気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

菓子は「手毬花」と「やまんぼう」で

2017-06-24 12:11:37 | 主菓子とお干菓子
昨日の奈良は今夏の最高気温32.6℃と暑く、夜も蒸し暑さで
なかなか寝付けず、だるーい朝を迎え寝室でだらだらと・・
どんな菓子を作ろうかと思案しますが、時間だけが過ぎ、
時差ぼけ解消に時間のかかる年齢になりました。
今日の自宅稽古は昼過ぎからで大助かり。

やっと体を動かし、出来上がった菓子の名は、
 
今が盛んと咲き誇る紫陽花の別名「よひら」??

四片の小さな花が丸く集まった形から『手毬花』と。
でもオオデマリの別名とも被りますからご注意を。
 
膝小僧抱へる仕種手毬花』 森下康子

奈良で紫陽花寺といえば「矢田寺」そして長谷寺等ですが、
こんな句が詠まれておりました。
高円山の麓の寺の手毬花』 浅井敦子

百毫寺」のことで関西花の寺二十五霊場、第18番札所。
山門の萩が有名なのですが、紫陽花も隠れた名所ですね。

それともう一つ、お出しした焼菓子は、
岡山県井原市の銘菓「やまんぼう」久津間製菓さんです。
 
箱の裏書には、故備前焼作家「藤原啓」氏の言葉が添えられ
中に手造りされた素朴なながーいお饅頭、つぶし餡に栗が入り、
そぼろ生地で巻かれた上に芥子の実が載っており、
甘くなく、パイ様の独特な風味も感じられました。

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