株式会社 文化財保存活用研究所 Blog

大分県を中心に文化財の保存修復をメイン事業として活動している「株式会社 文化財保存活用研究所」の企業ブログです。

文化を護る 未来へ繋ぐ 株式会社 文化財保存活用研究所

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2012夏・・・

2012-08-31 17:07:16 | 日記

 こんにちは馬頭です。いよいよ今日で8月も終わりですね。小中学生の頃は終わっていない宿題にヒーヒー言っていたのを思い出します。

 今年の夏は、正直雨が降る日が多く何となく夏らしくなった夏でした。ですが、オリンピックのおかげで連日アツい日が続き、多くの感動を味あわせていただきました。そう言えば4年前の北京オリンピックはあまり印象に残ってないなぁ~と思い出してみると・・・

 こういった空の下にいたのを思い出しました!いままで撮った写真の中でも1番と言ってもいいカンボジアで撮った写真です。4年前は大学の教授の手伝いで1ヶ月近くカンボジアに滞在していました。今回はその時に撮ったカンボジアの写真を少し紹介したいと思います。

 

「バイヨン寺院」

「エレファントテラス」

 

「スラ・スラン」

「バンテアイ・スレイ」

「アンコールワット」

 あ~、今年も夏らしいことが全然できなかったので、来年の夏こそは海外旅行でもいきたいなと例年通りのことを思う8月最後の日でした・・・。


江戸時代の交通手段

2012-08-28 19:00:00 | 日記

最近は夜になると鈴虫の鳴き声が聞こえるようになりました

梅雨が明け、本格的な夏が来たことを教えてくれるセミと同じように

夏が終わり、秋の訪れを教えてくれる

季節の移り変わりを耳で感じさせてくれる虫の鳴き声

高原ではもうススキが群れはじめているかもですね

 

夏休みも終わりに近づいたというのに我が子が「自由研究のお題」に今頃苦しんでいたことから

いろいろ情報を得るべくインターネットで調べていると

個人的に興味深いものにヒットしました

台風の影響で雨が降ったり止んだりの繰り返しな大分県ではありましたが

ちょうど同じ方向へ行く用事があったので探訪してきました

波乗りジョニー 「波乗り地蔵」 大分県豊後大野市犬飼

江戸時代、この地域を流れる大野川流域に船渡し場があって、竹田藩から、参勤交代や年貢などを江戸に運ぶ際

鶴崎という海辺の町から、海を渡って上京するため、大野川を船で下りその河口にある鶴崎までの地域が交通の要所となり

川港としてここ犬飼は栄えていたそうです

 

今回の「波乗り地蔵」はここ犬飼の船渡し場跡にあります

ここが船渡し場跡

さりげなく、でもしっかりとそこにありました

なんか、かわいいお地蔵さまです お地蔵さまもサーファー  ヘイへーイ

 

案内板を見ると雪舟が沈堕の滝を描きに来た際にこの岩に彫ったとか彫らないとか・・・

当時彫られたものが今でも大野川という大きな川の岸にあると思うと感慨深いです

お侍さんやお殿様もここに寄って舟を待っていたのかと思うとなおさらです

当時の船渡し場の雰囲気をほんの少しだけ感じることのできる空間でした

当時は川を下る船も交通手段として欠かせないものだったので、台風や豪雨などがあったときは

水位は上がるし、水の流れも速いしで相当苦労しただろうなぁと思います

いつもは穏やかな大野川も雨が長く降り続くと表情を変えて水の勢いが強くなり恐怖を感じます

自然と直接向き合わなくてはならない当時の人たちの力強さも間接的に感じることができます

 

犬飼では鮎がよく獲れていたようでうるかや塩焼きなどを食べさせてくれる茶店がここら辺にたくさんあったのでしょう

いまでも犬飼の商店街には「鮎うるか」を売っているお店があります

 

大野川流域は磨崖仏が多く存在していることは知っていたのですが、

このような歴史的にはそれに比べて古くはなくても穴場的なスポットがまだまだあるようです

地元である大分を私自身がまだまだ知っていないということも改めて思い知らされます

でも同時に大分の魅力を知るきっかけを多く得られるこの仕事に就けたことも感謝するのです

 

さて子供の自由研究ですが、

「手作りペーハー試験液で身の回りの液体の酸・アルカリ性を知る」という

なんともオーソドックスなお題に着地

アントシアニンという成分が含まれていればその汁(もとは紫色)が変化する色によって酸・中・アルカリが分かります

ブドウの皮やナスの皮などのほか、紫キャベツでも

簡単にしたいときは100パーセントジュース「ウェルチ」(ブドウ)を薄めても良いそうで

 

洗剤を水に溶かしたものは劇的に色が変わるのでおもしろかったです

身の回りにあるアルカリ性の液体がそれしか無かったので

つぎの機会にはアルカリ性の液体特集をやってみたい、しかも「ウェルチ」で!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


