goo blog サービス終了のお知らせ 

気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

雨の中、木槿開花日なのに毛虫と格闘?

2017-07-05 13:03:52 | 季節の花々
台風3号は去りましたが、梅雨末期ではないのに梅雨前線を
刺激して、島根西部地方から広島、北陸から福島にかけ大雨が。
島根県の警報は前線の南下で、昼前には解除されたそうですが、
浜田の昭和58・63年、3年前の広島を思い出し心配になります。

ここ奈良は曇り空から一時は陽も、でも直ぐ雨が降りだし、
雨の中庭に出ると遅かった木槿が咲いており嬉しくなりました。
長月まで3か月ほどは、花に事欠きませんから、安心です。
 
底紅の紅に光れる雨の粒
         十河恭子
この雨にも負けず、蜘蛛はじっとしていました。
蜘蛛も見し木槿の花に酔いしれし』愚句


でもホトトギスの新芽がやられ、大きな糞が・・・

よく見ると、葉の裏に毛虫が二匹隠れており、困ったもので、
慌てて、茎から摘み取り足で踏んでやりました。
雨でも生き物は、せっせせっせと営み続いており、益虫まで殺す
農薬は使いたくないので、ほどほどにお願いします。
お天気さんもですよ!。

茅(ちがや)で

2017-06-20 17:48:20 | 季節の花々
夏越の祓いまで残り十日、お近くの神社では
「茅の輪」を作り始められておりませんでしょうか。
古来その材料は・・・・・
近所の空き地にもみられる、細い葉から白穂を伸ばし、
初夏の風に揺れ動く「茅(ちがや)」です。
茅花茅花みな語らふよ風呼んで
              林翔
 

今日では「茅花(つばな)」というの名で愛されており、
俳句にも詠まれております。
おそろしき迄穂に出る茅花哉
           政岡子規
 
時には白銀に染まり、また朝夕には金色にも見えたりし、
この白穂の姿から「白茅(ちがや)」の字が当てられております。
 
古来、春の若葉に花穂を抜き取って食すと元気が得られるとされ
『万葉集』においては、紀女郎の歌(巻8.1660)で
『戯奴がため吾が手もすまに春の野に
        抜ける茅花そ召して肥えませ』
意味は、
「あなたの為に、私が手を止めないで春の野で採りました
        茅花ですから召し上がって太ってください」
こんな穂になるのでしょうか?


また「茅 」の音通、漢字の同一字音では「智=智恵」に通じ
それで、夏越の祓いには「茅」や「葦」や「薄」などを素材と
して作らた「茅の輪」で「茅の輪くぐり」をして、
罪や穢を祓い心身が清められ、災厄や病気から危れるとされます。
一例をHPからですが、大神神社(三輪明神)と
大神神社
その摂社、率川神社の茅の輪の紹介します。
率川神社2017
お近くの神社はどのような「茅の輪」があるのでしょうか。
30日には、水無月を召し上がり、心を静めてお参りください。

荒れた里山で白花露草と思ったら野博多唐草

2017-06-19 09:10:36 | 季節の花々
里山散策をしていると、住宅地内では気付かなかったことが、
付近の里山があまりにも放置されぱなしなのです。
昨今問題になっているナラ枯れ、カシノナガキクイムシと
いう昆虫が寄生した病原菌「ナラ菌」を木の中に運び込み、
枯らしてしまう伝染病が原因で、ほとんど手つかずでそのまま、

竹林も放置され、竹が込み合い過ぎて枯れ始め、暗くなり
通り過ぎるのも怖いですね。
また田んぼであったところも、蒲(ガマ)が生い茂ったり、
雑草生え放題で、竹が侵入したりしております。
 
民有地ならいざ知らず、奈良県が歴史的景観保護のために
買い入れた里山でも手入れが行き届かず、
何ともひどい状況なのです。
そのため「市街地の里山保全」を目的としてNPO法人
奈良・人と自然の会』が結成され、一例では
「ならやまプロジェクト」も成果を上げられておます。

