一陽来福  ~齋藤一陽による截金の日々~

伝統工芸。截金職人齋藤一陽が、日々の物創りの様子を紹介します。

木地師の里 ヤマイチさん

2011-12-31 01:01:09 | よきもの
南木曽はとても良いところでした^^




南木曽 木地師の里 ヤマイチさんに行って参りました。→http://www.yamaichi-rokuro.com/



最近ではなくて、随分昔。1年半くらい前?の春のことだったでしょうか?
轆轤挽きの木地ものの箱や香合。お願いしていたものたちの様子を拝見しにと。
ご挨拶に行ってきたのでした^^




裏にある大木たち。これは黒柿だったかな?



ごろごろ大木たちが寝かされています。



社長さんと、とても綺麗な目がでている貴重なタモ材?水屋箪笥をつくるとおっしゃっていたような。



こうやって材を干しているんですね。


山桜でお願いしていた箱ですが、材に割れが入ってしまった為。
とても綺麗な朴の木が手に入ったということで、拝見してきました。
とても綺麗な緑色の朴。
きっとプラチナの截金細工が映えることだろうと、即決でした^^

木地師の里ヤマイチ
http://www.yamaichi-rokuro.com/


来年、本気で細工してみたいので楽しみです^^

本年も無事終わりを迎えることができます。
ありがとうございました。
皆さま良いお年を~



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京女さとこはんは一陽の帯留めを身近に実際に使って下さっています^^
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追記:ヘレニズム文化とゴールド・サンドウィッチ・ガラス。

2011-12-30 16:36:11 | 截金の歴史を探る
今年秋。残暑の残る中。
念願の
中近東文化センターに行って参りました~^^
http://www.meccj.or.jp/

あまり時間がなくて、図書館に心残り。。
ま。
すごい蔵書で、一陽にわかる本なんてほとんどありませんが、蔵書に囲まれているだけでも幸せっていうか、
よい本に出会えるのって、とてもわくわくする事だから。

目的は、こちらに所蔵されている。截金らしきものが施されたゴールド・サンドウィッチ・ガラスだったのですが、一陽のもっていた情報が古すぎて、近頃ではめったに展示をされていないとの事。
当時の担当の学芸員さんも、もういらっしゃらないご様子でした。

このゴールド・サンドウィッチ・ガラスを調査された、こちらの文化センターの刊行物のコピーを以前に頂いていて、やっぱりせめて本だけでも本物がほしいな~と思ったのですが、それも廃刊。。絵葉書も廃版。。
振られっぱなし。

京都から来たのに。。と、しょんぼりしていると。受付の方が学芸員さんを呼んでくださり。廃版になった本を、時間をかけて発掘して下さいましたー^^ありがとうございます。
こんなに博物館・美術館で親切にして貰ったのははじめてです。

そういえば、この時一陽は、田舎から京都に帰る途中で立ち寄ったのですが、田舎で手作りだという座敷箒(ほうき)を購入~
箒をキャリーバックにくくり付けた、とても変な人でしたよ~
でも優しくして貰いました^^



ローゼット文様のゴールド・サンドウィッチ・ガラス 紀元前3~2世紀 東地中海地域

学芸員さんといっても、美術というよりは、考古学の先生なのかな?
美術館は、体験コーナーがたくさんあって楽しめる感じになっていました。
お部屋に何人もボランティアガイドさんがいて、説明もしてくださるし。学芸員さんも常にウロウロしているご様子。ギャラリートークもあって、充実しています。

しかし文様がかわいい~^^そして質感が乾燥した感じでなんともいえないですー

結局は、この辺りから何でもシルクロードを渡って、日本にたどりついている訳なのですから、原点はすべて西アジアにあるのですね~

この技法のガラスボウルも、紀元前3~2世紀くらいのもの。ヘレニズム期のテーブルウェア。
文字通り、ガラスとガラスの間に金箔を細工したものが挟んであります。
ギリギリ宙吹き技法が発明される以前のもので、ガラスは鋳造し研磨したもの。
金箔が挟んであるのですから、ガラスボウルは2つ。
これをピタッと合わさるように鋳造し、研磨するのは、大変な技巧です~
その当時の超絶制作技法については推察に過ぎず、いまだ不明瞭な点があるということです。


