業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

ケアマネージャーカプリッチオ(狂想曲)1曲め

2006年11月30日 | 重要事項説明書
それは秘密です:Fine
※ のだめカンタービレとか読んでて、用語のわかる人にはわかります。

最近のひがし会、ホントにどうかしています。
平穏無事とか平静とかつつがなくとか予定調和とかマターリとか、一体ドコに行ってしまったの?
普段のぬるさはどこへやら、まるで交替浴のよう。しかもヤケドしそうにかったり、風邪をひくほどたかったり。
一体どうして、こうも次々と問題が起きるのでしょうか。


コトの起こりは昨日の終業前。

ひがしクリニック医事課にかかった1本の電話。
応対したのは医事のブリトニーでした。

「こちらは県高齢福祉課です。医事課長さんはいらっしゃいますか?」

ブリトニーは不思議に思いました。医事課長ってダレのこと?
ウチの事務長はいわば『総務部長』のようなものだし、医事の課長といえば…
ブリトニーはその電話を、わがひがしクリニック医事課の主任且つひがしケアプランセンター管理者、青田主任に回しました。

その場にいたのは青田主任とブリトニーの他に、事務長と私とナース河合。
居残り仕事をしていた私は、高齢福祉課と聞いてドキッ
実は私、もといた九州からこちらへの、介護支援専門員登録が遅れています。
いえ、仕事はフツーにできるのですが、現在の私の状況は九州から都会に出稼ぎに来ているケアマネ。とっととこちらの県に登録しろと言われていたのですが、なかなか書類を出すヒマがなく、そのため「高齢福祉課からの電話」てことでなんか私のことで問題があったのではなかろうかと思いドキッとし、つい青田主任の電話での会話に聞き耳ずきん。

青田「はい、青田と申します…ええ、そうです、私ですが。」

電話に出た青田主任、
みるみるうちに青くなりました
「は、はい、そうですが、ちょっちょっちょっとお待ち下さい!」
と、慌てふためいて電話を保留にし、なにやら事務長に相談し始めました。
そのとき聞こえた会話の断片。

青田「じ、事務長、高齢福祉課が…私の…介護支援専門員の受験資格の…実務経歴書…相談業務の事例を提出…どうしたらいいでしょうか…」

その場にいた一同
ピーン!


カンのいいケアマネさんにはもうおわかりですね?

そうです、その電話は
青田主任の、今年10月の介護支援専門員実務研修受講資格試験の受験資格を確認するための電話だったのです。

青田主任がひがし会に入職したのは約10年前。
新卒以来、ずっと医事課の事務員として勤務してきました。
医事課ですから、業務内容は診療報酬請求事務です。
レセプトの作成です。メディカルクラークです。
そして今年、青田主任は社会福祉士国家試験に合格。
しかし相談業務などはやったことがないはずです。
ひがし会は、一般の医療事務員に通院患者や入院患者の相談に対応させる必要などありません。何人ものMSWを抱える大病院なのですから。

そうです。青田主任のケアマネ受験は、実務経歴の詐称なんです。

耳をダンボにしている私たちの様子にも気付かないほどあせりまくりの青田主任。
どうやら高齢福祉課は、翌日、青田主任がケアマネ受験のために提出した実務年数の期間の詳しい経歴書か、もしくは相談業務を行っていたという証明となる事例のファイルを提出せよと指示したようです。
詳しい経歴なんか、書けば書くほどボロが出る。
事例のファイルなんてあるはずもない。

どうなる、青田主任!
どうなる、ひがしケアプランセンター!
ああ早くつづきが書きたい!