荒れた里山にも、きれいになれば再び人が入り始め、
子供連れでも安心ですね。

里山散策をしていると、竹林に囲まれた暗い小川の土手に
放置された枇杷の木、少ないですが実も成っており、
  
虫食いもありますが、つい一つ手に取り口に運ぶと
すっぱいーー、でも不思議と懐かしい味に・・・
種を捨てるため、下を向くとツユクサ様の葉に白い花が
小川の一部の川べり、そして土手まで一面に茂っていました。
シロバナツユクサだったら珍しいのですが・・・
  ツユクサ
帰って調べると、残念『ノハカタカラクサ(野博多唐草)』で、
和名通り、野にある博多の唐草という意味で、
葉の縞模様が博多織に似ているところからになりますが、
昭和初期に観賞用として導入された時は、葉に班の入っており、
その後野生化すると班が消失してしまいました。
別名を「トキワツユクサ(常葉露草)」ということは
常緑のツユクサ、帰化植物でも日蔭を好んで生えるんですね。

栗の花と

2017-06-18 07:32:58 | 季節の花々
先日梅雨ですのに、晴れた昼下がり、急に話し出す相方、
”玉葱を収穫したあとにモロヘイヤの種を蒔いたのに、
芽が出ない”とぼやいており、いつのと聞くと3年前の種
それですよ”近くの園芸店まで歩いていきませんか”と
出不精の相方を誘い出し、道を歩きだしますが、暑いって
ブツブツ。アスファルトをしたばかりの歩道を突き破り竹が出て
きており、生命力と同時に家を壊す恐ろしさが判ります。

突然、特有な匂いが鼻をくすぐります。栗の花の匂い
付近には栗の木が見つかりません。不思議なこと?
買い物を済まし、帰りは遠回りになりますがサイクリング道へと
谷筋に降りると、風が爽やかで、ランニングやサイクリングを
されている方々に出会い、廻りもきれいに整備されています。
道から奥の方に「養蜂箱」が数個目にとまりした。

西洋ミツバチさんはどんな花の蜜をとっているのでしょうか?
ありました栗の木が、下には養蜂箱が点々と置いてあります。
ラングストロス式巣箱といわれる)

栗の花は、枝先につけた白い長い花だけと思っていませんか?
それは雄花で、そのつけ根に目立たない5㎜ほどの緑色の
雌花があり、先端の白いところがめしべになります。
 
付近では少量の蕎麦の花など数々の花々が咲いておりますが?

強い匂いがした道の真下付近にまで来ますと栗林がみえました。
 
そしてその下にも当然、養蜂箱が転々と置かれておりました。

栗の花の蜂蜜」どんなお味がするのでしょう。
匂いも独特で(TV番組では野良犬のにおいとの表現される)、
栗の渋みがあり、好き嫌いが分かれますが、
栄養価が高く、鉄分・ビタミン・カルシウムが多く含まれ
フランスやイタリアではお菓子作りには人気のはちみつに。

ところで英語で養蜂箱はbeehive「ビーハイブ」
そういえば、奈良に来てお世話になった方のお店の名前も
「ビーハイブ」奈良店、忘年会をしたことがあったように、
でも奈良では店はなくなってしまいましたが・・・本店は
1951年創業の大阪・天保山にある昔ながらの洋食屋さん
洋食のビーハイブ」、孫と一緒に海遊館も良いかも。
海外、アメリカでは工業化のシンボルなど(あえてふれません)
面白いものには、ニュージーランドの円形の国会議事堂も
そう呼ばれており議会のアドレスもwww.beehive.govt.nzに。

蜂蜜って、洗顔時に洗顔料に混ぜると、つるつる美肌になり、
いいことばかりですが、幼児にはくれぐれも気を付けてね。
また蜂蜜を買ってこなくては!

露草の古名はつきくさ(鴨跖草、月草)

2017-06-14 13:01:53 | 季節の花々
                 (予約投稿です)
梅雨入りの日の話になります。
雨の朝を迎えると、庭の片隅のツユクサに小さな花が。
今年は早く咲いてくれました。
「梅雨入りに遅れじと咲く露草よ」愚句

5月中旬に咲きだした「ムラサキツユクサ」に比べ
ムラサキツユクサ
小振りで、密やかさが良いですね。
茶花に一度は使わせてくださいね。
でもこの雨の中、先客が・・・アリさんが逃げていきます。
 