そして以前紹介した大英博物館のものなどの、出土地域を考えると。


アカンサス文様のゴールド・サンドウィッチ・ガラス 
紀元前3~2世紀 南イタリアのプーリア、カノッサのカタコンペ

やはりイタリアが優勢で、一般にはアレキサンドリアとされているそうですが、南イタリアに工場があった可能性が高いということです。


ヘレニズム時代ならではの、文化や技術がたくさんの行き来をしていた様子が浮かびますね~
しかし世界史まったく追いつきません。日本でさえままならないのに~

そして次の截金技法の行き先を、中国に追っていきたいと思います。
まだ、全くの資料不足と勉強不足ですが~^^



追記:ですが二つのガラスボウルをみるに、なんだかまったくタイプが違いますよね。この時期流通も盛んであったでしょうが、作られた場所。民族は違うように、妄想族は思わずにいられません。
だって手が、まったく違うし、匂いもまったく違いますよ~
用途だって微妙に違うかもしれませんね~
私はシリアやその地中海近辺にも、生産地があったのでは。と思います。文様とか匂いとか。
妄想と勘によるものですが(笑)。。







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海のいろ。星のいろ。

2011-12-29 02:00:02 | ガラス帯留・他-作品群-
なつかしい心の中の海は、星のいろをしている。


海のいろ。星のいろ。-帯留め-





先日作家さんに、小さくまとまっていない?もっと大きくても、もっと形があふれていても、もっといろが自由でも、もっと何かを開放しても、いいのではない?
そんな様なことを言われました。

そうだな~って思いました。


呉服屋さんにお納めさせて頂けるようになって。それはそれで、大切なこと。
お着物に合わせる事を考えたり、製品のように作ることはとても為になって、たいへん有難い訳ですが、
それと、これとは別なんですよね。

おそらく商品としては、はぁ?ってなるだろうし、失笑も目に見えるようなんですが、これは私のこころのメディスンのようなもの。


私の回帰する場所なんです。






かたちもいろも、とても自由に作れて、羽が伸び、こころがらくらくします^^








こころを揺らし、私をときめかせるガラスは、何故か大概古代シリアのガラスたちなのですが。

地中海の海のいろと真珠。
石灰質を多く含んだぱさぱさとした土の質感。
大陸の風のにおい。
そして地中海の海にくりだす。
なんだか懐かしい記憶のような。。


いえ。それは妄想族です^^




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【webラジオ昔話】 むかしむかしのものがたり 第34話「幸福の王子」

2011-12-27 00:44:13 | webラジオ昔話むかしむかしのものがたり
石田彰さんと氷上恭子さんがたったお二人だけで、昔話をwebラジオで語ってくれます。

むかしむかしのものがたり 第34話「幸福の王子」
http://radiotomo.typepad.jp/old/2011/12/34-49bd.html
↑ここからクリックして入って、緑の矢印のとこをポちっと押すと昔話を聴くことができます。
配信は過去2回までとなっていますので、お気を付けください。


クリスマスは、家族でほかほかするか、厳かな感じが理想な一陽です^^

この時節に幸福の王子という、よいお話をありがとうございましたー♪


音楽と、恭子さんの語りで始まり。
飛翔するツバメが舞い降りて、ぱたっと羽を休める様子が、私の中で映像として繰り出されましたよ^^
恭子さんのツバメさんがとても良かったです^^。

エンディングトークで、少しうるうるしていた様子の恭子さんも素敵でした~
石田さんは、あれって気遣ってのことなのですかね?それとも、こういう時(女の子が泣き出しそうな)オロオロしちゃうタイプとかですか(笑)?なんだか面白いことを言っておられたような。。余韻がだいなしですやん^^


慈愛をもった心の働き。もて得るかぎりを愛すべき汝の隣人に助力する?
っていう、キリスト教の教えがベースなのでしょうか?

