五反田谷戸でカキラン等を観察した後で入口側に戻るのではなく、
奥の山道を小野路側に向かうことにした。初めて通る道だ。
道の両側には草木がいろいろと見られた。これはナルコユリのようだ。
サルトリイバラの葉の上でじっとしていたのはヤブキリの幼虫だ。
幼虫とはいえ雌なので立派な産卵管がある。
オカトラノオは五反田谷戸でも小野路でも奈良ばい谷戸でも見られた。
どこでも、まだ咲き始めたばかりという様子だった。
小野路城址の近く、ヨツバヒヨドリの花序はまだまだ蕾ばかりだった。
大きな葉が深裂しているカエデがあった。
エンコウカエデだ。秋ではないのに新芽が紅い。
小町井戸の近く、落ちた木に白いものがついていた。
シロキクラゲだ。キクラゲと同様に食べられるそうだが、持ち帰りはしなかった。