上瀬谷の畑まわり。ちょっと休耕するとさまざまな草が勢力を延ばそうとする。
今ごろは、ちょっと背の高い薄紫の花を見ることがよくある。
キツネアザミだ。
アザミだと思ったら葉の様子も違うしトゲもないので狐につままれたという名前のようだ。
頭状花序は筒状花ばかりで構成されている。蕾の様子も可愛い。
中国、インド、オーストラリアなどに広く分布し、日本にも史前帰化してきたらしい。
畑周り、畦や道端にはいろんな草が生える。帰化植物も多い。
江戸時代にヨーロッパから入ったノヂシャもそんな中の一つだ。
直径2mmぐらいでうっすら青の入った白い花が枝先にいっぱいついている。
ヨーロッパではクレソン同様に付け合わせやサラダに利用されている国もあるらしい。
薄紫色のハナヤエムグラは昭和に入ってからのヨーロッパ原産帰化植物だそうだ。
直径2~3mmの小さな花の蜜を吸うベニシジミがとても大きく見える。
最近はとんと… 多分花の時季に見かけた場所を歩いていないのだと思います。
キツネアザミは史前帰化植物でしたか。
ノヂシャもすっかりお馴染みさんになりましたね。こちらも初めて
出会ったのは境川沿いでのことでした。何だろう何だろう?と
ネット上で苦労して探し当てたのを思い出します。
摘んで食べてみたことはありませんが、どんな味なのでしょうね。
キツネアザミは春に比較的長く咲いていますから、境川あたりでご覧になれるのではないでしょうか。
ノヂシャのような小さな花は花弁やシベなどの特徴を見極めるのも難しいので名前を知るのに苦労しますね。
それに久しぶりに会ったときに名前を思い出すのにも時間がかかります・・・これは年のせいでした。
私も食べてみたことはありません。いつかは・・・?