手の届くところからでも良いから、慈愛の心を起して精一杯助力に尽くすって事が重点テーマのシナリオと感じたので、
全てを救済するとか~
ましてや根本の解決なんて、人にやってもらう事ではないですしね^^
このお話で神さまに愛され救われるのは、やり遂げた二つの美しい魂だけ。
他の人は、せっかく力をかして頂いたので、自身で根本解決がんばりましょうー!
失敗・成功でなく、精一杯やり遂げた者のうえにそのうち救いがあるんでしょう~
と、一陽は思いましたとさ。

童話や昔話は子供たちの心を養う担いの役割もあるのですから~
まあ冗談なんでしょうが~(石田さんが言うと言葉に威力があるので、冗談に聞こえないんですよー)
もう頼みますよ~~先生~^^
でもやはり最後は、きれいにまとめて下さいました♪

寒い冬に、どうか他を思いやる、あたたかい心をもつことができますよ~に~^^



石田さんの王子さまは、想像より大人声でした。ファンの方が喜びそうです(私もファンの端くれのはずですが^^)。
お話は思っていたより、短くスマートにまとめられていました。

原作では、社会のあり方についてと、それに伴う人の価値観にオスカー・ワイルドのうったえも織り込まれているような気がします。
そして読んだ後、いくら二つの魂が神に召されて救われたとしても、これでいいわけがない!という気持ちにさせるのですよね。

欲をいえばもう少し、せっかくオスカー・ワイルドなので、詩的な表現もあったら素敵だったかも~。


何にしてもクリスマスに、儚く哀しいけれどとても綺麗で、心の美しい二つの命のお話でした。
ありがとうございます(ノ_・。)


次回配信は、1月13日(金)「十二支の由来」

RADIO TOMO!
感想・リクエストページ→ http://www.radiotomo.com/mailform/mukashi2.html
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五代目 坂東玉三郎丈-京都賞2011-

2011-12-25 00:41:41 | よきもの
第27回京都賞記念ワークショップ〔思想・芸術部門〕

玉三郎の美の世界

11月12(土)国立京都国際会館

激戦すぎて絶対に当たらない!!もう絶対無理~
と思って、応募はしたもののはなから諦めていたのですが、
なんと当たりました~^^
そして行ってきましたー♪

なんて言うか、いつも拝見できるとしても、テレビだとかお舞台の上なので、生で普通にお話している玉三郎さんが不思議でなりませんでした~

物腰は柔らかく、でも芯はとても強そうな感じ。
そしてお話を振られているのに、マイク前でくしゃみとか~
かわいーー^^方でもありました。



五代目 坂東玉三郎-京都賞2011-受賞の喜びを語る




一陽の印象では。
女形の方なので、もっと中性的な感じの方かと思っていたのですが、とても男らしい方なんだな~と。
見た目はもちろんしなやかで、動作も美しく品があり、一見は中性的な方なのですが、なんていうか、

その意思の強さとか、とてもおおらかなご性質とか、包容力のような?器の大きな安心感というか?

実際は、あの重量の装束をつけて、舞う訳ですから、見えないように付けてるだけで、筋肉だってムキムキのはずですもんね。
おとことしてカッコい~って思いました。なんか憧れちゃいますー。


お話も素晴らしくて、印象に深かったのは、

泉鏡花の世界観への考察と、

美しさとは、切り取った一場面ではなく、流動した一連の動きの統括したものにあって、大切なのは過程を踏むこと、故にその先があるのであって、それを飛ばしては成りえないというような事をおっしゃっていたのが、深く印象に残りました。

泉鏡花の文学の中に、僅か瞬くような時の間に、純粋で細やかな密度の時をみる。
というようなお話で、その瞬くような時がどれほど生きる上で濃密で価値ある時であるかというような事を映画の世界で、表現したかった。
というように私は受け取りました。

一陽解釈なので、実際おっしゃりたかった事とは違うかもしれませんが、何にしても演技者としてだけでなく、人としてとても素敵な方で、


それこそご自身の魂の中に、細密で濃密な美しいものを育てているような方に感じて、

とてもきれいな方だな~

と、思ったのでした。



そして、受賞おめでとうございます^^
京セラさん。ほんとにありがとうございます~
素晴らしい会社です~

稲盛財団


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白磁は、忘れない。

2011-12-21 01:03:01 | 美術展感想





浅川伯教・巧 兄弟の心と眼 ~朝鮮時代の美~
大阪市立東洋陶磁美術館

もう今年春のことですが(汗)、いって参りました^^

毎度のこととなってしまいましたが、私は民芸の世界にふれると泣きだしてしまいます。
それは何故かはよくわからないのですが、
胸がぎゅっとなるのです。なんだか魂をにぎられてしまうようで。。

