横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

雄性先熟の仲間

2021-06-24 06:17:32 | 日記



先日、小山田緑地あたりを歩いてきた。
奈良ばい谷戸ではホタルブクロがあちこちで見られ、かなりの群生の場所もあった。







白というか薄紫色の入った筒状花が順番に咲くので、開花期は長そうだ。







並んでいる二つの花をちょっと覗かせていただくと、向かって右が雄性期の花で左が雌性期のようだ。
ホタルブクロは雄性先熟の花で右の花から左の花の状態に移る。







少し前に別の所で撮った雌性期の花。役目を終えて糸くずのようになった雄しべが見える。
しかし柱頭はまだ3裂していない。







道路を渡って小山田緑地に入る。アサザ池に向かうところでツリガネニンジンが咲いていた。







ツリガネニンジンもホタルブクロと同じキキョウ科の花で少し小さいが姿は似たところがある。
そして同じように雄性先熟の花だが、雌しべの長さは長短があるらしい。







前に近所で見たツリガネニンジンは雌しべが長いタイプで、雌性期に入って柱頭が3裂しているのが見える。


コメント (2)
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