いろいろと記念日

2012-08-24 18:48:56 | 日記

どうも、ウメです。

だんだんと秋らしくなり、8月もいよいよ来週で終わりです。みなさん、夏らしいことラストスパートです。

 

さて、明日は臼杵石仏の方で臼杵火まつりが行われる予定です。

先日臼杵石仏に行った際に、火まつりの準備が行われておりました。

最近天気が悪い日が続いておりますが、火まつりの間だけでも晴れてほしいものです。

 

さて、題名に書いております記念日ですが、以前このブログでも書きましたように、明日は私の誕生日でございます。

私、自分の誕生日はあまり好きではないんですよね。歳をとることが嫌なのではなく、時期がちょっと・・・という気持ちがあります。8月の終わりは夏の終わりであり、子供のころは「8月の終わり=夏休みの終わり」という考えでした。ですので、自分の誕生日が来ると学校が始まってしまうという気持ちでさびしくなっておりました。

とはいっても、誕生日は私がこの世に生まれた日。なんだかんだいっても、両親に感謝であります。

「お父さん、お母さんありがとう」

 

さて、題名に「いろいろと」と書きましたように、もう一つ私事の記念がありました。とはいっても誕生日と比べるほどのことでもありませんし、記念というよりは一つの節目というようなことなのですが。

上記しました臼杵石仏に行った日に

私の愛車の走行距離であります。

全部自分が乗ったというわけではありませんが、なんかちょっとうれしく、路肩に車を止め、車の中にあるカメラというカメラで撮影してやりました。

最後に愛車に一言

「今までありがとう。これからもよろしく」


夏の思い出

2012-08-21 16:48:43 | 日記

 こんにちは、馬頭です。オリンピックもお盆も終わり、そろそろ夏の終わりを感じてきて少し寂しい気持ちになっていますが、残暑はまだまだ厳しいみたいですね。

 さてさて、先週はお盆休みをいただいて久しぶりに熊本に帰郷しました。旧友とのバカ話はつきることなく、いくつになっても学生の時のままですが、周りは徐々に家庭をもったり、子供が生まれたりと時間は確実に経過していることを感じました・・・。

 久しぶりに夏らしいことをということで、熊本の夏の定番、「菊池渓谷」にいってきました。久しぶりに川遊びでもしようかと思ったら・・・まさかの増水と夕立にあい、断念・・・。友達は負けてられないと海パンになって飛び込んでいましたが、5分で上がってきました・・・。

 バーベキューをするつもりでしたが、なんだか気持がなえたので、菊池渓谷から1時間ほど車で行った山鹿市鹿北にある地鳥焼き専門店「山麓」に行ってきました。山奥にあるお店ですが熊本では有名な店で、自分たちが訪れた際にも行列ができていました。建物は公民館を改良したような建物で新鮮な地鳥の刺身や炭火焼、鶏飯が食べれます!!熊本山鹿に訪れた際にはぜひおススメです。


花火の思い出とともに・・・

2012-08-16 10:00:00 | 日記

どうも、ウメです。

お盆もあっという間に終わってしまいましたが、みなさんはいかがお過ごしでしたか?

私は以前ブログでいいましたように、栃木県の実家に帰ってました。約半年ぶりの栃木県でしたが、私が到着した日はとんでもない豪雨でした。そして、その日は宇都宮の花火大会の日。駅には浴衣の方も大勢いたのですが、豪雨により花火大会は生憎の延期。翌日の開催となってしまいました。

その延期された花火大会ですが、過去に数年間中止していた時期がありました。理由としては、最大のスポンサーである「足利銀行」の経営が・・・という時期がありまして、その時期に花火大会は中止されておりました。しかし、その後地元の人々の頑張りがあり、現在のように復活したお祭りであります。

さて、私は数年ぶりにそのお祭りに行ってきました。以前では考えられないほどの警察の協力体制、花火のために車線を減少している道路など、私の知っている花火大会とはいささか異なったものになっておりましたが、それでもすごい数の人が見に来られてました。

花火を写真で・・・っていうのはいささか無粋な気もしますが・・・。

花火は4部構成になっており、中には地元も幼稚園児の子が考えた花火が打ちあがるシーンもありました。

そして、クライマックスはとにかくすごいの一言。久々に見に行ってよかったと思いました。

 

このお祭りでは警察だけでなく、多くの人がボランティアで大会運営や現場整理などにあたっておりました。やはりこういった行事を盛り上げるには、いかに若い人が頑張れるかだと感じたお祭りでした。 

そして司会のお姉さんが言った最後の一言「花火大会の思い出と一緒にゴミも持ち帰りましょう」

まさにこの言葉に尽きると思います。このアナウンスがあったにもかかわらず、会場には捨てられたゴミが多くありました。感動の直後に少し残念な気持ちになってしまった花火大会でした・・・。