そして民芸はとてもあたたかいのです。



なかでもひと際、一陽は白磁が好きなのです。

大地のあたたかい土のにおいと、民族のぬくもりがつたわってきます。






自然に逆らった陶器は、皆美しくない。

浅川氏の言葉です。

美術は強いて生まれるものではない。
芸術の盛衰も民族の消長に伴う外ない。民族が自覚して立ち、色々の不安も不愉快も去り自由の世界に伸びだしたら、
自ら其処に民族芸術の花は開くだらう。(浅川巧)



朝鮮のやきものは本当に美しいです。
当時、浅川兄弟がふれていた、その民族の美しさをそのままあらわしているのだろうと思います。




白磁は、ふたりを忘れない。

一陽もわすれません~~~泣。。





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音声ガイドと朗読CDの薦め。

2011-12-19 18:37:08 | 美術展感想

そろそろクリスマスですね~^^

暮れやお正月は、とても静かなので、お仕事や作品作りに精を出そうと思っている、なんとかの節句働きの一陽です♪



近頃美術館にいくと、音声ガイドを必ずといっていいほど聴くようになりました^^

やはり大きなきっかけは、昨年のクリスマスに聴いた、ルーシー・リーの作品展での音声ガイドです。
提供は、A&Dオーディオガイドさん。
昨年の記事 →ルーシー・リー展とお守り刀展
いろいろ聴いてはみているのですが、私はいちばんこちらのガイドで好きみたいです。
A&Dオーディオガイド

京都での親鸞展は、正直展覧会内容が??ってとこだったのですが、ことのほか音声ガイドが素晴らしくて、満足してしまいました。
解説は、落ち着いた美しい女性の声。藤村紀子さんのナレーション、ところどころに親鸞聖人として、三國連太郎さんが解説して下さるのですが、それがとてもいい!!
バランスが最高でした。
そして、念仏・和讃・回向・正信偈とが、本来音楽があしらわれるんだろうところに、差し込まれていて。
なんだか、盛り上がります。
作り方が上手いんだろうな~。。

正倉院展も今回ガイドを借りるのは、初めて。
基本的に、人からの影響を受けずに、まずは素で味わいたいタイプなので、今までは音声ガイドには乗り気ではなかったのですが、近頃もっぱら音声ガイド派になってしまいました。

正倉院展では、音楽は伎楽面「酔胡王」にちなんで、伎楽「酔胡」の音楽が盛り込まれ。当時の雰囲気に一機に引き込まれましたねー
少しだけガイドに現れる担当学芸員さんの解説が、たどたどしくも一生懸命で可愛くて、こちらまで一生懸命作品に集中してしまうなど。
とても堪能してしまいました。
結構人のあつまる展覧会って、お客さんうるさいし、人の耳元でガムやら飴やら食べはるしー
もうっ。ガムとかマナー違反ですよー
でもガイドのお蔭で、結構紛れました。

いま、京都国立近代美術館で開催されている

夢二とともに

も、いって来ました^^とくべつ夢二は好きではないんですよね~
構図と詩が美しいのと、時代を追ったデザイン性、でも一番目をひいたのは表具裂~もみ紙とか、絣とか~良かったです。

音声ガイドは安井邦彦さん。
ガイドを聴くと、当時の人間関係や、今回のコレクターである創作版画家・川西英さんの夢二への思い、創作活動への熱意を感じました。すごく良かったな。
その人物の掘り下げも、A&Dオーディオガイドさんは、うまいんだろうな~と思います~



ナレーションの方もいつも素晴らしいのですが、やっぱり石田彰さんでのガイドで聴いてみたいです。
アニメの印象が強すぎるのだと思うのですが、朗読のまた違う様子を聴いて頂ければ、私がしつこくいっているのも分かって貰えないかな~

