株式会社 文化財保存活用研究所 Blog

大分県を中心に文化財の保存修復をメイン事業として活動している「株式会社 文化財保存活用研究所」の企業ブログです。

工房にて時の重みを思う。

2018-04-17 18:54:44 | 日記

新年度を迎えました。

年明け以来のブログ更新でご無沙汰いたし、失礼申し上げます。

寒暖の差が大きくて、体調を崩しがちな季節ですがいかがお過ごしでしょうか。

突然ですが、弊社は6月に創業10年目を迎えることになります。

数字で見るだけでも、あ、(二桁)乗ったな~。 と思います。

でもそれだけではなく、現在工房の道具整理をしているのですが、そこには10年の歴史がたくさんつまっていて、10年が容易ではないことに気付くのです。

保存修理の相棒である道具や、機械はもちろん、昔実験していたテストピース、古い型の計測器。

業務ごとに使う道具も違ったり、作業現場に応じて道具を工夫したりするので、バラエティーに富んでいます。

ものを引っ張り出す度に「あの時の業務で使ったやつ!」と、忘れていた苦労も一緒に思い出されました。

まだまだ勉強、もっと出来なければということは常に思っていますが、やっぱり積み上げてきた10年の実績は大きく、貴重なものです。

その重みを励みに、まだまだ勉強しながら文化財をより良い状態で遺すため、これからも頑張ってと言われている気がしました。

これまで沢山の皆様から応援や、励まし、ご協力、ご理解、応援、ご指導を頂きましたことも感謝以外にありません。どれだけ助けに、力になったことか。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

また新しいスタートラインに立ちました。

これからも皆様のご期待にそえられるよう従業員一同頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