市民の森辺りを歩くとカラスウリの花を見ることがあるが雄花ばかりだ。
雄花は午後遅くから見られるが雌花は暗くなってから咲いて翌朝にはしぼんでいるからだ。
その代わり雌花だったという証拠は実ができているので分かる。
ここではたまたま左下から右回りに実がだんだん大きくなっているように見える。
市民の森の中ではキツネノカミソリ(ヒガンバナ科)が咲き始めた。
ヒガンバナと同様に花の時期に葉の姿はない。
キツネノカミソリは春に葉が出て夏に咲く。ヒガンバナは秋に咲いて冬に葉が出る。
6枚の花被片はヒガンバナのように反り返らないし、
雌しべや6本の雄しべがヒガンバナのように長く突き出ることもない。
涼しくなりましたね。
千葉、茨城をかすめるように通る台風が被害をもたらさないように願っています。
カラスウリは花も撮りたいのですが、夜に出かけるのはちょっと億劫です。
暑さが多少ぶり返しても、もう秋に向かいますよね。
台風が去った後の暑さぶり返しが怖いです。
暑い暑い猛暑だ酷暑だと暑いニュースが連日ですが、
植物界ではちゃんと季節に合わせた花も咲き始めているのですね。
カラスウリも蕾からウリボウ顔の実まで、秋近しを思わせますし、
キツネノカミソリは色からして秋色ですね。
暑さ疲れしていても、秋の気配は寂しく感じます。