某動画サイトの物ですが、こっそり貼っておきます。
うずらっぱさんの視聴とかあるといいのに!
朗読ものは最近好きで、あとは佐藤慶さんのものがお気に入りです。

A&Dオーディオガイドさんでいつもナレーションされている
藤村紀子さんも古典や文学の朗読されてるみたいなので、聴いてみたいな。と、おもいます。



【ニコニコ動画】朗読CD「雨月物語~菊花の約~」ダイジェスト





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【webラジオ昔話】 むかしむかしのものがたり 第33話「ムジナとサルとカワウソ」

2011-12-17 01:25:20 | webラジオ昔話むかしむかしのものがたり
石田彰さんと氷上恭子さんがたったお二人だけで、昔話をwebラジオで語ってくれます。

むかしむかしのものがたり 第33話「ムジナとサルとカワウソ」
http://radiotomo.typepad.jp/old/2011/12/33-d366.html
↑ここからクリックして入って、緑の矢印のとこをポちっと押すと昔話を聴くことができます。
配信は過去2回までとなっていますので、お気を付けください。

よくある昔話らしい、昔話でした^^

石田さん演じるカワウソが~~かわいかったです。ぶくぶくぶく~^^
そしてムジナ夫婦の笑い声が~~~ えげつなくってウマ~

以前にもうんちくをたれたと思いますが、この昔話の動物ものっていうのは人を風刺しているのでは?
というのが私の妄想です。

よく見かけるのが、お坊さんをたぬきとか。ですよねー

あと、不思議なのは柳田國男の日本の昔話の中で、まだ人と狐が仲が良かった時などという文章がでてきたりします。
狐は人を化かす、悪いもののようにあらわされますが、神さまのお使い。という面ももっていて。。


形象も、文様もそうですが、その秘められた意味にはピンからキリまでの、奥行きのようなものがあるような気がしています。

例えば形象で、蛇といったとき。トグロを巻く蛇の姿は、女性の情念を表すこともありますが、
ありがたい御神体。山そのものであったり、神聖なものでもあったりします。



文様でも、歌舞伎や能で出てくる鬼女をあらわす三角の模様ですが、昔は船の縁などに三角の模様を施して海難よけなどにする有り難い文様でもあり、古代には銅鏡などの縁にも使われる大変古くからある文様です。
同じ、蛇や龍の鱗をあらわす文様でも、時により、場合により見せる側面は様々なのですね~

そして、どこを汲み取っていくかが、すごく楽しいところでもあります。
文様や意匠には、いろんな深い意味が隠されているようです。

それには、まず勉強でしょうかね~^^



こんな風にして昔話を勉強にして、楽しんでいたりする一陽なのですが、。。
いかに昔話が好きであっても、大変申し訳ないながら、最近は少しあきてきてしまいました。
やはり、アニメのように視覚的に変わるものがある訳でもなく、基本的に昔話というのは単調なところがあるので。。

たまにでいいので、少し目先を変えて頂いて、長編の連載ものでもやっていただけないかなーー。と、思うのでした^^


昔話をwebラジオで!

次回配信は、12月22日(木)「幸福の王子」
オスカー・ワイルドですよーー♪わーいい♪
語って美しい物語~楽しみです~
上記であきてきたとか悪態ついていたのが聞こえていたかのようですね^^;

っていうか、クリギムでの番宣がめっちゃ可笑しくてーはははっ
グランドマスターがーー^^
こうふくのおうじゃってなに~^^
だじゃれがぜんぜん言えてないですよ~^^おじいちゃん~^^
何回もここばっかり聴いちゃいましたー♪


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感想・リクエストページ→ http://www.radiotomo.com/mailform/mukashi2.html
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平等院鳳凰堂。平安期のガラスに截金。

2011-12-16 02:00:59 | よきもの
東アジア最古?
平安後期。
平等院鳳凰堂、阿弥陀如来坐像の台座より

ガラス容器に截金の装飾が発見されましたー



この秋。記事が出たとたんに、周囲から沢山のご連絡をいただきまして^^ありがとうございます。
なんだか新聞の切り抜きやら、メールやら沢山頂戴いたしました♪

一陽は偶然にも、博物館で平等院ミュージアムのチラシを見つけていまして、話題の数日後には早速駆け足で、平等院までとんできました~(平等院てなに?っていう方は、10円玉をご覧くださいね^^)