露草は、茶道大辞典によれば
”別名帽子草・青花・藍花・蛍草・移花。古名「つきくさ」。
 ツユクサ科の一年草。日本原産。草丈約三〇センチ。
 葉は茎の節ごとに付き長卵形または公披針形で平行脈がある。
 葉柄は鞘状で茎を包む。
 六月から九月、編笠状の大形の苞の間に藍色二弁の花を開く。
 午前中に開花、午後しぼむ。”と
このことから、朝露を連想させ「露草」と名付けられた。
古名「つきくさ」は万葉集では「鴨頭草」,「月草」の字が、
中国では花の姿が鴨の堅い足の裏から「鴨跖草(おおせきそう)」
万葉人は花の形状と色から、鴨の丸みを帯びた頭と長い首を想い
跖⇒頭に変え「鴨頭草」とされたといわれます。
万葉人の万物に対する感性の違いなのでしょうか?
こんな歌が詠まれております。
『朝露に咲きすさびたる鴨頭草の日斜なへに消ぬべく思ほゆ』
                (2281 作者未詳)
時の流れが表されておりますね。
「月草」は月が沈む前、朝四時から咲きだしことからで、
『月草のうつろひやすく思へかも我が思ふ人の言も告げ来ぬ』
              (0583 大伴坂上家之大娘)

恋の歌、相聞歌として万葉集では夏の植物として詠まれますが、
現代俳句、歳時記は「秋」、三秋の季語になり、
注意しなけれバいけませんね。
虚子の珍しい恋の歌が詠まれております。
露草を面影にして恋ふるかな

さあお稽古で花にも「露打ち」をしてお迎えしましょう。

南天の花で

2017-06-13 10:26:47 | 季節の花々
水無月になり咲きだした南側の白南天、
南天の花の白さのめでたけれ
           高野素十
『南天』は「難転」に通じるとされ縁起物で、
床柱にも使われますが、現在は多くはイイギリなどの別種、
古くは金閣寺の夕佳亭の床柱に使用されたとの伝承があり
明治の再建では、床柱や板床に細く曲がりくねった南天が
使われております。

我が家は、「南天のど飴」を。フフフ
この南天は、蜘蛛の巣まで利用しておりますね。
余り目立ちませんが、よく見ると黄色い雄しべと
白色の花びらのコントラストが・・・


梅雨に入り、葉の上に残る水滴も・・・
  
雨の翌日には薄雪の如く白色の花が地にこぼれて落ち、
一面に・・・一瞬の出会いでした。
梅花空木のこぼれ落ちた薄い花びらと同じ風情に。
(写真があればよかったのですが・・・)
『南天の花こぼれ落つ雪のよう』
            愚句
奈良では開花時期は6月~7月頃なので、梅雨の季節の花にも
なりますね。
よく見ると、小さな蕾が開くと、花びらは反り返り、
黄色い雄しべが前の方に出て、受粉を誘っているのかも。
そして花びらが落ちると、額の茶色も印象的です。

『南天の花』は、ニッポニカ日本大百科全書によると、
”茎の先に大形の円錐花序をつくり、多数の白色花を開く。
 萼片、花弁とも3枚ずつ輪生し、萼片は多数、花弁は6枚で
 光沢がある。雄しべは6本、葯は縦に裂ける。雌しべは1本、
 子房は1室で2、3個の胚珠がある。”と

正岡子規も詠んでおられます。
南天の実になる花と思はれず』 

でも北側の南天(赤)は蕾の状態で、

楽しみですね。

紫陽花の花で「一期一会」

2017-06-03 14:50:52 | 季節の花々
今朝はうすら寒くて5時頃に目が覚めました。
奈良の最低気温は12.2℃通りで、もう少しと布団にくるまり
ラジオを点け微睡みながら聞いたのは「上野誠の万葉歌ごよみ」
その中で紫陽花から「一期一会」という言葉が流れてきました。
茶会の心得の語源を聞くとは思いもしませんでしたが、
紫陽花の花は、土壌の違いや開花中でも色の変化が見られ、
一瞬の中に美があり、「一期一会」の巡り合い。
  
芭蕉や正岡子規は、紫陽花の七変化を
こんな風にアレンジして詠んでおります。
紫陽草や帷巾時の薄浅黄』  芭蕉
紫陽花やきのふの誠けふの嘘』子規
  
さらにラジオは作家の「川端康成」さんがハワイ滞在中、ある朝、
食堂テラス席のグラスに光が射し込み、煌めく美しさに、
美を認め、「美とは発見である」と・・・   (要旨です)

