とよく言われる地蔵です。 

右脳と左脳をつなぐ脳梁という部分が女性の場合太く、男性はその逆だという説を聞いたことがあるんですが、おそらく私の場合細めなのでしょうか。

ドラマ「BOSS2」も始まり無性に天海祐希さんに憧れる今日この頃。

では早速、「おすすめスポット、紹介するから(キリッ)」

今日は竹田市街地です。

竹田市は竹田市、久住町、荻町、直入町が合併して構成されている市で、高原あり、温泉有り、名水あり、歴史との共存ありといろいろな表情を持っている市です。

そのうち旧竹田市は「荒城の月」で有名な滝廉太郎が晩年を竹田で過ごしましたし、画家で詩文でも名作を生んだ田能村竹田、豊後のスーパースター首藤健次郎も排出しました。

城下町として栄えたこの街は見所が満載!市街地を散策すればいたるところに観光スポットがあります。

竹田市街なか観光プロジェクトhttp://www.taketa-cci.or.jp/machinaka/map/

滝廉太郎や田能村竹田の旧宅を記念館として見学できるし、岡藩の客室として使われていた建物が茶房になっていて名庭を見ながらお茶を楽しめます。

童謡「犬のおまわりさん」を作詞した童謡作家の佐藤義美さんが晩年を過ごしたこともちなんで、

4月29日(金)第23回さとうよしみ童謡祭が開かれます。

佐藤義美記念館周辺が会場となって、さとうよしみ合唱団による童謡披露や、大分県立芸術短期大学生の手話による童謡紹介、市民グループの影絵や読み聞かせなどが行われる予定です。

10時から12時まで開催するのでちびっこ達に童謡をしんでもらって、お昼をはさんだら午後は城下町の散策と行きましょう。

そこで今回のプラスワン

切支丹洞窟礼拝堂(キリシタン洞窟礼拝堂)

戦国時代末期の岡城主志賀親次は熱心なキリシタンだったので城下町竹田地区には多くのキリシタンがおりました。

豊臣秀吉の時代に入るとキリスト教禁教令がしかれ、江戸に入るとますますキリスト教弾圧が高まり、岡藩でも厳しい取り締まりが行われました。

それでも多くのキリシタンはここ洞窟礼拝堂でひそやかに祈りをささげていたのでした。

礼拝堂の隣には司祭が住居としていた洞窟もあって、たくさんの神父もここにかくまわれていたようです。

ここの礼拝堂のつくりが西洋の洞窟礼拝堂を彷彿とさせるもので、一見の価値ありです

大分県に住んでいながら竹田市といえば久住へドライブといったイメージしかなかったんですが、県内の文化財を回っていると

竹田市街地の城下町として栄えた歴史を上手く活用して街おこしがされていることに気がつきました。

国際化を目指すあまりに海外のことばかり目を向け過ぎて自分の国の文化をおろそかにしていた事を反省し、

自分の国の歴史や伝統文化をより深く知り、誇りを持つことから本当の国際化が進められるのではないかと、竹田の街を見て感じます。

なーんて堅いこと言いましたが、とにかく歴史の街をおいしいものでも食べながら歩いて楽しんでください!

丸福の唐揚げ、おいしいですよ。おススメです 

前に紹介した宇佐市の唐揚げに特徴的なニンニク醤油味と違ってこちらは鶏肉のおいしさを引き立たせる塩味!

こちらもテイクアウトOK。あーよだれが出てきた。

きょうのわんこおさらい

第23回さとうよしみ童謡祭 http://www.taketan.jp/calendar/?action=view&unit=detail&id=520

キリシタン洞窟礼拝堂 と 丸福の地図は http://icucho.web.fc2.com/←会社ホームページのブログ企画の特設ページへGO!