ひーず のーと

旅、食、落語・・・と日々思うこと、思い出したことの備忘録

新橋演舞場・十二月大歌舞伎・夜

2012-12-15 23:02:52 | 観劇!感激!
 8日は新橋演舞場へ十二月大歌舞伎の夜の部へ。
◇籠釣瓶花街酔醒
 ・佐野次郎左衛門:菊五郎
 ・八ツ橋:菊之助
 ・下男治六:松緑
 ・七越:松也
 ・九重:梅枝
 ・絹商人丈助:亀蔵
 ・釣鐘権八:團蔵
 ・繁山栄之丞:三津五郎
 ・立花屋長兵衛:彦三郎~菊五郎、菊之助とも初役。テレビを見ていたら、菊之助は玉三郎に教わったようだ。菊之助の八ツ橋はメチャクチャきれいに。そして、愛想尽かしまでの、その後の心の揺れがわかるなあ。菊五郎の次郎左衛門も最初の八ツ橋を見初めるところから、芸達者に見せます。絹商人を連れて、天国から地獄に落ちるところ、そして、冷静に席を立ち、大詰めの復讐劇まで見せます。立花屋のところでは、妖刀を持ち復讐におかしくなるところはそれなりに。菊之助が若さゆえの体の柔らかさで見せた。
 菊五郎もいいけど、吉右衛門で、やはり見たい。そして、勘三郎。同じ役を色々な役者で楽しめるのが、歌舞伎の面白さ。勘三郎が亡くなったのが本当に残念すぎるが、新たに菊五郎が次郎左衛門を見せてくれるのは嬉しい。

◇奴道成寺
 ・白拍子花子実は狂言師右近:三津五郎
~三津五郎の舞踊。立役が道成寺を踊るという趣向で、男女等を踊り分け、少し楽しく。
コメント
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