月刊誌新潮を始めて買いました。この8月号、内容は特別企画で、辻邦生と北杜夫のパリ東京往復書簡を読むため。北杜夫がどくとるマンボウ航海記の水産庁航海から帰った直後から、辻邦生が日本に帰るまでの2年弱の間の手紙のやり取りです。
この間、北杜夫は航海記がベストセラーになり、小説本も出版をし、「夜と霧の隅で」で芥川賞を受賞した頃。一方、辻邦生はパリで、評論や、小説を書き、今後どうやっていこうかという模索をしている時期。こうした2人が、その後も、辻邦生が亡くなるまで友情が続くのだが、旧制松本中学以来の友情がより強くなり、お互いの文学を評価し、お互いが伸びるために助言をして、お互いが手紙をやり取りすることを、彼とはずっと友情を育んでいきたいとの思い溢れていて、素晴らしい青春のやり取りになって、読んでいて、さわやかになり、いいなあと思わせます。本当に素晴らしい友人関係です。
この間、北杜夫は航海記がベストセラーになり、小説本も出版をし、「夜と霧の隅で」で芥川賞を受賞した頃。一方、辻邦生はパリで、評論や、小説を書き、今後どうやっていこうかという模索をしている時期。こうした2人が、その後も、辻邦生が亡くなるまで友情が続くのだが、旧制松本中学以来の友情がより強くなり、お互いの文学を評価し、お互いが伸びるために助言をして、お互いが手紙をやり取りすることを、彼とはずっと友情を育んでいきたいとの思い溢れていて、素晴らしい青春のやり取りになって、読んでいて、さわやかになり、いいなあと思わせます。本当に素晴らしい友人関係です。