ハンガリー、ブダペスト 生活・観光情報 by ”はっしゅ”

2008年末から、ブダペストで生活しています。ヨーロッパ・ハンガリーの都市や、ブダペストの生活・観光情報を伝えます。

ヘレンド (Herend)

2010-06-27 | ハンガリー

ブダペストの南にバラトン湖という湖があります。ハンガリー人の人たちは夏になるとここに行って、家族や友人と、海水浴?やパーティーをするようですが、その西にヘレンドという小さな町があります。車で行くと、こんな小さな町?という感じです。ブダペストからは車で2時間弱だったと思います。
Herendは御存じの人も多いと思いますが、世界的に有名な磁器のブランドで、このHerendという町で作られています。ヨーロッパの王室から注文もあるようです。ここにはヘレンドの本社、博物館・ミニ工場、レストラン・カフェ。ヘレンドのショップが一か所に集まっています。周りには小さな店がありますが、これはHerendではありません。磁器には違いないようですが、別物です。安いですが・・・・
博物館と、ミニ工場のチケットは一緒になっています。ミニ工場はガイドツアーですから時間を確認してから博物館を回りましょう。日本語はなかったように思います。英語ツアーでミニ工場を見学しました。写真がないので残念ですが、ヘレンドの歴史から、作り方、絵の描き方などを実演をしながら分かりやすく説明してくれます。最初はビデオを見せてくれますが、二人だけだったので、日本語を流してくれました。実演は大変わかりやすく、興味深いものでした。一見の価値ありです。
博物館には、歴史的な磁器から、現代までのいろんな磁器が展示されています。このチケットにはカフェでコーヒー・紅茶のフリー券が付いていますので、チケットを買ってから行ってください。出てくる食器はすべてヘレンドです。ここはちょっとサービスはよくありませんでした。レストラン入口から右がカフェ、左がレストランになっていました。すぐ隣にはヘレンドのショップがあります。工場で出来方などを学ぶと欲しくなってきます。

ヘレンドの本社です。この左側が博物館、手前右がミニ工場です。



博物館の前の広場にはこれもヘレンドの磁器でできているのでしょうか、大きなライオンが2匹います。



博物館には過去からの磁器がたくさん展示されています。



このような棚にもたくさん展示されています。



レストラン・カフェもここに併設されています。せっかくですので、レストランで昼食を摂りました。使われている食器は全てヘレンドです。機会がありましら是非トライして見て下さい。決してサービスが言い訳ではありませんが、ヘレンドの食器で食べられる機会はめったにないと思いますよ。
スープはグーラッシュです。



サラダです。



メインのサーモンです。



カプチーノです。



エステルゴム(Esztergom)

2010-06-21 | ハンガリー

エステルゴムはブダペストからドナウ川沿いに北西に1時間ほどの場所にあります。スロバキアとの国境沿いです。もともとは首都だったのでしょうか、西暦1000年、初代国王イッシュトバーンがここに王宮と大聖堂を築いた。エステルゴムは現在に至るまでハンガリーカトリック教の総本山です。小さな町ですが、きれいな街です。
いまは王宮の一部が残っていて、博物館のようになっています。
大聖堂の麓にはレストラン・カフェもあり、英語も十分通じます。

写真は大聖堂です、かなりでかい聖堂です。



聖堂の中のドームです。



ここに置いてあるパイプオルガンはなかなか立派なもののようです。



ここはドームの上に上がれます。ただし階段のみです。かなりの階段の数ですので、体に自信のない方は要注意です。しかしあがると、ここは外に出れます。手すりだけで、解放感たっぷりに1周することができます。景色は最高です。
これはドームの北のほうですね。



川はドナウ川で、向こう側はスロバキアです。マーリア・バレーリア橋で、2001年に再建されたようです。





グドウルー宮殿(Godollo)

2010-06-20 | ハンガリー
ブダペストから北に高速3号線に乗って30分ほどでGodolloに着きます。高速を降りて右に5分ほど行くと宮殿があります。道路の右側に少し駐車場があります。その奥が宮殿です。18世紀にたてられた後、1867年に皇帝フランツヨーゼフの持ち物となった。ハンガリーを愛し、ハンガリー人からも愛された好皇妃エルジェーベトが好んで訪れた場所とされている。内部は、彼女が使っていた家具・日用品などが展示されています。

全景が撮れませんが、これが正面です。



裏庭から写した写真です。裏庭では結婚式なども行われているようです。
また、お土産用の露店なども出ていました。





王宮周辺

2010-06-20 | ハンガリー

ブダペストの王宮は13世紀半ば、ハンガリー王ベーラ4世ですが、その後破壊されたりして17世紀、ハプスブルグ家の元でバロック様式で新築された。18世紀にはマリアテレジアの手で増改築された。2回の世界大戦で、破壊され現在の姿は1950年代に修復されたものである。
鎖橋を渡るとすぐにケーブルカーがあります。徒歩でも十分に上がれますが、
一度は乗ってみてください。



