今日も曇って時々雨が降ってくる天気です。
今日はHop-on,Hop-offというバスの1日券を買って市内を見学する予定でしたが、事務所に行くと今日は学生のデモがあるのでバスの運行はしないと言われました。 ということで、地下鉄を利用することにしました。 他のバス会社は営業しているところもあるようでしたが…
とにかく地下鉄1日券を買ってスタートです。 自動販売機は英語表示にできますので、Dailyを選んで枚数を増やせるので2枚にして購入しました。 ただ、自動販売機はあまりおつりが出ません。 4ユーロを2枚で8ユーロですが、20ユーロではおつりが出ません。 画面に使用可能な表示が出ますので、それ以外は受け付けません。 この場合10ユーロが最大でした。 小さいお金を事前に用意しておきましょう。
ローマは地下鉄の線が少ないので、バスが利用できればいいのですが、路線など事前に勉強が必要です。
そんなわけで、私達はB線でCirco Massimoまで行き、真実の口を目指しました。 途中古代競技場の跡を見ながら、その奥にはパラチーノの丘が見えます。 すぐにサンタ・マリア・イン・コスメディン教会です。 雨のせいでしょうか、10時前でしたが、人はほとんどいませんでした。
0.5Eur投入するようになっています。 係のオジサンがいろいろ身振りでポーズを取らせ、何枚も写真を撮ってくれました。 サンタ・マリア・イン・コスメディン教会です
真実の口の並ぶラインです。
これが古代マンホールの蓋、大理石製です。
厚みもあります。
そのあと、CircoMassimoに引き返し、その反対側に位置するカラカラ浴場に行きました。
カラカラ帝が作った最大の浴場らしいですが、らしい姿は無く廃墟となっているようです。 6EURだったかな? (日本語音声ガイド4Eur) 松のようですが、下の方は枝打ちされており、独特な景観です。
カラカラ浴場内部。
壁のみが残っているような感じです。
もとに引き返し、右に曲がってしばらく行くと、パラティーノの丘の入り口です。 フォロノマーノ、コロッセオとのセット券になっています。 12Eurです。 日本語音声ガイドは6Eurです。 音声ガイドを聞かないと、何が何だか分かりませんが、また聞いてもよくわからないのですが、出口は何箇所かにありますがガイドを返却するためにはもとに戻らなければならずちょっと不便です。 どこも音声ガイドはパスポートと引き換えです。 パラチーノの丘はもとは古代中世の高級住宅街だったようです。
フォロノマーノ(古代ローマの中心地の遺跡群)にもつながっています。 音声ガイドで説明は聞きますが、予備知識がないため、柱列だけでは神殿、バジリカと言われてもよく理解できません。 セベルス帝の凱旋門
ここもテルミニ駅から近くにあります。 ちょっと変わった建物だったので入ってみました。 円筒形のレンガでできています。 Terme Di Diocleziano(テルメ・ディ・ヂオクレシアーノ)です。 日本語のメニューもあったと思います。 JA*の地図にも載っています。
中は広くはありませんが、ウエーターのオジサンが大変きびきびと動いていて気持がよかったです。
ローマのどこに行ってもそうですが、ここのウエイターさんも片言の日本語を喋ります。
ローマの中心に居る限り日本語だけで十分観光・食事に困らない感じです。 こんな都市は初めてでした。 レストランの外観です。
入口
ハウスワインですね。
客席です。
生ハム
牛フィレ キノコソース
カルボナーラ
ティラミス
11時頃で、現地解散になりましたので、そのまま継続して見学しました。 このときは日本語の音声ガイドを借りて回りました。
まだ、本格的な年末の観光時期ではないようで、比較的すいていました。









タぺストリーの通路ですが、左は奥の絵の机を見てください。 右は手前の机。 同じタペストリーですが、机の方向が見ている方向に向かっています。 遠近法を使ったトリックだそうです。