平等院鳳凰堂に佇む阿弥陀さまは、台座の上に座しておられますが、その解体が行われた際に発見されたようです。
容器はおそらく、舎利容器(仏舎利とは)ではないかということです。
やはり截金は荘厳としての役割なんですね。

ガラス容器自体はどこの地域・国でつくられたかは不明ということですが、日本の可能性ももちろんありますが、中国・宋のものに類似の点が多くみられるようです。
文様も、私は見かけたことないです~天蓋の瓔珞でもあらわしているのかな?
大変おおらかで、大陸を思わせる模様ですが、截金の装飾は日本で施されたのではないかということ。。

当時金箔を、どのようにガラスに接着していたのでしょうか?
復元品は、膠で接着のうえに漆をかけていました。
工程の映像が流れているのですが、截金は素人の方のようで(本来は蒔絵師さんかな?)、たどたどしい感じが何ともほほえましかったです(笑)


左が復元品

今回は同じく発見された玉(ぎょく)も、天平・平安期のものと出展されていて、成分検査され、その鉛の含まれ具合の違いなども記されていて、大変興味深かったです。

私は截金師であって、あまりガラスには詳しくないのですが、以前骨董市(玄人の)に出かけ、江戸期の本物のガラスをその手にとって拝見したときのこと、あまりの繊細さと色の美しさに忘れる事、できません。

近頃では、地球の為に良くないということで鉛入りのガラスは制限されているそうです。
みただけでは分かりませんが、風鈴などを思って頂けると如実に現れているので、わかりやすいと思います。

昔の風鈴て、チリ~~~んんん。。。と、音がとても伸びやかでは無かったですか?
余韻がいつまでも耳に響いたものです~

そして最近の風鈴は、チン。りん。といった感じであることがほとんどだと思います^^


目にはみえにくいことではありますが、実はこのように大きく違っているのです~




この度の発見は、平安末期の優美な截金を目指している一陽には、大変喜ばしいことでした。


そして!ガラスに截金という、着目点もやはり間違っていなかったーー!!

と、殊更に嬉しいのでしたー^^

ガラスに截金を思いついたのは、いつの事だったか。。
2005年には、とんぼ玉をちょこっと習ってみたりして、一たび頓挫していましたが、2006年にガラスフュージングというものに出会い、ほそぼそとここまでやってきたのでした。


何て気の長い。。みんなもっとてきぱきやっているんだろうけれど、私はのんびりとしか出来ないんだし、これでいいや~
これからも、コツコツとやっていこうと思います^^




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たゆとうガラスと截金のペンダントトップ。

2011-12-14 01:27:41 | 作品公開










いろいろ頼まれたので、いろいろ作ってみました。
ガラスも截金も、もっと深く、美しく、ゆらゆらしてくれたらいいのにな。って思います^^


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機織女と帯留と。

2011-12-12 00:30:12 | ガラス帯留・他-作品群-
糸を紡ぎ、糸を染め、とん。ぱたり。と四十年以上も機を織り続けている方から。

大切なお友達にあなたの帯留めをプレゼントしたいの。

と、言って頂けるのは、とてもありがたい気持ちです^^

どうやら作家さん仲間の外国のご友人らしく、あなたの帯留めがいいの~ と、言われてしまうのは嬉しい反面どきどきもしてしまいます。

この手の帯留めは、もう変わり映えしないので改良しながら少しお休みするつもりでしたが、久しぶりに作ってみたものは、外国の方へという事も頭にあったのか、
私らしくない、少し強烈な差し色を使ってみています。






ご注文は赤を基調ということなので、赤を中心にバラバラとつくってみました。
周囲の方の反応は良かったのですが、作った本人は良くわからないです~いつもの事だけど~(笑)

