ばばの日記

団塊世代 仲良し夫婦の暮らし
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三度目のパニック、怖かった!!!

2016年10月05日 14時19分20秒 | 日常生活
10月5日(水)晴れ

台風一過後の「ピッカ~~ン晴れ」と思い

朝食後、一番にした仕事が、風で痛めつけられないように

空気通しの穴を開けた、ビニルをかぶせて保護していた

ギンモクセイのビニルを外し、ジャージャー水をかけ

葉っぱの裏まで綺麗に洗った。

「さぁ、今日から又頑張って大きくなるのよ」と励ましつつ・・・

と、ばばが水掛を終わった途端にザァ~~~ッ!!!

何じゃこりゃ???



ばばが水をかけたりした後、すぐ雨になるって良くあるなぁ~

と言う事は?ばばが、その日の天気を全く読んでいないという事だよね・・・

トホホッ。

でも、いいや、水のかけすぎって我が家あの植物に限ってないから。

だって、3週間もほったらかしておいて、

帰宅後も、2回ほどしか水かけてないからね。

ばば思ったんだ~今回の長期?旅行で。

これから鉢植えの植物は育てないようにして、

地植えの植物だけ育てようって。

今回、3週間の旅行の間も、ずっと気になっていたから。

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ばばは、いつの頃からか極端な閉所恐怖症になった。

発端は、きっと30余年前、自宅のトイレの鍵が外側から閉まり

開かなくなって、パニックになった事が発端だと思う。

その数年後に、ある病院のエレベーターに乗ったら、

降りる階で戸が開かず、パニックになりかけた。

この時は姉がいて、ほんの少しだけ気分的には楽だったけど。

そして、「2度ある事は3度ある」って言うけど、

先月、娘達と旅行に行った時、又してもパニックになる出来事が。



泊まったホテルで、娘達とじじは地階にある大浴場(温泉?)に行った。

ばばは「部屋のお風呂に入る」とひとり部屋に残った。

部屋はオートロックで、鍵を置いて行った、じじと娘達。



じじ達が帰って来るまでに、ばばもお風呂に入って

鍵を開けられるように、待っていよう・・・と

風呂場入り口の戸を閉めて、お風呂に入った。

そしたら・・・なんと言う事でしょう?

お湯が出ない。

蛇口をあちこち触ったり栓を回したりしたけど、出るのは冷水だけ。

どうしよう???と迷ったが、一応冷水でぬらしたタオルで

体を拭き、顔を洗い、髪は洗わずお風呂を出て着替えた。

そして、部屋に戻ろうと、ドアノブを回したが開かない!

えっ、嘘でしょ!!

だって、ロックもかけてないし・・・・

ドアノブをガチャガチャ回しても揺さぶっても、鍵は開かない。

狭いお風呂場だ。

ばばはパニックになった!
パニック

どうしよう?娘達とじじが戻ってくるまで、あと数十分はかかるだろう。

でも、それまでに何とか出て、内側から鍵を開けなければならない。

しかし・・この狭い空間、あぁ~~気が狂いそうだ!

壁がばばに迫ってくる気がする。

携帯電話は、もちろん部屋にあるけれど、娘達に連絡も出来ない。

ドンドンドン!戸を内側から叩く、ドアノブを回す・・・

もう、必死だ。

あぁ~^早く開けないと・・・自分がどうにかなりそう・・

神様、助けて!!!!

開いて!開いて!お願いだから開いて!!!!

ドアを力一杯押しながらノブをガチャガチャやってたら

何かの拍子にヒュッとドアが開いた!

助かったぁ!!!!

速攻、外へ飛び出し、呼吸を整え、じじと娘達を待っていた。



どれほど経ったか?

じじが戻ってきたので、ばば早口でドアロック事件のことを報告。

「まさか、そんな事あるもんか~」と半信半疑のじじ。

そして、じじもお風呂場へ入っていって、内側からドアを閉めて開けた。

「なっ、どうも無いよ」と言いながら、もう一度ドアを閉めたら・・・・

何と!今度は、じじが閉じ込められてしまった。

内側からノブをガチャガチャ回すじじ。

外からばばも、何とかしようと思うけど、何も出来ない。

「ねっ、ばばが言った事、本当でしょ」と、ちょっと安心もしたばば。

じじは、恐らく・・・ばばのようにパニックにはならないだろう。

もし、ドアが開かなくても、ばばが外にいる限り、フロントと連絡も出来る。

ひとりぼっちで閉じ込められた先ほどと比べて、気が楽だったばば。



どれほどの時間が経ったか?

じじも、必死に中からガチャガチャしていたら

ある瞬間に、ドアがさっと開いた。



じじは、ばばのように取り乱してはいなかったが

やはり、良い気持ちでは無かっただろうな。

部屋へ入って、お風呂のお湯も出なかった事、

何にもしないのに、ドアにロックがかかった事等

ばばは一気にじじに改めて報告。

程なく戻ってきた娘達にも、同じ話を・・・






今回、家族と一緒だったし、長くても1時間我慢すれば

何とかなるだろう・・・とは思ったが、

部屋の戸をドンドン叩いてもばばが出ない・・

もしかして「開けて!!!」と外から遠慮しいしい、叫んだかもしれないじじ。

それでも、お風呂場にいるばばには聞こえず、ばばの反応が無かったら?

じじ達は「ばばが部屋の中で倒れているのでは?」と

心配したかもしれない。



ひとり暮らしの友達が、過日、ばばに言った。

「私はね、トイレに入る時とか、入り口の鍵は絶対閉めないのよ。

少しだけ、戸を開けた状態にしておくの」って。



そう言えば、ばばが現在暮らしている両親宅でも

妹夫婦が帰省していた時に、誰も入っていないトイレの戸が

ロックされた状態になり、外から開かなくなった事があった。

その時は、じじが10円硬貨か、何かを使ってガチャガチャってしたら

すぐに開いたけど・・・・



住み慣れた家でさえ、いつ何があるか分からない。

時に、寝室で寝ていても、何かしら壁が迫ってくるような気がして

必死に目をつぶって、怖いのを我慢して寝よう、寝ようと努力する事が

年に何回かあるばば。



未だに病院でもMRI検査が受けられず、数年前

検査する器械の中に入りは入ったものの、20数秒で我慢出来ずに

「止めて下さ~~い」と叫んで、病院の先生から

「未だ、この検査で逃げたのはあなただけですよ」って言われ

シュンっとなったけど、怖い物は、怖いんだもん。

仕方ないよなぁ・・・



閉所恐怖症って治るのかなぁ・・・



もし、何とか克服出来たら、真っ先にMRI検査を受けようと

思っているばばである。