システィーナ礼拝堂は圧巻ですが、写真は撮影不可ですので…



サンタンジェロ城はもともと皇帝の墓だったらしいですが、中世以降はいろんな用途で使われたようで、サンピエトロ寺院とは通路でつながっており、法王の避難場所としても使われた事もあったようです。





1日目の後半はスペイン広場周辺です。 サンタ・マリア・ノッベラ薬局です。 日本でも多くの支店を出しているようで、日本人に人気の店と言うことで、行ってきました。 いろんな香りのする石鹸・シャンプー・香水など、大変歴史のあるお店です。 ここには日本人の店員さんがいて説明してくれます。 日本語で書かれた商品リストもあります。 本店はフィレンチェのようで、別途紹介します。
陳列棚です。
HardRockCafeです。
イタリアの軍隊と、衛兵です。
スペイン広場です。
スペイン広場のクリスマスの飾り付けです。 ブダペストでも見ますが、はるかに大きく、家から作っています。 物語になっているようです。
クリスマスツリーなどはあまりなく、 これがメインのようです。
ブランドショップ街です。 イルミネーションもほとんどなく、シックな感じです。
スペイン広場からコンゾッティ道路に入ってすぐにあるCafeGreco(カフェ・グレコ)です。
老舗らしく高かったです。
ローマのレストランでは、他のヨーロッパの都市と違って、テーブルチャージとパン代が取られます。
メニューを見ていると書いてあります。
それプラスサービス料が入っているところがほとんどです。 思った以上に高くつきますので、十分に気をつけてください。
日本人の奥さんがいるレストランTudini (ツデーニー)です。 テルミニ駅からすぐです。 日本語メニューあります。
値段も高くなく、おいしかったです。 サラダ
野菜スープ
ポルチーニパスタ。
最初はサンピエトロ寺院です。 右の四角いビルの最上階右から2番目がローマ法王の部屋だそうです。 写真にはありませんが、クリスマスの飾りつけままだできていませんでした。 24日にならないと公開しないような気もします。 24日の真夜中にキリストが誕生しましが、馬小屋だったように思いましたが、牛小屋のようです。 24日の夜中にならないと、キリストの人形は置かれないのだそうです。





その後はコロッセオです。





ナボーナ広場、


丁度クリスマス市をやっていましたが、ここがヨーロッパで一番大きいと説明していましたが、ブダペストもこれ以上に大きいように見えましたが、自慢なのでしょうね。 子供のおもちゃや、クリスマスにちなんだものばかりが売られています。 おばあさんがほうきに乗ってクリスマスのプレゼントを持ってくるんだそうです。 また、下のほうきの様なものはクリスマスの飾りだそうで、玄関などに吊るすそうで、日本のしめ縄のようでした。


パンテオンです。




トレビの泉、 午前中だったのでそれほどの人ではありませんでした。


数日前からのカンパも何とかおさまり、空港ではそれほどの混乱もありませんでしたが、それでも約1時間遅れでの離陸になりました。 ブダペスト~ローマは朝早い時間か夜の2便しかなく、時間は十分にあるので、夜の便を選択しました。 昨年は乗り換えがあり、寒波で荷物が出てこなかった苦い経験があるので、直行便のある都市であることが第1条件で、ローマを選択しました。 1時間ほど遅れてローマ、フューミチーノ空港に到着、出てきたのは夜9時半を回っていましたので、訳も分からないままタクシー乗り場を探し、乗り込みました。 事前に読んだ、ガイドブックでは40ユーロ固定と言うことでしたが、メータを倒しての賃走でした。 夜間だったせいか、日本人だからか、理由は分かりませんが・・・。 タクシー乗り場には待っている人もいなく、係員もいなく、固定料金かどうかもはっきりしませんでした。 幸い道路はガラ空きで、30分ほどで到着しました。 支払いは51ユーロでした。 丁度のお金があったので、チップは払いませんでした。
ホテルはテルミニ駅の近くのHotel Metropoleにしました。 イタリア新幹線に乗る予定がある、観光ツアーの待ち合わせに近い、ホテルが近代的な施設の様であるということで決めました。 ここに前半4泊・後半3泊しました。 ホテル外観です。
フロントデスク
ロビーです。 奥がレストランのようです。
部屋、広くはありませんが、十分です。 スリッパ有。
お風呂も十分です。
朝食です。パンの種類はたくさんあります。
スクランブルエッグや、ソーセージなどもあります。ハム・チーズもあり、フルーツもたくさんありましたが、サラダが1種類しかなく、茶色くなっていることが多かったです。
まずはスフォルツエスコ城の見学です。もとは14世紀にビスコンティー家が建築した要塞だそうで、ルネッサンス様式です。


