ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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賢いね!

2016年10月20日 14時44分36秒 | Weblog
10月20日(木)曇り

東京に行っていた、ある数日間だけ、ばばも

「スマホ」なる物を使ってみた。

その時、ラインで数人とやりとりをした。

「期間限定」の「スマホいじり」だと断言したが

帰って来てからも、じじが「これは、ばばのだから」と

しつこく、タブレットをばばの枕元に置いた。

「使うもんですか!」と思っていたが、

たまたま甥のH君が、初外国旅行に行く事になり

娘達がラインでやりとりしているのを、偶然見て

ばばも、同じグループに入っているので2回だけ書き込んでみた。

ガラケーなら、文字入力も大分慣れているが

スマホの文字入力なんて、まだまだ、ばばには出来ない。

数行入力するのに、間違えては消し、消しては入力し・・・の繰り返し。

でも、「身内同士のやりとりだから、少しくらい間違えたっていいや」

って、開き直ってみた。

でも、やはり、ばばにスマホは無理でござんす!



しか~し~、「じじ~、次、携帯買う時は

ばばもスマホ買おうかな?」なぁって、心の隅っこに

ちょっぴりだけある願望を口にしてみた。

その理由はね・・・・



最近、ばばは、午前中の事が多いけど

「農村小唄」という唄が、何故か口をついて出てくる。

ばばの美声を聞かせましょう~っと、朝食準備の時も

夕食準備の時も、何故か口ずさんでしまう。

「農村小唄」って・・・

このブログを読んで下さる方でも、99%の方は知らないと思うけど・・・



数日前の朝、じじが「徳之島小唄」の一節の歌詞、

「芭蕉木陰にが正しいのかなぁ?

芭蕉葉陰が正しいのかなぁ」と聞くので

「芭蕉だから木陰じゃなくて、葉陰だと思うなぁ」と答えた。

その後、じじに「そうだ!じじ、じじのスマホって

音声で聞いた事に答えてくれるんだよね。じゃぁ、聞いてみたら?」と言った。

じじは、すぐにスマホを取ってきて「農村小唄」と言うと

すぐ、画面に作詞者や作曲家の名前が出て、ついでに歌っているのも

聞く事が出来て、「芭蕉葉陰に一切節を・・・」と歌った。

やったね!

続けて「じゃぁ、農村小唄って聞いてみて」とじじにお願いすると

じじがスマホに向かって「農村小唄」と言った。

すぐに作詞者・作曲家の名前に続き曲も・・・・



わぁ~、何十年ぶりだろう?

この「農村小唄」って、ばばが幼稚園生かそれ以前に聞いたと思うが

ゆったりした農村風景が目に浮かぶような曲調と歌詞。

懐かしくて、嬉しくて、それからずっと歌い続けている。

歌い出しが「トウゲの かるしゃ~よ」で始まるが

トウゲとは「鍬」の事。

なぜ、トウゲが軽いかというと「好きな人と一緒に畑を耕しているから」。

「アラジバテ」という歌詞もあり、これは「荒地畑」のこと。

カップルで荒地畑を耕せば、重労働でも楽しいんだなぁ・・とか

想像しながら、歌詞をかみしめながら歌い続けるばば。

ついでに、2番も3番も歌うと、じじが「いい加減な歌詞で歌うなよ」って・・・



そう言えば・・ばばが子供だった頃、集落の集会場で

姉たちが絣の着物を着て、この曲で踊っていたような・・・・



それにしても、スマホのおかげで懐かしい曲の歌詞も

瞬時に分かり・・・ありがたいなぁ。

じじに「ゆううつって言ってみて」と言って、言って貰うと

瞬時に「憂鬱」という漢字が出てその意味も出た。



いちいち入力せずとも、音声に答えてくれるなんて・・・

凄いとしか言い様がない。

スマホ

そうそう、スマホに話しかけて歌って貰う・・・と言えば

数年前、三女さんがスマホにある歌を歌ってとリクエストし

何回も何回もしつこく繰り返したら、ついに器械も怒っちゃったのか?

「私の歌は聴くに堪えませんで、もう歌えません・・・」と

器械が言うので、可笑しくて、可笑しくて

姉とばばはその時の事を思い出しては、未だに笑っている。



ちょっぴり拗ねてしまう事もあるんだね。

でも、それは、それで可愛いね。



ばば、次はスマホ買う?

うぅ~~~~んんんんんんん・・・分かりません!