このことは、川畑康成全集28巻、随筆『美の存在と発見』に
収録されていることが解かり、一部抜書きしました。
”ガラスのコップが朝日にきらめく美しさの発見と感得とを、
 この時ここで、自分の言葉にとどめておきたいといふ思ひも、
 わたくしの心行きだったのでせう。
 どこかよその土地、いつかほかの時間にも、ガラスのコップの
 これと似た美しさは、もちろんありますでせう。
 けれどももしかすると、これとまったく同じ美しさは、よその
 土地、ほかの時間には、ないかもしれないではありませんか。
 少なくとも、わたくしはこれまでに見たことはありませんので、
 「一期一会」と言へるかもしれません。”
                   
実はもう一歳?若かったら、習っていたかもしれません。
というのも昭和47年~52年に中学2年の国語教科書(光村図書)の
『朝の光の中で』にもこの話が収録されていたのです。

朝から良いお話が聴け、自宅稽古の準備をしなくては。
 
お花は、紫陽花(ヤマアジサイ)とホタルブクロを
 
昔はこのホタルブクロに蛍を入れて持ち帰ったのです。
香合の蛍でよろしければ・・・
 
あぢさゐの 下葉にすだく 蛍をば 
    四ひらの数の 添ふかとぞ見る
』藤原定家(拾遺愚草)
奈良の蛍、東大寺の「大仏蛍」も昨晩二匹飛んでいたとかで、
今年は遅れていたのですが、6月中旬には見頃に?
楽しみですね。

楝(あうち)は栴檀(せんだん)

2017-06-02 19:40:23 | 季節の花々
一年前の記事へのアスセスが・・・(恐れ入ります)
今日二日は「光琳乾山忌」、京都では『光琳乾山忌茶会』が
昨年伺った嵯峨野、広沢池畔での行き届いたおもてなし、
お道具の素晴らしさ等、印象的な茶会を思い出しました。

琳派といえばこの尾形光琳(1658~1716)を代表とされますが、
同時代を生きた『明誉古磵』(1653~1717)を御存知ですか?
「古磵」は浄土宗僧侶で、画僧として京都や奈良で絵画制作を行い、
『古画備考』や『和漢名画苑』にその名が記されております。
現在その名を知る人は多くなく、今年の5月23日が没後300年目、
晩年に塔頭の地蔵院に逗留され、所蔵作品の一番多い薬師寺さんの
協力のもと、初めての展覧会が蛙股池の畔にある「大和文華館」、
特別展「没後300年 画僧古磵」展で、7月2日(日)まで開催中。

拝見すると、紙本著色仏画や社寺縁起絵巻はいうに及ばず、
軽妙な筆使いの水墨画、版本の挿図まで多岐にわたっており、
来週には学芸員の解説を聞けますので、詳細は後日に。
入り口

昨年より遅れ23日に開花したササユリを主に紹介します。
早くも駐車場からのエントランス登り口にもササユリが
上ると満開の石楠花の反対に谷側にササユリの群落が
  
そして本館前にも鉢植えのササユリが飾られております。
 
さあ満開?になったササユリ(笹百合)の群落はどうでしょうか?
見頃とは聞いていたのですが、少ないですね。
  
まだ蕾もちらほらと

「木漏れ日にさゆぐササユリ重たげに」
               愚句
来週訪れますが、どうなるのでしょうか。
栴檀の花は今が満開ですが、地味なのでしょうか気が付かず、
皆さん下を見るばかりで素通りです。

栴檀のことを、『万葉集』では(あうち)として歌われています。
大伴書持次の歌で、17巻、3410
『珠尓奴久 安布知乎宅尓 宇恵多良婆
        夜麻霍公鳥 可礼受許武可聞』
『玉に貫く安布知を家に植ゑたらば
        山霍公鳥はなれず来むかも」
訳は、玉に通す楝を家に植えたなら、
    山ほととぎすは途絶えることなく来るだろうか