ここがサンタマリアデッレグラッツイエ教会です。レオナルドダビンチの「最後の晩餐」は左側の食堂にあるそうです。予約してあるので、なんの問題もなく入れました。見れる時間は約20名くらいのグループで10分間です。思ったより大きく、感激しました。 残念ながら写真撮影はまったく禁止でした。フレスコ画か何かで、大変変質しやすいものだそうです。

ミラノスカラ座です。

ドオーモ内部写真

ドオーモの屋上です。

ドオーモの尖塔は圧巻です。


午後はもう一度ゆっくりスフォルツエスコ城の見学をしました。

見学をしていると、なにやら中世の格好をした一段がパレードをしていました。ちょうど、城の横の公園のところで、イベントが開かれており、大変ラッキーでした。


夜はドオーモの近くのレストランで取りました。
写真は団扇のような子牛のカツレツです。ミラノ名物だそうです。

これはリゾットですが、味はいまいちだったみたい。

ドオーモの夜景です。 キリスト教の催しが明日あるようで、準備中でした。
しかし、夜でもすごい人です。

ガレリアのケーキショップでプチケーキを買ってホテルで夜食です。

翌日は帰国です。眼下はスイスアルプスのようです。

昼過ぎにはミラノに到着しました。中央駅のすぐ近くのホテルにしました。到着時便利だったのと、帰る時に空港リムジンバスがここから出ているので、便利でした。また、地下鉄で移動すれば若干北側でしたが苦にはなりませんでした。
早速、地下鉄の2日券(5.5ユーロ)を買って市内を散策いたしました。
ドオーモ(Duomo)に行きました。大変大きかったです。ローマのサンピエトロ寺院に次ぐ大きさで、荘厳で、繊細。ファサードは幾度ものデザインの変更を経て、ナポレオンが、現在のゴシック様式に決定した。 屋上には天に伸びる135本の尖塔を間近で見られる。ここの大聖堂は確かに大きくどこで見たよりも感動しました。
ドオーモのすぐ横にあるガレリアの入り口です。アーケードの中にはブランドのお店が並んでいます。
ドオーモのほろ場にある銅像です。
徒歩で歩いて散策です。ここのブランド品のショップ街です。植木のプランターが車です。これにはびっくりです。
ミラノ中央駅の夜景です。この駅も大きかったですが、夜はあまり歩かないほうがいいかな?
夜はホテルから歩いていける範囲の日本食を探して行きました。「遠藤」というお店でした。日本人がシェフです。おいしかったです。ミラノには日本食と名のつくお店が500以上あるそうで、競争が大変だそうです。なかなか大変そうでしたが、ここははやっている様子でした。
リアルトから近所で朝市を見ました。野菜や魚介類がたくさん並んでいました。


約1時間ほどでサンタルチア駅に到着です。

ユーロエクスプレスの切符はインターネットで事前に購入しておりました。英語表示があるので、何とかなりました。一等車で一人38.5ユーロでした。

めったに乗れるものでもないので、1等車を予約しておりました。ベネチアからミラノまで約2時間半です。

ミラノ中央駅のホームに到着です。