人には得意な色というものがあるようです。私はおそらくあかは苦手なんですね。
青や緑のほうが、楽につくれるようです。



何十年も機織物と向き合い、藍までご自身で建てる事からされている方に、わたしの帯留めを喜んで頂けるなんて、ほんとうに嬉しいことです。


ガラスたちは、自由に炉の中で溶けて自分達の好きなように混ざり、それに自然に流されるように、金とプラチナの截金の線も泳いでいきます。
一時、古典の文様を閉じ込めてみたこともあるのですが、ガラスに遠慮させてしまうのか、ガラスたちが自由に深く色を出せないこと。
文様にしてしまうことで、何か型にはまってしまうようで。
逆に何かを制限してしまいそうなつまらなさが出てしまうことです。


着物に対し、帯留が強いという方もいるのですが、いつもご本人に似合っているんだから、別にいいいんじゃないかと思うんですよね。
何故着物に合わせてご自身もつくるのかな???といつも不思議に思ったり。。

私は着物に合わせる事も大切だけど、ご本人もより引きだし、また魅力を際立たせれるような帯留がつくれればな~。って思っています。


とはいえ、やっぱりガラスにもて遊ばれているだけでは困るので、ガラスの色の雄大さもありながらの、截金の細工もしてみたいものです。
どうしたらできるのかな~?



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【webラジオ昔話】 むかしむかしのものがたり 第32話「キジも鳴かずば」

2011-12-11 00:39:15 | webラジオ昔話むかしむかしのものがたり
石田彰さんと氷上恭子さんがたったお二人だけで、昔話をwebラジオで語ってくれます。

むかしむかしのものがたり 第32話「キジも鳴かずば」
http://radiotomo.typepad.jp/old/2011/11/32-1997.html
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配信は過去2回までとなっていますので、お気を付けください。

そうですねー何とも可哀想なお話です。

さすが石田さん、語りが素敵ですー
語りから役柄に入っていく時など、なんとも自然で美しいなー
そして恭子さんのお千代が、可愛くて悲しくて、とてもよかったです。
(あと恭子さんは美味しい演技が、本気で上手ですよねー可愛すぎだ~^^)

私は田舎育ちなので、田舎では雉もすぐ傍をウロウロしていたりするんですけど、あの鳴き声はまた、ドキッとするような悲しさもあるんですよね。

でも神に捧げる供物(人柱)に罪人を。と言うのは、私はほとんど聞いたことがありませんでした。
大概は清らかな乙女であったり、童子であったりなので。

大魔神が助けてくれるときも、純粋な乙女や子供達が身を捧げる覚悟を持って、はじめて力をかしてくれてましたからね~
なつかしいなー大魔神も好きだったなー

大きな建物・橋の建立無事とその土地の安寧の為、呪詛的な意味での人柱では、罪人というか、奴隷のように扱われていた人達を埋めるということも古くからあったと思うのですが、これは似ているようでいて、また意味が変わってくるのですよね。
時代が下って、いろいろ混ざってしまったのでしょうかねー。

まあ何にしても、昔、実際に本当に行われていた驚くべき因習が、失われてよかったです。


そういえば、雉は夜にその羽が光って見えることもあるらしく、伯父など子供の頃は人魂に見間違えたりなんてこともあったそうですよ。
ちょっと不思議な話ですね~


昔話をwebラジオで!
次回配信は、「ムジナとサルとカワウソ」
もうとっくに配信されています。

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【webラジオ昔話】 むかしむかしのものがたり 第31話「養老の滝」

2011-12-10 02:54:33 | webラジオ昔話むかしむかしのものがたり
なんですかね~^^
昔話の紹介ブログになってしまっています。でもいっぱい溜めてしまったので、慌てて更新しています。


石田彰さんと氷上恭子さんがたったお二人だけで、昔話をwebラジオで語ってくれます。

むかしむかしのものがたり 第31話「養老の滝」
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配信は過去2回までとなっていますので、お気を付けください。

前回「おむすびころりん」とひきつづき、昔話の大道をいっている感じですね。
そういえば、親孝行のお話は今回がはじめてだったでしょうか?