これが王宮です。今は国立美術館になっています。



これはマーチャーシュ協会の内部です。外部はまだ工事中ですが、
だいぶ終わってきました。もうちょっとです。



マーチャーシュ教会の横にあるのは、セントイッシュトバーンの銅像です。
これはハンガリーの初代国王です。キリスト教を導入したそうです。



漁夫の砦、銅像の裏にあります。数個の尖塔と回廊があります。町の美化のために建造したものです。



王宮からドナウ川をはさんで、左に見えるのが国会議事堂です。
1902年に完成した、いろんな時代の様式をよりいれた折衷主義建築です。
また、ここには王冠が展示されています。約1000年受け継がれてきた王冠らしいです。国会議事堂はガイドツアーで見学できます。順番にティケットを買いに行って、時間になると、予約している人のみ入場可能です。もちろん入場できない日もあります。



ドナウ川クルーズ船からの写真です。



クルーズ船から遠くに王宮が見えます。





ヤーノシュ山の展望台、子供鉄道

2010-06-19 | ハンガリー

ブダペストのブダ側のモスクワ広場から56番のトラムに乗って2つほど行くと登山電車があります。ブダ側の山に向かってどんどん登っていきます。この登山電車は市内の切符が使えます。ヤーノシュ山は標高500m以上ありますので、麓とはかなり温度差があります。暑くても1枚あったほうが無難です。
半日あれば十分に戻れますので、ちょっとした散歩気分で、ちょっと違ったすがすがしい気分になれます。

登山電車です。



登山電車で終点まで行って、少し歩くと、子供鉄道に着きます。子供鉄道は社会主義体制の時代に設立されたもので、運転手以外は10歳から14歳までの子供です。
下は車内の様子です。きちっと制服を着て、てきぱきと働いています。
今も子供の間では大変人気で、毎週厳しい研修をしているようです。



キップを売るのも、検札に来るのも子供です。下のようにかわいい少女もいます。
子供でも切符売り場は十分に英語が通じますので、安心してください。



運がいいと、日に1回程度、蒸気機関車が連結されています。
時刻表に乗っていますので、確認してから行くといいですね。結構混んでいます、少し時間の余裕を持って行きましょう。この蒸気機関車もちょっと我々が思っているよりは小さいです。汽笛も甲高い気がします。



途中のJanos Hegy駅で降りて、前の山道(まさに山道です)を10分15分くらい歩くと頂上に着きます。



これがヤーノシュ山の展望台、エルジェーベト(Erzsebet)展望台です。これは最近に建てられたもののようですが、もっと観光地として宣伝すると、たくさんの人が来るのになあと思います。とにかく商売っ気がありません。



展望台からの眺めは絶景です。写真はブダ側の家並みです。
遠くにドナウ川も見えます。
近くの高い建物はおそらくブダペストホテルではないでしょうか?



ロープウェイもあります。私達はロープウェイで麓まで降りました。
麓に着くと、バス停がありますので、それに乗ると、西駅まで行けます。
このバスはモスクワ広場には行きません。マルギット橋の近所にお降りてきます。
















シュカンゼン(Skanzen)

2010-06-19 | 日記

ブダペストから北に約20分ほどドナウ川沿いに行くとセンテンドレという町があります。ここの郊外にシュカンゼンというハンガリー各地から300戸以上の古い民家を移設して保存してある場所があります。
6か所に分けて解放されています。各家は昔のままに再現・保存してあり、内部を見ることができ、クッキーを焼くところを実演販売している心もあります。
各要所は説明員がいますが、残念ながら英語はほとんど通じません。
6か所の地域には下の写真の様な汽車が走っており、それで移動できます。
でも、頻繁には走っていないので、注意が必要です。



土曜日に行きましたが、あいにく天気が悪く、人はまばらでした。



このような藁葺きの家もあります。



教会らしき建物もあります。



風車もあります。この内部も見ることができますが、ちょっと暗い。




ドナウ川増水

2010-06-14 | ハンガリー

6月7日
用事があり、くさり橋のほうに行きました。
するとドナウ川が増水し、下の道路が冠水していました。
ハンガリーでは5月の雨は農家にとっては金に値するといわれているようで、農家の人にとっては貴重な雨のようですが、これだけ多くの雨が降ったことはここの人たちも記憶にないようです。昨年も7月に冠水しましたが、今年も同じことになってしまいました。
写真は昨年のものですが、同じ程度になっていました。
船のレストランには、工事用の足場を通って行かなければなりません。