今日も保安林からウグイスの声に混じり、ウグイスに托卵する
夏鳥のほととぎす(時鳥)「テッペンカケタカ」の声が。

思い出しました。拝見しているブログ「うたことば歳時記」に
佐佐木信綱さんが作詞された唱歌「夏は来ぬ」が紹介され
『卯の花の匂う垣根に 時鳥早も来鳴きて
            忍び音もらす夏は来ぬ』と
空木の群落
来週の終わりには梅雨入りかも・・・こんな予報もあり、
「夏は来ぬ」季節が過ぎて行くのが早くなりました。
齢を重ねると・・・

イタチハギの尾っぽから

2017-05-25 20:22:30 | 季節の花々
奈良は本降りの雨で夜が明け、お出かけに躊躇しましたが
やっと九時ごろには小雨になり、出かける気になりました。
道を歩いていると、本当に蒸し暑く嫌な梅雨の足音が・・・
若草山から春日原生林に湧き立つ水蒸気です。


先日、道際を歩いていると、
見たこともない変な植物、帰化植物?
黒紫色の蕾が槍のように天に向かって延びており、
 
基部にはもう黄色の花が多数咲いておりました。

調べると、北米原産の帰化植物『イタチハギ』、
和名の由来は、イタチの尾に見立てたと云う説もあり
別名は葉の様子がエンジュに似ておりクロバナエンジュと。
1912年に観賞用として韓国から移入し、その後
蓮華で有名な窒素固定能力が注目され、
荒れ地でもよく育ち、成長も早いため、道路等の
法面緑化に役立ったが、野生化し日本全国へ広がっています。
外来生物法では要注意外来生物に指定に留まっています。

『いたち・鼬』で思い出したことが、
25年ほど前、自宅で鶏を三羽飼っていたことがあります。
3年間ほどは毎日のように卵を産んでくれましたが、
ある日、夜に鶏が騒ぐのです。
朝になると、一羽がいなくなっておりました。
鶏小屋の戸締りを厳重にしましたが、
数日後、また夜中に騒ぎだし、慌てて駆けつけると
夜目に光る二つの目が、と思う間もなく逃げ去りました。
犯人はニホンイタチでした。
でも一度目をつけられると、どこから侵入するのか?
美味しい卵を食べることができなくなりました。
石上神宮の鶏さんたちみたいに、飛べたらよかったのに!
石上神宮
昔のことを思い出す年齢になりました。
でも知らないことばかり、何事も勉強ですね。

ニガナとブタナ

2017-05-24 13:50:27 | 季節の花々
五月なのに四日も30℃を超える真夏日が続きましたが、
今日は朝から曇り空で、昼過ぎから小雨との予報、
この雨は明日まで続き、久しぶりの恵みの雨になります。
5/24⇐5/18
先日の話です。
明日・明後日と初めての中間試験になる居候の孫、
一生懸命英語の単語を覚えようとしており、お手伝いに、
発音を聞かせようと古い電子辞書を出しますが、
ウントモスントモ、電池切れ!
単4電池、あったはずなのですが?、犯人はあのひとだけ

次の日に散歩を兼ね、歩いて大手電機量販店へ
遊歩道では、ソメイヨシノの桜の木に実が赤く色づき
小鳥が啄みにやって来ました。
久しぶりのメジロですが、あっという間にどこかへ。
 
実は犯人がおりました。
近くの欅の木の上からじっと様子を伺うヒヨドリが
私がカメラを向けても横を向くだけで、ふてぶてしいこと。
 
買い物でした。歩を進め下に目を向けると
人工のせせらぎも、夏の太陽で輝いており、
ヒメジオンが太陽に向かって花を咲かせていました。
 
そして淀みには、生まれたばかりなのでしょうか
小さなアメンボーが日差しを避けています。

さらに歩を進め、
10日ほど前、一面に『ニガナ』が咲いていた一画では、
今は、ニガナは時期が過ぎ、『ブタナ』が優位に
5/12⇒5/21
5/12⇒5/21
『ブタナ』はタンポポに似た花を咲かせ、別名も
「タンポポモドキ」といいますが、この変な名前の由来は
フランスでの俗名を訳すと「ブタのサラダ」からだそうです。 
この一画、もうすぐ『ネジバナ』がでてくるはずですが、
今年はどうなることでしょうか。

買ってきた単4電池を入れるとちゃんと発音し、
さらに、おせっかいついでに単語カードまで買ってきました。