私の今回の聴きどころは、崖から落ちるとこだったかな~^^あと、一口飲んだとこかな。

今回は特別勉強するネタも見つからなかったのですが、やっぱり山に入り滝まで行き来するには、わらじなのかな?
とか、
お酒を汲んだのはひょうたん~~~
とか。

常日頃から、水筒にひょうたんが持ちたいだとか、わらじ履いて出掛けるって素敵~♪
とか言ってる可笑しな一陽なので、そのあたりでうきうきしてしまっていたのでした。

そして京都三条京阪辺りで、木細工ものを扱っているお店に、外履きもいけますよ~と、お求めやすくわらじが売っていたので思わず購入~
えっと~、水筒にできる瓢箪はありませんかー?と、思い切って尋ねてみると、暫く考えた様子ののち、奥から竹の水筒を持ってきて下さいました^^ちょっと古くて商品にならないからと、いただいちゃいましたー
ありがとうございます。

この後、こんな竹筒を持ってお能鑑賞に出掛ける一陽を面白がって、へんな買い物にも付き合ってくれる友人に、ありがたいな~って気持ちになります^^


これは水筒にはおっきいですよねー。それこそお酒を入れて囲炉裏で温めたりしたら、美味しそうです~^^

今回のわらじは竹製で、簡単わらじ。近所のお年寄りには、そんなん厠の草履ばきやーと言われてしまいました(笑)
ほんとはお祭りで履くような、本物のわらじが欲しいです。歩いても音がしないような、何とも言えない羽の生えたような足音なんですよー^^
そしてわらじは、あったかなんです。

ひょうたんは、素朴な漆などかけていない素のままでほしいです。でも、底に穴を開けずに中身をとりだすのが、大変なんだそうですね。

あ~何でひょうたん。こんなに好きなんだろうなー。韓国の時代劇に出てくる、ひょうたんのひしゃくが好きすぎて、とうとう譲っていただいてしまったしー
あと、いま欲しいのは土瓶かな~火鉢に置けるやつー

いよいよ寒くなってきて、我が家もそろそろ火鉢を出しましょうかね~^^

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【webラジオ昔話】 むかしむかしのものがたり 第30話「おむすびころりん」

2011-12-09 03:17:44 | webラジオ昔話むかしむかしのものがたり
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これは、なんと2回もしつこくリクエストしたので、やっと念願かなって配信に大喜びだったのに、すっかり紹介が遅くなってしまいました~配信ももう終わってしまう~(泣)

可愛いねずみたちの歌をお二人で歌って下さること願ってのリクエストでした。
結果、恭子さんの可愛い娘ねずみだけでしたが、すっごく可愛かった~^^まんぞく♪
でも石田さんも、お爺さんでまた歌ってくれていますし、ねずみ主のでちゅ・まちゅが、大変よろちゅうござりまちゅた。
猫まねもめっちゃ笑ってしまった^^


ねずみだけに根の国のお話なのですかね?
米・ねずみ・大黒さま→大国主命
神仏入り混じったにおいのする面白いお話ですよね。

また大黒さんとねずみのお話。大国主とねずみのお話もあるので、機会があったら是非語っていただきたいな~♪

京都には狛ねずみさんがいる神社もあります。





哲学の道近くにある、大豊神社(おおとよじんじゃ)です^^
私はねずみの神社と呼んでいて。子年生まれの方と時々お参りに行きます。
この辺りは、桜が有名なのかもしれませんが、私はむしろ椿も美しいな。と思います。

今回もこの昔話を機に、子のこと。少し調べものもしましたが、取りとめもない話になりそうなので、割愛。

参考は、吉野裕子先生の十二支。南方熊楠先生の十二支考。
南方先生って、菌類の学者さんだと思っていたのですが、民族学者さんでもあったのですね~
難しくってさっぱりですが、ちょこっとづつかじり読みです。
文章を拝見して、凡人が思うには、ちょっと変な人です^^知識が網目のようにはり巡らされていて、自分が何所にいたのか分からなくなるような。迷路のような知識の海でした。



さて前回の第29話の「絵姿女房」ですが、
このお話、私はじめて聴きました。
えっと。。このお話私かなり嫌いみたいで。すみません~~感想もろくなことが書けそうになかったので、お休みしました。
お話も全体に熱を感じることが出来なかったのは、私の先入観からかな?
恭子さんの女房は、いろんな意味で良くって、お話を聴く上で唯一救われました^^




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