くさり橋から国会議事堂を見たところ


河上にあるレストランには足場が組まれ、足場を歩いて行かなければいけません。




パリ旅行 第3日

2010-06-14 | フランス

パリ旅行 第3日
今日は最終日、いろいろ考えましたがやはりルーブル美術館ははずせません。
朝1番で行けば大丈夫だろうと、9時過ぎには到着するように行きました。
まだそれほど人は多くなくスムーズに入れました。

丈夫のピラミッド内部です。

これがモナリザです。
いろいろあったようで今は、遠くからしか見れません。
絵も防弾ガラスで保護されているようです。
ルーブルは今でも写真は問題なく撮影可能です。

オルセー美術館は今は写真撮影ができません。
下は、コンコルド広場からエッフェル塔を見たものです。



最後はオランジェリー美術館に行きました。
小さい美術館ですが、いろんな有名は絵があります。
一番はモネの水蓮です。
楕円状の部屋が二つあり、水練の絵が、各4枚,計8枚あります。
モネのこのコンセプトに従って、アトリエと、この美術館を作ったようです。
とにかく大きい絵です。



夕方の飛行機で、帰路に着きました。
短い旅行でしたが、楽しめました。


パリ旅行 第2日

2010-06-13 | フランス

パリ旅行 2日目はモンサンミッシェルです。
Myuのツアーを利用していきました。
朝7時半出発と、ノルマンデー地方の海岸沿いにあるため片道4時間半くらいかかりますので、ツアーでないと大変です。
途中休憩時間がありますが、女性はトイレ休憩が大変です。
8世紀から建築がはじまり、いろいろ時代により姿を変えていったようです。
城を取り巻く城塞は13-15世紀ころに作られたもので、鐘楼と尖塔は19世紀に建てられたものだそうです。
今でもベネディクト派の修道院として使われています。

モンサンミシェルの遠景です。


修道院に向かう狭い通路は人で一杯店の看板も面白いです。


モンサンミッシェルの名物オムレツです。
初めて見るオムレツです。名物に何んとかです。


下から見た、尖塔です。


引き潮だったのでしょうか、遠浅の海岸です。


滞在はほんの2-3時間です。
また元の道に戻りますが、途中運転手が10時間以上は運転できないため、交代しますが、手違いで、遅れ、また渋滞で、パリに着いたのは予定より1時間遅れの9時半です。
10時から夜景ツアーを申し込んでいたのに間に合うか???
とにかく地下鉄と走って三越から、パレロワイアルの集合場所に、一目散です。
ついたのは10時5分ころ、広場に上がるとバスが動き始めています。あわてて追いかけ、何とか見つけてもらい、乗せてもらいました。

ルーブル・ノートルダム寺院・コンコルド広場を通って凱旋門に。
ここは下車して写真タイム。


次はエッフェル塔です。11時になると、5分間イルミネーションがはじまります。
キラキラときれいに輝き始めました。
写真では写しきれません。


その後、ムーランルージュのネオンを見て各ホテルまで送ってくれます。
これは一見の価値ありです。

結局、晩御飯は食べられず、ホテルでぎりぎりのルームサービスでサンドイッチでした。


パリ旅行 第1日

2010-06-13 | フランス
5月終わりの休暇を利用してパリ旅行に行った。
夕方飛行場のターミナルは一時停電したようで、チェックインが手作業だった。おかげで1時間遅れて出発CDGには夜遅く到着、タクシーで直行した。55ユーロ支払った。
前回同様、買い物、利便性を考え、オペラ座付近のホテルにした。
第1日目はまず、ベルサイユ宮殿からです

Myuのツアーを利用していきました。前回とは異なり、内部の説明はありません。現地までバスで行って、チケットをもらって後は時間内で、自分で見学です。

これが有名な、鏡の部屋ですね。

とてもなく広い庭園です。
夏には噴水ショーがあるらしいですが、今回は時間もなく、遠くから見ただけ。

昼食後、地下鉄を使い、凱旋門に行きました。
今回は展望台まであがりました。低いように思っていましたが、結構ありました。ちなみにエレベーターはありません。螺旋階段のみです。9ユーロだったかな?
天気もよかったですが、パリが一望できます。


これは新凱旋門方面です。

モンマルトル方向です。サクレクール寺院が見えます。


こちらはエッフェル塔です。


この後、翌日以降は百貨店などが閉まってしまうため、ショッピングyとなりました。
結局何も買わなかったような

夜は日本人のやっているフランス料理店に予約していたので、ルーブルの近くでした。
おいしかったです。