今年の7月は梅雨明けが遅くて、チョウを撮る機会も少なかった。
それでも雑木林に入るとサトキマダラヒカゲとかヒカゲチョウは必ず見られた。
7月下旬になって原っぱの方に行くと、ようやくジャノメチョウがいた。
昨年まではアカツメクサがたくさん咲く場所があって、ジャノメチョウが集まっていた。
今年は刈り取られた関係かアカツメクサの花がほとんどなくジャノメチョウが少ない。
市民の森の外周道路ではムラサキシジミが葉の上でじっとしていた。
翅を開いてくれないかと待ったが、いつまでも動かないので諦めた。
ムラサキシジミがいたところの傍の道路の上にセセリチョウが止まった。
チャバネセセリのようだ。口吻を伸ばして吸水しているようだ。
この子も長らく動かない。
その道をさらに進むと斜めに伸びた太い枝にチョウが止まった。
アカボシゴマダラだ。樹液を吸っている様子もないが、何をしているのかな。
暑くなってセミの声が賑やかになってきた。
眠っているのかしら。
私も先日アカボシゴマダラが翅を開いてじっとしているのに出会いました。
ほんの50㎝ほどのところでスマホカメラで撮影しても、すぐには
逃げませんでした。
たくさんいるように思える昆虫たちですが、現在多くの種で減少していて、
数十年もしたら絶滅の危険があるとか。そうなったらすべての生態系が
絶滅の危機ですね。それもこれも多くは人間が原因かと思うと
やりきれないです。でも刺されるのは嫌~~
そちらでもアカボシゴマダラがじっとしていましたか。近づいても逃げないとは眠っていましたかねえ。
眠らないまでも長くじっとしているのは休息かもしれませんね。
蛾の場合はじっとしているのが多いようです。
みどりの一部が減ると、それに関わる一部の昆虫も減るのでしょう。
そうなると生態系も次第に崩れていきそうですね。心しなければ・・・