一陽来福  ~齋藤一陽による截金の日々~

伝統工芸。截金職人齋藤一陽が、日々の物創りの様子を紹介します。

音声ガイドと朗読CDの薦め。

2011-12-19 18:37:08 | 美術展感想

そろそろクリスマスですね~^^

暮れやお正月は、とても静かなので、お仕事や作品作りに精を出そうと思っている、なんとかの節句働きの一陽です♪



近頃美術館にいくと、音声ガイドを必ずといっていいほど聴くようになりました^^

やはり大きなきっかけは、昨年のクリスマスに聴いた、ルーシー・リーの作品展での音声ガイドです。
提供は、A&Dオーディオガイドさん。
昨年の記事 →ルーシー・リー展とお守り刀展
いろいろ聴いてはみているのですが、私はいちばんこちらのガイドで好きみたいです。
A&Dオーディオガイド

京都での親鸞展は、正直展覧会内容が??ってとこだったのですが、ことのほか音声ガイドが素晴らしくて、満足してしまいました。
解説は、落ち着いた美しい女性の声。藤村紀子さんのナレーション、ところどころに親鸞聖人として、三國連太郎さんが解説して下さるのですが、それがとてもいい!!
バランスが最高でした。
そして、念仏・和讃・回向・正信偈とが、本来音楽があしらわれるんだろうところに、差し込まれていて。
なんだか、盛り上がります。
作り方が上手いんだろうな~。。

正倉院展も今回ガイドを借りるのは、初めて。
基本的に、人からの影響を受けずに、まずは素で味わいたいタイプなので、今までは音声ガイドには乗り気ではなかったのですが、近頃もっぱら音声ガイド派になってしまいました。

正倉院展では、音楽は伎楽面「酔胡王」にちなんで、伎楽「酔胡」の音楽が盛り込まれ。当時の雰囲気に一機に引き込まれましたねー
少しだけガイドに現れる担当学芸員さんの解説が、たどたどしくも一生懸命で可愛くて、こちらまで一生懸命作品に集中してしまうなど。
とても堪能してしまいました。
結構人のあつまる展覧会って、お客さんうるさいし、人の耳元でガムやら飴やら食べはるしー
もうっ。ガムとかマナー違反ですよー
でもガイドのお蔭で、結構紛れました。

いま、京都国立近代美術館で開催されている

夢二とともに

も、いって来ました^^とくべつ夢二は好きではないんですよね~
構図と詩が美しいのと、時代を追ったデザイン性、でも一番目をひいたのは表具裂~もみ紙とか、絣とか~良かったです。

音声ガイドは安井邦彦さん。
ガイドを聴くと、当時の人間関係や、今回のコレクターである創作版画家・川西英さんの夢二への思い、創作活動への熱意を感じました。すごく良かったな。
その人物の掘り下げも、A&Dオーディオガイドさんは、うまいんだろうな~と思います~



ナレーションの方もいつも素晴らしいのですが、やっぱり石田彰さんでのガイドで聴いてみたいです。
アニメの印象が強すぎるのだと思うのですが、朗読のまた違う様子を聴いて頂ければ、私がしつこくいっているのも分かって貰えないかな~

某動画サイトの物ですが、こっそり貼っておきます。
うずらっぱさんの視聴とかあるといいのに!
朗読ものは最近好きで、あとは佐藤慶さんのものがお気に入りです。

A&Dオーディオガイドさんでいつもナレーションされている
藤村紀子さんも古典や文学の朗読されてるみたいなので、聴いてみたいな。と、おもいます。



【ニコニコ動画】朗読CD「雨月物語~菊花の約~」ダイジェスト





着付け教室をはじめたお友達たちがリンクを貼ってくれました。
ふあふあくらぶ 奈良の生駒で着付け教室・苔盆栽・パン教室

京女さとこはんは一陽の帯留めを身近に実際に使って下さっています^^
記事で紹介してくださいました。ありがとうございます。
さとこの着物まわり
さとこの着物であそぼ
さとこのお着物着付け教室


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